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産後のママの過ごし方。帝王切開や二人目・三人目の産後に意識していたこと
産後の過ごし方が知りたいママもいるかもしれません。帝王切開や2人目の出産をした場合などは、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。今回の記事では、産後のママの過ごし方や二人目や三人目の産後の過ごし方で意識したこと、産後に上の子のお世話をするときの工夫をママたちの体験談を交えながらご紹介します。
産後のママの様子
産後6週から8週が経過するまでの時期は、産褥期とよばれています。出産したママの体を回復させるための大切な期間とされているようです。
産後は赤ちゃんのお世話に追われたり、出産のときの体の疲れがなかなか抜けないと感じるママもいるかもしれません。帝王切開で出産した場合は、産後の過ごし方について気になることもあるでしょう。
ママたちはどのようなことを意識しながら、産後を過ごしていたのでしょうか。
産後のママの過ごし方
赤ちゃんを出産し、産院を退院してからどのような過ごし方をすればよいのか気になることもあるかもしれません。ママたちに、産後はどのような過ごし方をしていたのか聞いてみました。
しっかり食事をする
「産後は出産の疲れを感じることが多かったです。早く体力を回復させたかったので、毎日3回の食事をきちんととるように意識しました」(30代ママ)
「母乳をあげていたので、産後はお腹が空きました。野菜や肉、魚、牛乳などいろいろな食事をバランスよく食べていました」(30代ママ)
体力の回復や授乳していることを意識して、しっかり食事をとるようにしていたママがいるようです。実家に里帰りをしているときは、母親が栄養が偏らないような献立を考えて、食事を作ってくれたというママの声もありました。
家事は控えめにする
「産後は体を休めることを第一に考えたかったので、家事はできるだけ控えていました。夫が家にいるときは、できるだけ協力してもらいました」(30代ママ)
「母から、『産後は家事よりも自分の体を大切にして』といわれました。赤ちゃんが寝ているときは、家事をするのではなく、私も赤ちゃんといっしょに休むようにしていました」(20代ママ)
産後の体に負担をかけないように、家事は控えめにして、十分な休息をとるようにしていたママもいました。赤ちゃんのペースにあわせて、いっしょに横になる時間を作ると、産後もしっかりと体を休めることができるかもしれません。
産後すぐの外出はさける
「産後は体力が落ちているように感じたので、1カ月健診が終わるまでは、外出を控えていました。どうしても外出が必要なときは、短時間で用事を済ませるようにしました」(30代ママ)
「産後は体を休めたかったので買い物に出かけませんでした。かわりに、ネットスーパーを利用して買い物を済ませていました」(20代ママ)
普通分娩や帝王切開、分娩方法問わず、産後すぐの頃は、外出を控えるようにしたママもいるようです。夫に買い物を頼んだり、食材の宅配サービスを利用したりすることで、外出しなくてもよいようにしていたというママの声もありました。
帝王切開の傷のケアをする
「帝王切開で出産しました。傷は引きつれるような感じはありましたが、痛みはほぼありませんでした。日ごろから保湿をする、かゆみが強いときは冷やすなどしてケアしていました」(30代ママ)
帝王切開で出産したママは、産後に傷口のケアをしながら過ごすことが多いようです。傷口に下着のゴムが当たると痛むので、深履きのマタニティショーツを履いていたという声もありました。
二人目や三人目の産後に意識したこと
一人目の産後の過ごし方と比べ、二人目や三人目の産後は、自分が思うように休めないと感じるママもいるかもしれません。ママたちは、どのようなことを意識しながら二人目や三人目の産後を過ごしたのでしょうか。
産後だということを忘れない
「二人目を出産した後は、上の子のお世話もあったので産後も動き回っていました。体調を崩したことをきっかけに、赤ちゃんのお世話の合間は休むようにするなど、産後を意識した過ごし方を心がけました」(20代ママ)
「二人目のときも三人目のときも、ゆっくり休んだり、しっかり食事をとったりと、産後ということを忘れずに毎日を過ごしていました。そのおかげか、産後の回復もスムーズでした」(30代ママ)
二人目や三人目の場合も、産後であることを忘れずに、一人目の産後と同じような過ごし方を意識したというママもいました。二人目以降の産後だと、子育てには慣れているという気持ちや上の子の相手をする時間も大切にしなければと考えるママもいるのではないでしょうか。無理をしないように、体を休める大事な時期だという意識ができるとよいかもしれませんね。
すべて一人でやろうとしない
「赤ちゃんや上の子のお世話、家事などを一人でやるのは大変だと思い、夫に協力してもらいました。家にいる間は夫が上の子のお世話をしてくれたので、私は赤ちゃんのお世話に集中できました」(30代ママ)
「子どもが増えたことで育児が大変になりましたが、一人でやらなければと考えると大変に感じてしまうことがありました。夫も育児に慣れていたのもあり、二人目や三人目の産後は、進んで協力してくれたので気持ちも楽になりました」(30代ママ)
赤ちゃんや上の子のお世話、家事など、すべてを一人でがんばりすぎないよう意識したママもいるようです。二人目や三人目の産後は、赤ちゃんのお世話を上の子が手伝ってくれて助かったというママの声もありました。すべてを一人で抱えすぎないように意識できるとよいかもしれませんね。
産後に上の子のお世話をするときの工夫
二人目や三人目の産後に、ゆっくり休みたいと思ったときなど、上の子のお世話はどうしたらよいのか悩むママもいるかもしれません。ママたちはどのような工夫をしていたのでしょうか。
祖父母に預ける
「近くに私の両親が住んでいたので、二人目の産後は、両親に上の子を預けることがありました。その間、私は赤ちゃんのお世話に集中したり、休息をとったりすることができてよかったです」(30代ママ)
祖父母が近くに住んでいる場合や、里帰りした場合など、上の子を祖父母に預けたママがいるようです。上の子の幼稚園への送迎を、近くに住む夫の両親にお願いしたというママの声もありました。
一時保育を使う
「二人目を出産したとき、上の子はまだ保育園には通っていませんでした。上の子と遊びながら赤ちゃんのお世話もするのは大変だったので、週に2回ほど近くの保育園の一時保育を利用しました」(20代ママ)
二人目や三人目の産後に、保育園などの一時保育を利用して、上の子を預けたというママもいました。子どもも、大きな園庭で走り回ったり、園児たちと遊んだりと楽しそうだったので、一時保育を利用してよかったというママの声もありました。
ファミリーサポートを使う
「ファミリーサポートを利用して、上の子の幼稚園の送迎をお願いしていました。子どもが幼稚園にいっている日中は、赤ちゃんのお世話に集中できました」(30代ママ)
ファミリーサポートを利用して、上の子の幼稚園や保育園の送迎をお願いしたママもいるようです。ファミリーサポートを利用したいときは、産後に慌てることがないように、妊娠中から申し込みなどの手続きをしておくとよいかもしれません。
産後の過ごし方は無理をしないことが大切
しっかりと食事をとることや、無理をせずに体を休めることを意識して産後を過ごしていたというママたちの声がありました。普通分娩や帝王切開など、分娩方法によって、過ごし方が変わることもあるようです。
二人目や三人目の場合は、上の子がいることでつい無理をしてしまうママもいるかもしれません。産後は体力を回復させるための大事な期間だということを忘れずに、無理をしない過ごし方ができるとよいですね。