こちらの記事も読まれています
5カ月、9カ月、1歳の夜泣きや夜の授乳はいつまで?寝る時間を確保するには
夜に子どもが泣くたび授乳をしているけれど嫌がることもあり、寝不足がいつまで続くのか不安を抱えるママもいるのではないでしょうか。夜泣きと授乳の関係は生後5カ月・9カ月・1歳でそれぞれ違いがあるようです。「寝る時間が取れない」と悩むママたちのために、体験談や対策をまとめてみました。
夜泣きの始まりはいつ?
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別なく泣いて授乳を求めることが多いかと思います。
しかし、離乳食を始めた5カ月~9カ月ごろから、夜中に起きても授乳を嫌がりいつまでも泣き止んでくれない赤ちゃんが現れるようです。これが「夜泣き」の始まりなのかもしれません。
アンケートを取ったところ、ほとんどの赤ちゃんが夜泣きを経験しているようです。5カ月・9カ月・1歳と月齢によって、授乳との関係や夜泣きの原因にも違いがあるようです。
そこで、5カ月以降の赤ちゃんを月齢ごとに区切り、夜泣きの原因や授乳との関係、ママたちがどう乗り越えてきたかをお届けします。
生後5カ月~8カ月
授乳の間隔
個人差はありますが、このころから離乳食を始める赤ちゃんが多いようです。
授乳のタイミングを食後に合わせたり、新生児のころと比べると1回の哺乳量が増えるので授乳の回数そのものが減ってくるようです。平均的な授乳間隔は(朝・離乳食後×2回・夕方・寝る前)などの昼間4~6回。夜間は1~2回くらいと言われています。
夜泣きの乗り越え方
この時期の赤ちゃんが夜に泣いてしまうのは、まだ授乳サイクルの一環かもしれないので、寝る前の授乳が足りているかをまず確認しましょう。
それでも起きてしまう場合は、暑い寒いなど何か嫌がるものがないか、離乳食の量が足りているかなど他の可能性をチェックしましょう。少しづつ、授乳間隔を伸ばしていけたらよいですね。
生後9カ月~11カ月
授乳の間隔
離乳食が少しずつ進んで腹持ちが良くなり、授乳の間隔は開いていくと思います。とは言っても、離乳食は赤ちゃんそれぞれの体調やペースがあるので焦らずに進めていきましょう。
平均的な授乳間隔は(朝・離乳食後×3回・寝る前)などの昼間3~5回。夜間は0~1回くらいと言われています。
夜泣きの乗り越え方
授乳間隔が伸び、5~6時間は飲まなくても平気などの生活リズムがついてきたら「起床時間の〇時間前にお腹いっぱい飲ませて寝かせる」など、逆算して寝る時間を確保しているママがたくさんいるようです。
授乳以外に原因があるな、と感じたときは一度起こして水分を取らせる、抱っこや身体をトントンしてスキンシップを図る、部屋の中を散歩する、などの対処をしているママが多かったです。
なるべく優しくつき合ってあげたいものですが、無理のない範囲でと思います。筆者はどうしても疲れているときなどは「いつまで続くんだろう」と不安になることがありましたが、隣で寝ているうち、息子もつられて眠っていました。授乳を嫌がるときやママが辛いときは、パパの協力が仰げるとよいですね。
生後1歳~
授乳の間隔
離乳食から幼児食に移行し、授乳を求めない子どもも出てくるようです。
卒乳についてはお子さんの性格・ママの体調や方針などを優先して、無理なく考えていけると良いですね。授乳の間隔については1日で0回、5~6回の子どももいるなど、個人差の大きく分かれる時期だと思います。
夜泣きの乗り越え方
1歳からは、昼間思いっきり遊ばせて適度に疲れさせていくのがいいようです。
授乳を止めた途端、夜まとめて眠るようになったという意見も多くありました。断乳・卒乳は夜泣きを抑える有効な策なのかもしれませんが、スキンシップを図りたい・欲しがるうちは満足させてあげたい、などの理由であえて授乳期間を延長する方もいるようです。
1歳を過ぎてからは「お水(飲みたい)」「抱っこ」など子どもから要求してくることもあるので、それぞれのご家庭に合った方法で乗り越えられると良いですね。
夜泣きはいつか終わります
5カ月・9カ月・1歳、ほとんどの赤ちゃんが夜泣きを経験しているようです。何をしても泣き止まず、嫌がるわが子といつまでもつき合うのは大変だと思いますが、時期に応じた対策をして、少しでも寝る時間を作れたらいいですね。
でもどのママも「夜泣きはいつか終わる」といっていました。それぞれの家庭のやり方や関係性に合った夜泣き対策や授乳のペースがつかめたらいいですね。