5歳、6歳、小学生はどんな遊びが好き?おもちゃを使った外遊び

5歳、6歳、小学生はどんな遊びが好き?おもちゃを使った外遊び

保育園や幼稚園のなかでも最年長になる5歳、6歳の子どもは、春を迎える時期には学校での勉強が新小学生としてはじまります。運動能力も向上し、集団遊びも楽しめるようになってくる頃ですよね。天気の良い日には、外に出て太陽の光を浴びながら外遊びを満喫したいもの。今回は、5歳から6歳、小学生までの子どもが好きなおもちゃを使った外遊びをご紹介します。

外遊びのメリット

遊ぶ友だちができる

近所の公園に遊びに行くと、何人かの子どもがすでに遊んでいることがありますよね。5歳ともなれば、親や兄弟と遊ぶより同年代の友だちと遊ぶ方が楽しいと感じる時期なのでしょうか。初対面でも、いっしょに遊び始めることもあります。

室内では少人数でしか遊べませんが、外では大人数の友だちとも遊べることが外遊びの大きなメリットのひとつですよね。


ルールを学ぶことができる

鬼ごっこやかくれんぼ、けいどろ、ドッジボールなど外でお友だちと遊ぶときには、ルールを守って遊ぶ必要が出てきます。最初はルールがよくわからなくてまごついている子どもも、子ども同士教えあって、いつの間にかいっしょに笑いあって遊ぶ姿を見ることも。外遊びを通してルールを知り、ルールに従って遊ぶ方法を学んでいく姿は頼もしいですよね。


家の中ではできないダイナミックな遊びを楽しむことができる

外では、家の中ではできないダイナミックな動きを伴う遊びをすることができます。水遊びや砂場遊び、かけっこ、ジャンプなど、室内では体験できない遊びですよね。季節によって異なる日光や風を感じながら、外遊びならではのダイナミックな遊びを楽しんでみてください。

おもちゃを使った外遊び

ボール

柔らかいものや固いもの、小さいものから大きなものまでボールにはさまざまな種類があります。小さいうちは、大きくて柔らかいボールをコロコロ転がす程度の遊びになりますが、5歳、6歳、新小学生くらいに成長すると、小さいボールを使ってキャッチボールをしたり、大きいボールを蹴ってサッカーを楽しんだりすることができますよ。


シャボン玉

シャボン玉で遊ぶ子どもたち
KPG_Payless/Shutterstock.com

いくつになってもシャボン玉は人の心をとらえるもの。キラキラ輝くシャボン玉は何度やっても飽きませんよね。どれだけ大きいシャボン玉が作れるか、どれだけ高くまでシャボン玉を飛ばせるかを競いあったり、シャボン玉を追いかけっこする遊びもおすすめです。


凧揚げ

風のある日、河原や広くて電線のない場所などに凧を持って出ると楽しいですよ。凧の本体を持って走り、風をつかまえたところで凧本体をを離し、紐を持って高いところまで凧を揚げる。単純ですが、練習と技術が必要な遊びです。


フライングディスク

柔らかいものや固いものなどの種類があるフライングディスク。5歳、6歳、新1年生には、柔らかい方が安全かもしれませんね。投げてキャッチするだけのシンプルな遊び道具ですが、飽きない遊びでしょう。


竹馬

棒に足場がつけられた竹馬。バランス感覚が鍛えられる昔ながらの外遊び道具です。足場の高さを低い場所から高いところまで調節しながら長く遊ぶことができますよ。

乗り物を使った外遊び

自転車

三輪車から卒業し、自転車を練習し始める5歳、6歳、新1年生。誕生日のプレゼントに自転車を、と考えるママもいると思います。公園であれば、遊びながら練習できるのでよいですよね。ヘルメットやサポーターをつけて安全に配慮しながら遊ばせるとよいでしょう。


キックスケーター

キックボードで遊ぶ子ども
Purino/Shutterstock.com

片足をボードに乗せて、ハンドルを握り、もう片方の足で蹴って滑るキックスケーター。デザインや機能の異なるたくさんの種類が販売されています。子どもが気に入るものを選んであげたいですね。

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外遊びのポイント

大人は見守る

室内に比べてダイナミックな動きで遊ぶ外遊びでは、子どもにケガはつきもの。安全には配慮しながら、あまり手をだしすぎず、子どもの挑戦を見守りたいですね。


さまざまな人とふれ合う時間をつくる

外に出ると、ほかの子どもやその保護者、ペットの散歩中の人などさまざまな人と出会います。挨拶をしたり、いっしょに遊んだりと、さまざまな人とふれ合う時間を大切にしたいですね。


子ども同士のケンカをすぐに仲裁しない

大人数でルールに従いながら外遊びをしようとすると、しばしばケンカが起きることがありますよね。ケンカは、社会性を身につける上でも重要なことだと言われています。子ども同士のケンカをすぐ仲裁しようとせず、見守ることが大切かもしれません。


ほめることを忘れない

トイレや着替えなど、自分の身の回りのことが自分でできるようになる5歳、6歳、新1年生。自分で靴を履くだけでもほめられていた2歳、3歳の頃とは違って、ほめられる機会が減ってくる時期とも言うことができます。外遊びに出たときも、友だちに譲ることができたときや挨拶ができたときなど、積極的にほめていきたいですね。

外遊びの体験談

子育てしているママたちに、外遊びしたときの感想を聞いてみました。

「6歳の誕生日に自転車を買いました。いきなり公道で乗り始めるのは怖いので、しばらくは公園で遊ばせることに。自転車の前に、ペダルのない二輪車で遊んでいたので、思ったよりもすんなり乗ることができました。公園内をぐるぐる走り回って楽しそうでした」

「5歳の頃、近所の商業施設内にあるトランポリンにはまっていました。何人かのお友だちといっしょに、汗だくになりながら延々ジャンプして遊んでいましたよ」

「小学1年生のとき地元の野球クラブに入り、外遊びといえばキャッチボールや野球ばかりしています。近所にある大きめの公園に行くと、事前に誘いあうわけではなくても友だちが遊びに出ているので、夕方まで野球をして遊んでいます」

「家のなかとはまた異なる生き生きした子どもの表情が見られた」と感じたママが多いようです。

おもちゃを持って外遊びをしよう

笑顔で走る子ども
KPG Payless2/Shutterstock.com

5歳、6歳、新1年生にもなると、親子だけではなく友だちと遊ぶ時間も楽しめる時期でしょう。みんなで遊べるおもちゃを持って外に出て、明るい日光の下で、しっかり体を動かせるとよいですね。

2017年12月14日


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