子どもと楽しむ手遊び。春夏秋冬の季節を感じられる遊び歌とは

各年齢別で楽しむためのポイントを紹介

子どもと楽しむ手遊び。春夏秋冬の季節を感じられる遊び歌とは

子どもと楽しめる手遊びについて、どのようなものがあるのかや、楽しむためのポイントが気になる方もいらっしゃるかもしれません。今回の記事では、子どもといっしょに楽しめる春夏秋冬を感じられる手遊びや、ママたちがおこなっている各年齢別の手遊びの工夫について体験談を交えてご紹介いたします。

子どもと手遊びを楽しみたい

万歳している1歳くらいの女の子
leungchopan/Shutterstock.com

子どもとの生活のなかで、手遊びを取り入れてみたいと思ったことのあるパパやママもいるかもしれません。ママたちはどのようなときに手遊びを取り入れたいと感じているのでしょうか。

1歳児ママ
1歳児ママ

病院での待ち時間など、ちょっとした隙間時間に子どもと手遊びで遊べたらよいと思いますが、どんな手遊びがあるのか知りたいです。

2歳児ママ
2歳児ママ

絵本を読む前やお風呂の前などに手遊びを入れて、気持ちの切り替えができたらよいなと思います。子どもの暮らしに身近な題材を扱った手遊びには、どのようなものがあるのでしょうか。

手遊びは道具がなくても手軽におこなうことができるので、おもちゃを持たずに外出したときや隙間時間に取り入れてみたいと感じているママもいるようです。手遊びにはさまざまなものがありますが、季節が感じられる手遊びを知りたいという声も聞かれました。

子どもとやってみたい季節を感じられる手遊び

子どもといっしょにできる季節を感じられる手遊びには、どのようなものがあるのでしょうか。ママたちが子どもと楽しんでいる季節の手遊びを聞いてみました。


4歳児ママ
4歳児ママ

春になるとキャベツの手遊びを子どもといっしょにしています。握りこぶしをキャベツに見立て、一匹ずつ青虫が出てきて最後にちょうちょになるという展開がとても素敵です。

2歳児ママ
2歳児ママ

娘はチューリップの手遊びが大好きです。とくに「ならんだ ならんだ」の部分が好きですが、大きな声で「ならんら~」と歌っているところがとても微笑ましいです。

春の植物や生き物を題材にした手遊びを楽しんでいるというママの声が聞かれました。チューリップが並んで咲いている様子を見に、子どもといっしょに公園に行ったというパパもいるようです。


3歳児ママ
3歳児ママ

3歳の息子はかき氷を題材にした手遊びが大好きです。ゴリゴリ氷を削る様子や、食べて頭がキーンとする歌詞など私もいっしょになって楽しんでいます。息子は夏祭りにかき氷屋さんの前でも歌っていました。

かき氷やそうめんなどは夏にぴったりの手遊びですね。この他に雷の手遊びを取り入れたママからは、雷の音を聞いた子どもが「かみなりどんがやってきたよ!」と嬉しそうに話していたという声もありました。


4歳児パパ
4歳児パパ

秋はどんぐりや栗などが登場する手遊びをよくやります。息子はすごい速さで腕を回してどんぐりが転がる様子をやってみせてくれるので、勢いよく池に落ちる様子を想像すると思わず笑ってしまいます。

3歳児パパ
3歳児パパ

娘は焼き芋の手遊びが大好きです。お腹が鳴るところや、「あちち」と焼き芋を熱がるところは表情も変化して、いっしょにやっていてとても楽しいです。最後のじゃんけんは、足を使ってじゃんけんをすることもあります。

秋の自然物や食べ物、生き物を題材にした手遊びを楽しんでいるパパやママがいました。公園で拾ったどんぐりを手の上で転がし、実際の様子を観察して楽しんでいる子どももいるようです。


1歳児ママ
1歳児ママ

子育てセンターのクリスマス会で、糸巻の手遊びの歌詞を替えて、クリスマスバージョンで楽しみました。動きも簡単ですし、「できたできた」という歌詞から後の部分をサンタさんの帽子やサンタさんのめがねをつくって、子どもといっしょにクリスマス気分を味わえました。

いつもの手遊びも、歌詞をかえることで季節感のある手遊びになるようです。冬はクリスマスやお正月、節分といったイベントにちなんだ手遊びを取り入れたという声が聞かれました。

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【各年齢別】手遊びを楽しむための工夫

ウクレレを弾くパパと周りで楽しむ家族
szefei/Shutterstock.com

ママたちは手遊びを楽しむためにどのような工夫をしているのでしょうか。手遊びを楽しむコツを各年齢に分けてご紹介いたします。


0歳から2歳

1歳児ママ
1歳児ママ

赤ちゃんの頃から手遊びを取り入れ、小さな頃は手遊びを楽しむというよりも、スキンシップを目的にしていました。指先でこちょこちょをして子どもを笑わせたり、子どもの体にふれたりすると、私も気持ちが穏やかになります。

2歳児ママ
2歳児ママ

2歳の息子はグーチョキパーを手遊びで覚えました。動きと歌が連動しているので、「グー」がどういう手の形か、子どもも覚えやすかったようです。

年齢が小さい頃は、わかりやすい動きの手遊びを楽しんでいたという声が聞かれました。動きをオーバーに見せたり、明るい声を出したりすると、子どもも楽しそうだと感じるパパやママもいるようです。


2歳から4歳

3歳児ママ
3歳児ママ

幼稚園に通い始めてから、おべんとうの手遊びがお気に入りです。中に入れるおかずの部分を子どもが好きなおかずに替えて歌ってあげると、とても喜びます。

2歳から4歳の子どもは、それ以前に比べるとやや難しい動きもできるようになってきたと感じるママが多いようです。おべんとうやバス、動物など、生活に身近な題材の手遊びを取り入れると子どもも喜びそうですね。


4歳から6歳

6歳児と5歳児のママ
6歳児と5歳児のママ

姉妹で手遊びに夢中になっており、2人でおこなう複雑な手遊びを楽しんでいます。どんどんスピードを早くして、成功した2人の満足そうな顔を見ていると、私も嬉しくなってしまいます。

年齢が上がると、子ども同士で手遊びを楽しむこともあるかもしれません。複雑な動きを取り入れたり、スピードを早めたりして、より難易度をあげて楽しんでいる親子もいるようです。数字に関する手遊びや英語の手遊びを取り入れたところ、遊びながら楽しく覚えることができたというパパやママの声もありました。

子どもといっしょに手遊びを楽しもう

お母さんといっしょに遊んでいる男の子
szefei/Shutterstock.com

子どもといっしょに、季節の食べ物や生き物が題材になった歌など、春夏秋冬が感じられる手遊びを楽しむママやパパもいるようです。手遊びは各年齢によっても楽しみ方に違いが見られることがあるようなので、子どもの成長にあわせて楽しみ方を工夫していけるとよいですね。

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2019年12月03日


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