1歳の外遊び。できる運動やおもちゃ遊び、夏場の注意点

1歳の外遊び。できる運動やおもちゃ遊び、夏場の注意点

2017.07.25

子どもが1歳になり自由に動き回るようになると、外で遊んでみようかな?と思うママも多いのではないでしょうか。外でいろいろな体験をして、子どもの反応を見てみたい!1歳の子どもを持つ筆者もそのうちの一人です。どんな外遊びがあるの?何に気を付ければよいの?外遊びと注意点をチェックして、外でしか出会えない子どもの笑顔を見にいきましょう。

1歳の外遊び

1歳の子どもは、日常のさまざまなことを遊びながら学んでいるようです。「え?こんなことで笑うの?」と感じる場面がいくつもあるのではないでしょうか。お友だちといっしょに何かをすることは難しいかもしれませんが、見たり聞いたり触ってみたり、1歳ならではの楽しみ方がありますよ。


お散歩

歩くだけで楽しいのかな?と疑問に思うママもいるかもしれませんが、その心配はありません。お外にいるだけで子どもにとってはどれも新鮮です。

「ヒマワリが咲いてるね、黄色くて大きなお花だね」「パン屋さんがあるよ、美味しそうな匂いだね」などと、筆者は季節を感じてもらえるような話しかけをしています。少しでも子どもが反応してくれたら、ママにとっては嬉しいですよね。

子どもが歩けるようでしたら、ぜひ思い切り歩かせてみてください。足から感じる感触に興奮するのではないでしょうか。


水遊び

夏の時期しかできない水遊びも、子どもに体験させてあげたいですよね。お風呂でぱちゃぱちゃ遊んでいても、外でやるとまた違う反応をしてくれるかもしれません。


・ビニールプール


手軽に楽しめるビニールプールは、夏の定番外遊びです。暑さをやわらげることができますし、お風呂と違って洋服や水着を着たまま感じる水は、子どもにとって特別な体験になるのではないでしょうか。

ビニールプールは芝生やマットの上など、転んでも衝撃を抑えてくれる場所の上に敷き、溺れないよう注意しながら楽しんでみてください。


・色水遊び


プールに入るには少し寒いかな?と思ったら、公園などで色水遊びを試してみてはいかがでしょう。筆者が保育園の先生から教えてもらったやり方をご紹介します。

1.透明なペットボトルを用意

2.オシロイバナなどのお花を摘む

3.ペットボトルに水とお花をいれて蓋をし、思いきりふる

3つの手順で、透明な水にきれいな色がつきます。色が出やすいオシロイバナで紹介しましたが、アサガオの花や葉でも楽しめるそうです。

色が出にくい場合、指で潰してからペットボトルにいれてみてください。ビニール袋でも代用できるそうですよ。

自然に触れられるのも、色水遊びならでは。花や色水を誤飲しないよう気を付けて、楽しんでみてください。


砂遊び

水遊びと同じくらい定番の砂遊びも楽しめる時期だと思います。砂の独特な感触に興味をもちながら裸足で楽しむのもいいかもしれません。水を注いで泥を作るのも、子どもにとっては大実験です。カラフルな砂遊び用具は砂場によく映えるので、もしかしたら好きな色を見つけられるかもしれませんね。

1歳児は幼児期の子どもと比べ、砂が目や口にはいる可能性がとても高いです。砂場で一人にならないよう、ママも隣で見守りながら遊ぶのがよいかと思います。

1歳のおもちゃ

ボール

ボール遊び

ボールが転がる様子を見るのも、楽しい遊びの一つです。キャッチボールは難しいかもしれませんが、いっしょにボールを追いかけて運動するのもよいでしょう。


シャボン玉

子どもの前でシャボン玉を吹いてみるのはいかがでしょうか。誤飲の恐れがあるので子どもが吹くのは危険ですが、触れると消えるシャボン玉は1歳の子どもにとっては不思議なものとして映るでしょう。


三輪車

長く遊べる三輪車も人気のおもちゃの一つです。ペダルをこぐのが難しい1歳の子には、後ろから大人が押せるタイプのものがよいでしょう。自分の足で車輪を動かせるので、ベビーカーとは違う感覚で楽しめるのではないでしょうか。

こちらの記事も読まれています

外遊びの注意点

外で思い切り遊ぶためには、どんなことに注意したらよいのか、子どもの安全を守るために気にしておくべき注意点をまとめてみました。


目を離さない

基本的なことですが、1歳の子どもは0歳児と比べいろいろなことが出来るようになっています。塀をよじ登って転落したり、道におちているゴミを拾って食べようとしたり、ヒヤっとする場面も多いです。目を離さずにそばでいっしょに遊んでみるのがよいかと思います。


服装

夏の外遊びでは肌着と帽子を身につけるのがよいようです。あまりに暑いと、肌着を着せずにTシャツだけがいいのかな?と思ってしまうかもしれませんが、肌着がないと汗の吸収が遅く、蒸れて暑く感じるそうです。

帽子も夏の外遊びでは必須アイテム。子どもは大人と比べ体温が若干高いとされていますので、熱中症対策として子どももママもいっしょに被っておでかけしましょう。


周りの環境

公園などで遊ぶときには、車と人の往来に注意しましょう。遊び場に日陰があるかもポイントです。子どもが遊びに夢中になってしまっても、こまめに水分補給をとって日陰で休み、体温を下げるよう心掛けると安心です。

夏は特に暑さが厳しいので、日中の外遊びは避けたほうがよいかもしれません。比較的涼しい午前中の早い時間や夕方の時間に外出するのが体にはラクな環境といえるでしょう。

外遊びを楽しもう

外遊び

夏の時期だと激しい運動が心配になるママも多いと思いますが、外遊びには家の中では体験できない刺激がたくさんあります。1歳ならではの遊びや楽しみ方で、素敵な思い出を増やしていきましょう。

2017.07.25

外遊びカテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。