シャボン玉液の作り方。砂糖や洗濯のりを使った方法や100均のものを使った楽しみ方

シャボン玉液の作り方。砂糖や洗濯のりを使った方法や100均のものを使った楽しみ方

シャボン玉を子どもといっしょに手軽に、安全に楽しみたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では基本的なシャボン玉液の作り方、洗濯のりや砂糖、グリセリンを使った作り方、余ったシャボン玉液の捨て方や100均を活用したシャボン玉の楽しみ方についてご紹介します。

シャボン玉液の作り方

シャボン玉を作るための液を、シャボン玉液やシャボン液というようです。シャボン玉液を簡単に、安全に手作りできれば、ちょっとした時間にも、子どもといっしょに手軽にシャボン玉を楽しむことができるかもしれません。

そこで今回は、家庭にあるものを使ったシャボン玉液の簡単な作り方や、シャボン玉を作る際の注意点について調べてみました。


シャボン玉液を作るときに用意するもの

シャボン玉液を作るときには、以下のものを用意するとよいようです。

・台所用洗剤、石けん
・水かぬるま湯
・シャボン玉液を入れるプラスチック容器
・シャボン玉液を混ぜる棒

台所用洗剤や石けんは、無添加のものなどさまざまな種類があるので、安全性に注意しながら選ぶとよいかもしれません。水かぬるま湯は使い切れるくらいの適量を用意しましょう。固形や粉末状の石けんなどを使う場合は、水よりぬるま湯のほうが溶けやすいようです。

シャボン玉液を入れるプラスチック容器は、口が狭い容器よりは風呂桶のような広めのものが遊びやすいかもしれません。シャボン玉液を混ぜる棒は、公園に落ちている木の棒や、わりばしなどでも十分でしょう。


シャボン玉液の作り方の手順

シャボン玉の作り方
iStock.com/Jamakosy

シャボン玉液の作り方の一例をご紹介します。

(1)洗剤10mlとぬるま湯200mlを容器にいれます。洗剤が少なすぎるとシャボン玉がすぐ割れたり、膨らまなかったりする場合があります。

(2)わりばしなどを使って混ぜます。このとき、シャボン玉液を泡立てすぎないようにゆっくりとよく混ぜましょう。

洗剤とぬるま湯の分量はあくまで目安なので、調整しながら作るとよいでしょう。子どもがある程度大きくなったら、洗剤をどれくらい入れたら、すぐに割れないシャボン玉液ができるのか、実験しながら作るのも楽しいかもしれませんね。


シャボン玉液を作る際の注意点

シャボン玉液は石鹸や洗剤を使用するので、子どもの口や目にシャボン玉液が入らないように注意しましょう。洗剤などには別のものを混ぜると化学反応を起こす場合もあるようなので、洗剤の成分や性質、安全性などを確認するとよいかもしれません。

割れにくいシャボン玉液の作り方

シャボン玉液の作り方で洗濯のりと砂糖を使った作り方を、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。洗濯のりや砂糖を材料として混ぜると、シャボン玉が割れにくくなるといわれています。

砂糖や洗濯のり、グリセリンを使ったシャボン玉液の作り方の一例をご紹介します。


砂糖を使ったシャボン玉液の作り方

砂糖を使ったシャボン玉液は、下記の分量で作れるようです。

・水またはぬるま湯 200ml
・台所用洗剤 50ml
・砂糖 25g

水またはぬるま湯の中に砂糖を入れて混ぜ、砂糖が溶けたら台所用洗剤を入れてよく混ぜると、砂糖を使った割れにくいシャボン玉液ができあがるようです。

砂糖を溶かすときは、ぬるま湯を使うとよく溶けるでしょう。砂糖は、ガムシロップやはちみつなどでも代用してもよいかもしれません。


洗濯のりを使ったシャボン玉液の作り方

100均やドラッグストアなどで市販されている洗濯のりを使ってシャボン玉液を作ってみましょう。洗濯のりをシャボン玉液に混ぜると、より柔軟性のあるシャボン玉の膜ができシャボン玉が割れにくくなるようです。

・水またはぬるま湯 400ml
・洗濯のり 100ml
・台所用洗剤 50ml
・砂糖 25g

シャボン玉を作る成分で重要なのは洗剤の界面活性剤と言われているので、シャボン玉がじょうずにできない場合は洗剤を足すとよいでしょう。


グリセリンを使ったシャボン玉液の作り方

グリセリンを混ぜると、シャボン玉の持ちがよくなるようです。布の上に落ちても割れないシャボン玉や大きなシャボン玉を作りたいときにぴったりでしょう。

・水またはぬるま湯 100ml
・台所用洗剤 15ml
・グリセリン 15ml

グリセリンはドラッグストアで手に入るので、手軽に作ることができそうですね。

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100均のものでシャボン玉を楽しむ

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100均のシャボン玉液

100均のものは、容量が多いシャボン玉液や、こぼれにくい容器に入ったシャボン玉液など使い勝手のよいシャボン玉液もあるようです。子どもの年齢や人数などに合わせて、100均のものを購入するのよいかもしれませんね。


シャボン玉専用のおもちゃ

画像
© hanapon1002 - Fotolia

100均にはシャボン玉で遊ぶためのおもちゃも販売されています。かわいいデザインだったり、大きなシャボン玉や大量にシャボン玉を噴射するものだったり、中には電動式のシャボン玉専用のおもちゃもあるようです。子どものお気に入りのものを見つけて購入するのもよいかもしれませんね。

シャボン玉液の捨て方と保管方法

遊び終わったシャボン玉液をどうしたらよいか迷うこともありますよね。遊び終わったシャボン玉液の捨て方や保管方法を調べてみました。


シャボン玉液の捨て方

シャボン玉液は、水で薄めて排水口に流すのが一般的なようです。液体が入ったままごみ袋に捨てると、中身が漏れ出してしまうこともあるので、容器と中身は分別するとよいでしょう。

各自治体ごとに捨て方など異なる場合もあるようなので、問い合わせてみると安心かもしれません。


シャボン玉液の保管方法

余ったシャボン玉液の保管方法に迷うこともあるのではないでしょうか。シャボン玉液は、気温や湿度の影響で割れやすくなることもあるようなので、直射日光や、高温になるような場所以外に保管するとよさそうです。

ただし、シャボン玉液は、保管状況によって、状態が変化してしまうこともあるようなので、長期間使う予定がない場合は、ママ友や知り合いの子どもに譲ったりしてシャボン玉液をなるべく早く使い切るとよいかもしれません。

シャボン玉を安全に楽しもう

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iStock.com/eli_asenova


シャボン玉液は、台所用洗剤や石けんなど、家庭にあるもので簡単に作れることがわかりました。シャボン玉液を安全に作るためには、使う洗剤の成分や性質をよく理解した上で使うとよいでしょう。

洗濯のりや砂糖、グリセリンを使ったシャボン玉液の作り方を参考に、子どもいっしょに大きくて割れにくいシャボン玉を作るため、試行錯誤してみるのもおもしろいですね。

シャボン玉液の捨て方や保管方法に迷ったときには、ママ友や子どもがいる家庭の方などに譲るのも、ひとつの方法かもしれません。100均なども活用しながら、子どもと安全に楽しくシャボン玉が楽しめるとよいですね。

2018.06.12

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