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生後8カ月は旅行デビューにおすすめ!持ち物リストや宿選びのポイント
お座りが安定してくる生後8カ月ごろの赤ちゃんは、旅行デビューにおすすめの時期です。この記事では、生後8カ月頃の赤ちゃんとの旅で快適に過ごすための持ち物や、交通手段、旅先での注意点をご紹介します。赤ちゃんとの旅行を通じて、家族の思い出作りはもちろん普段育児に奮闘するママやパパがリフレッシュできるとよいですね。
生後8カ月の赤ちゃんと旅行はできる?
明確な基準はありませんが、赤ちゃんの旅行デビューは首すわりや腰すわりが安定してくる生後5~8カ月ごろが多いようです。あまり早い時期だと、赤ちゃんの夜泣きなどによりかえってストレスを感じてしまうことも。赤ちゃんの様子を見ながら、無理のない範囲で旅行先や旅程を組むことが大切です。
生後8カ月ごろの赤ちゃんとの旅行でおすすめの交通手段
生後8カ月ごろの赤ちゃんは一人座りが安定してくる時期ではありますが、乗り物によってはパパやママの膝上での乗車になることも。乗り物別のポイントを解説します。
飛行機
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生後8カ月の赤ちゃんが初めて飛行機に乗る場合は機内の音や気圧の変化で驚いてしまうことがあるかもしれません。赤ちゃんは自力で耳抜きができないため、耳がいたくならないよう大人がサポートしてあげましょう。離陸や着陸時はおしゃぶりやミルクを与えるのが効果的です。赤ちゃんが寝ている場合は耳抜きの必要はありません。そのほか、グズり対策にいつも使っているお気に入りのおもちゃやおやつがを用意しておくのもよいでしょう。
航空会社によっては、子どもにおもちゃをプレゼントしてくれたり、絵本の貸し出しサービスをしてくれたりすることもあるようです。また夜間のフライトの場合、赤ちゃん用の簡易ベッド「バシネット」の用意がある場合も。バシネットを使用する場合は座席の位置が限られているため、事前に確認しておきましょう。
新幹線・電車
新幹線や電車は、時期や時間帯によっては非常に混むためラッシュのタイミングは避けるのがおすすめです。新幹線の場合、授乳などに使用できる多目的室がある場合が多いため、多目的室が近い車両を予約しておくのがポイントです。電車の場合、車内にトイレがない場合も多いため乗車前におむつ替えをしておきましょう。
赤ちゃんは原則として運賃はかかりませんが、座席を1人で利用する場合はこども料金が必要になります。
車
車は赤ちゃんの様子に合わせて移動できることや荷物を積めるため、おすすめの乗り物です。一方で、6歳未満の子どもはチャイルドの着用が義務付けられているため、普段車に乗り慣れていない赤ちゃんの場合グズってしまうリスクがあります。赤ちゃんが飽きないようにおもちゃやDVDを用意するとよいかもしれません。
一般的に車酔いは2歳ごろから始まるとされているため生後8カ月の赤ちゃんであればあまり心配はいりませんが、念のため着替えやビニール袋などを用意しておくとよいでしょう。
生後8カ月ごろの赤ちゃんと旅行する際の持ち物リスト
旅行中に必要な持ち物をリストアップしました。下記のほか、季節や旅行先に合わせてカスタマイズしてみてください。
- オムツ・おしりふき
- 離乳食
- 粉ミルク・液体ミルク・哺乳瓶
- スタイ・エプロン
- マグ
- ベビーソープ
- 赤ちゃん用歯ブラシ
- カトラリー
- 着替えの服
- パジャマ
- 母子手帳・保険証
- ベビーカー
- 抱っこひも
- チェアベルト
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赤ちゃん連れに優しい宿を選ぶのもおすすめ
ホテルや旅館によっては、赤ちゃんがいるファミリー向けプランなどを用意していることがあります。外出しなくても宿の施設内に遊ぶ場所が充実していたり、赤ちゃん用のアメニティや離乳食などの用意があったりすることも。このような宿泊先を選ぶと、荷物を減らせるためパパやママもストレスなく旅行を楽しめますよ。
事前に確認しておきたい宿泊先のチェックポイント
生後8カ月ごろの赤ちゃんは、あまり動かない子もいればハイハイでいろいろなところに行ってしまう子もいるでしょう。落下や衛生面を考慮し、和室もしくは和洋室のお部屋がおすすめです。加えて、下記のポイントに注意して宿を選びましょう。
エレベーターの有無など、移動の便利さ
生後8カ月ごろの赤ちゃんはほとんど抱っこやベビーカーでの移動が基本となります。古い旅館などではエレベーターがなかったり、導線が悪かったりするケースもあるため、事前にチェックしておきましょう。予約の際、備考などを記載する箇所があれば「ベビーカー使用のため、スロープやエレベーターへの導線がいい部屋を希望します」などと事前に伝えておくと配慮してもらえるかもしれません。
ベビーベッドやベビーガードの有無
宿によっては和室のプランがないケースもあるでしょう。寝ている間にベッドから落ちてしまわないようベビーベッドの貸し出しやベビーガードの有無を確認しておくことが大切です。できればベッドを壁付けにしてもらうなどのお願いをしておくのもよいかもしれません。
風呂付客室・貸し切り風呂の有無
生後8カ月ごろの赤ちゃんと旅行をする際は風呂付の客室や貸し切り風呂がある宿を選ぶのがおすすめです。まだおむつが取れていないため、不特定多数の人が入浴する大浴場には入れないケースが多いからです。客室のお風呂や貸切風呂のほうがパパやママもプライベートな時間を楽しめますよ。温泉宿を選ぶ場合、泉質によっては赤ちゃんが入らないほうがいいケースもあるため、事前にチェックしておきましょう。
生後8カ月の赤ちゃんとの旅は事前の準備をしっかりと
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生後8カ月の赤ちゃんと旅行する場合、持ち物の準備や宿の確認をしっかり行っておくとよいようです。普段と環境が変わるため、お気に入りのおもちゃや絵本などを用意しておくと、赤ちゃんも安心してくれるかもしれません。また、子どもがいるファミリー向けの宿もあるようなので、上手に利用して快適な旅にしたいですね。