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授乳時間の目安や間隔。長い・短い場合や寝てるときはどうする?記録をとっていたママたちの体験談
多くのママにとって授乳は大きな悩みの種の一つ。「授乳時間や間隔の目安はどれくらいかな」「うちの子の一回の授乳時間は長い?短い?」「寝てる場合も起こして授乳させなきゃいけないの?」と気になることも多いですよね。今回は、授乳を経験した先輩ママたちの体験談をもとに、授乳時間や間隔について考えてみました。
みんなはいつ授乳していた?授乳時間の間隔や頻度の目安
授乳をしていると、平均的な授乳の間隔や頻度の目安が気になりますよね。
先輩ママたちはどのくらいの頻度や間隔で授乳していたのか、それぞれ聞いてみました。
ママの都合でランダムに授乳
「起床時とお風呂あがり、就寝時(添い寝しながら授乳)は決まっていましたが、それ以外は子どもが欲しがるときや、こちらが寝かしつけたいときなどランダムにあげてました。いつもお風呂、授乳、寝かしつけのパターンでしたね。
生後0~7カ月ぐらいまでは1日15回ぐらいあげてました。時間や間隔はその日によってバラバラ。離乳食を開始した7カ月~2歳ぐらいまでは、ご飯後と寝るときに飲ませていることが多かったので、1日4~7回程度でした」(20代ママ)
泣くたび、欲しがるたびに
「私の場合は完全に母乳で育てることを目指していたので、生後0~2カ月頃は泣くたびにあげており、1日10回以上でした。3~5カ月になると、午前2時、午後3時、夜寝る前、夜間などリズムは整っていたので、1日7~8回くらいでしたね。
生後6カ月からは離乳食をあげ始めたので徐々に授乳を減らし、食事後と寝る前と夜間が中心でした。
1歳~2歳には普通の食事になったので授乳は減りましたが、おっぱいへの執着がひどかったので、日中は5,6回くらいはあげていました。あとは寝る前と夜間は1回くらいです」(30代ママ)
時間を決めて、授乳の間隔をコントロール
「私は育児と家事を効率的にこなしたかったので、いつも決まった時間に授乳するようにしていました。生後3カ月くらいまではリズムがなかなかつかめなくて苦労しましたが、安定してくると、2時間おきくらいにあげていました。
時間配分がしっかりと決まることで、自分の時間が作りやすくなったり、誰かに預けやすくなったのが良かったですね。あと、子どもの体調の変化にも気づくことが増え、お医者さんに相談するときも具体的に示せるようになりました」(30代ママ)
生後0~3カ月は、2~3時間ほどの間隔で一日に10回以上あげていたママが多かったです。
生後3~6カ月は、約3~4時間くらいの間隔で一日に7~8回ほどの頻度になるようです。
また離乳食が始まると、さらに授乳の間隔と頻度は減っていく傾向にあります。
授乳の頻度や間隔は、子どもやママの体調、ミルクか完母かによっても差があります。それぞれのペースを知って、ママと子どもに合わせたスタイルを見つけるのがよいでしょう。
1回あたりの授乳の時間は長い?短い?ママたちの体験談
1回当たりの授乳時間が、いわゆる「遊び飲み」をして長い場合や、ときには思ったよりも短い時間で授乳が終わってしまうと、不安になることもあるでしょう。
以下では、授乳の時間が長い・短いと感じたママたちの体験談をご紹介します。
1時間の授乳で、長いと感じたママ
「私の場合、1時間くらいあげ続けることもありました。『もしかして遊び飲みしているのかな?』『母乳の量が十分に出ていないのかも』と心配になることもしばしば。
そこで病院に相談したところ、『寝るまであげていて大丈夫』と声をかけてもらえてホッとしたのを覚えています。それからは長い授乳の時間を、束の間の休憩時間として気楽に過ごしていましたね」(40代ママ)
5分の授乳で短いと感じたママ
「娘が生後間もなくの頃は、5分くらいで飲むのをやめてしまうときがありました。授乳時間が短いと、次の授乳までの時間の間隔が狭くなり、1時間に一度くらいのペースで授乳するようになってしまいました。
授乳のリズムを整えるために、欲しがって泣いたときには別の方法であやしたりしましたね。また、飲む力が十分でなくて疲れやすい様子だったので、飲みやすい姿勢や哺乳瓶に変えてみたりもしました」(20代ママ)
多くのママに聞いた結果、新生児の場合の1回当たりの授乳時間は、左右合わせて20分前後のようです。成長するにつれて、授乳時間や頻度も少なくなっていく傾向にあります。
あくまで目安ですので、ママの体調や子どもによって差があります。どうしても心配でしたら一度専門家に相談してみるとよいかもしれません。
授乳のために、寝てるところを起こす?起こさない?
いつもの授乳の時間になっても、気持ちよさそうに眠っているわが子を見ると、授乳のためにわざわざ起こすべきか迷いますよね。
そこで起こしていたママと、起こさなかったママに、それぞれ取っていた対応を聞いてみました。
生活リズムを整えるため、起こす
「私は決まった時間に授乳していて、そのリズムを崩したくなかったので、寝てる場合でも起こすタイプでした。起こし方としては、体を触ったり優しく声をかけていました。
上手くいかないときもありましたが、続けることで授乳のサイクルが安定して、生活の管理がしやすかったですね」(30代ママ)
成長が順調だったので、起こさない
「私は特に息子を起こしていませんでした。
体重の増え方が順調だったのと、おなかが空けば自然と起きるだろうと思ったので、わざわざ起こしてまで飲ませる必要はないな、と判断しました。
息子が寝ている間は『休憩できるチャンス!』と考え、自分の体を休ませる時間にしていました」(30代ママ)
子どもの体調やママの都合に合わせて、起こすかどうかを決めるのがよいかもしれませんね。
子どもの起こし方としては、足裏を触ったりおむつ替えをして起こすというママもいました。色々な起こし方を試してみて、わが子に合った起こし方を見つけてみてください。
授乳の記録をつけて、生活リズムを整えよう
ノートでわかりやすく丁寧に記録
自分で用意したノートの他に、病院からもらったバーティカルノート、保育園の連絡帳に授乳時間を記録しているママも多いみたいです。どんな様子だったか、こんなことがあったなど育児日記のように書いてみるのも楽しくなりそうですよね。
アプリで便利に記録、管理
最近では、スマホやパソコンで育児を管理するママも増えているみたいです。アプリで管理する場合、いつでも手軽に入力・確認が可能になります。また、単なる記録機能だけでなく、時間の通知機能もある便利なアプリも配信されているので、賢く便利に使ってみてもよいかもしれませんね。
授乳の時間や間隔の管理は、気負わず柔軟に
授乳をしていると、どうしても時間や頻度の目安が気になしますよね。
また、記録した時間通りにいかないと不安になったり、寝てるわが子を起こすかどうか迷ってしまうこともあるかもしれません。
けれど、授乳には赤ちゃん一人ひとりに個性があります。ママの体調や仕事も大切にしながら、子どもに合った授乳のリズムを見つけてあげられるとよいですね。