子どもとの休日。ママたちにきく、家族で本当に楽しめるお出かけスポット

子どもとの休日。ママたちにきく、家族で本当に楽しめるお出かけスポット

休日、子どもとの遊び場をどこにしようかと悩む親御さんは多いのではないでしょうか。せっかくなら親子で楽しめるスポットに行きたいですが、子連れでのお出かけは、場所探しや準備など、正直大変なところもありますよね。今回はママたちのアンケートをもとに「家族で本当に楽しめるお出かけとは?」について考えていきたいと思います。

「家族とのお出かけで、一番楽しかった思い出は?」

このテーマで先輩ママたちにアンケートを取ったところ、以下のような特徴が見えました。

走る子ども
ANURAK PONGPATIMET/Shutterstock.com

自然体験やテーマパークへのお出かけが人気

自然体験が楽しかったと回答する方が非常に多かったです。海や山、公園などの自然に触れることでリフレッシュできた、「こんなにたくましい子だったんだ」など子どもの新たな一面を知ることができた、という意見がたくさん上がりました。

次に人気のお出かけスポットはテーマパークでした。どちらも非日常を味わえる遊び場というのがポイントのようですね。


親も楽しんでいる

子ども向けの施設に行くのも良いと思いますが、大人も楽しめそうなお出かけが多かったです。もしかしたら子ども以上に?親が楽しんでいる姿が見えました。

どうしてこのような結果が出たのか?家族のお出かけを楽しくするコツは何か?ママたちの体験談をもとに読み説いていきたいと思います。

家族のお出かけを楽しくするコツ

ストレスをなるべく減らす

「楽しいお出かけにするため、あまり遠出をしないようにしています。子どもが小さいと荷物も多くなるし、帰りも遅くなるし、日常生活に支障がないよう無理をしないというのが大切かなと考えています」(30代1児のママ)

子どもとのお出かけは楽しい反面、大変なことも多いです。貴重な休日にママやパパがストレスを感じていてはもったいないですよね。


親も楽しめる場所を選ぶ

「ウチは毎年、夫が子どもたちを連れて星を見に行っています。東京ではありえないような満点の星空に子どもたちは大興奮。家に帰ってからもキラキラした笑顔で感想を語ってくれます。夫自身も子どもの頃、親に連れて行ってもらったそうで、同じ感動を味わわせたいという想いがあるようです」(40代3児のママ)

「休日、母といっしょに3世代で日帰り温泉に行きました。初めて見る広いお風呂に娘は大喜び。なかなか会えないおばあちゃんと、ゆっくり遊べて楽しそうでした。私も少しだけ母に子どもを預けて英気を養うことができました」(20代1児のママ)

子どもだけでなく大人も楽しむ。これも子連れお出かけを成功させる大切なポイントだと思います。


子どもががんばる姿を見れる

「交通公園が大好きな息子。最初は自転車のペダルを漕ぐことさえできなかったのに、今は得意げに乗り回しています。子どもが何かを達成していく姿を見ると、じんわり胸が熱くなります」(30代1児のママ)

「家族で休日に行った海が本当に楽しかったです。最初は泣いていましたが、苦手だった波を今年は克服することができました。思い切り走り回って泳いだり、大声を出したり、リフレッシュになりました」(30代2児のママ)

お出かけに何か目的があると、達成したときに大きな喜びを得られるようです。ひと気のない自然のなかなら、そこまで周囲の視線を気にしなくて良いというのも、子連れの遊び場として人気なのかもしれません。


家族みんなが笑っている

シャボン玉と子ども
ziggy_mars/Shutterstock.com

「優しいパパが大好きな娘。『パパにあげるんだ』と言って、近所の遊び場で蝉の抜け殻やお花を一生懸命集めていました。お土産をもらったパパも本当に嬉しそうでした」(20代2児のママ)

「公園でシャボン玉をふいてあげたら大喜び。ケラケラ笑いながら追いかけ、食べようとしていました。その姿が可愛くて、癒されました」(20代1児のママ)

お出かけを楽しむには、子どもが生き生きしていることと、それを見守る親の心の余裕が必要なのかもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

こんなお出かけはいかがですか?

ママたちの体験談を踏まえて、ちょっと目線を変えた、楽しそうなお出かけ方法を提案してみたいと思います。


ひとつの場所をじっくり楽しむ

公園ならテントを張って1日中遊ぶ、博物館なら気に入った展示を心ゆくまで眺めるなど、ひとつの場所をじっくり楽しむことで満足感を得られるのではないでしょうか。

プールなら「〇m、泳げるまでがんばる」など目標を決めて、達成するまでがんばってみるのも良いかもしれませんね。

お出かけの下調べを子どもとしたり、帰ってからは思い出を絵で描いてみるなど、前後に工夫を入れるのもおすすめです。お出かけの思い出がより色濃く残るかと思います。


非日常を探す・演出する

遠出が難しいときは、身近なお出かけでも、ちょっとした工夫で非日常を演出することはできると思います。

例えば買い物ひとつでも、ただ物を買うのと「みんなで作る特製カレーの材料を買いに行こう!」と目的を持って行くのでは大きく意味合いが変わってくるかと思います。

登山のお出かけを、忍者ごっこと称して行くのも楽しそうです。筆者宅ではなるべくお出かけに自転車を使い、さまざまな街の風景を楽しんでいます。地域のお祭りや素敵なお店など、偶然の出合いに恵まれることも多いです。


親の思い出の場所に連れていく

星空を親子で見に行くという体験談を聞いて、親の思い出の場所に子連れで行くのも良いなと感じました。自分が子どものころ楽しかった思い出があれば、子どもにより魅力を伝えられるでしょう。パパママの小さいころの姿を知るのは、子どもにとっても意外と嬉しい経験になるのではないでしょうか。


共同作業イベントに参加する

親子そろって参加できるボランティアや農業体験、アートワークショップなどに参加するのはいかがでしょうか?地域の情報誌を眺めると、親子向けのイベントが載っていることもあります。共同作業で深くコミュニケーションを取ることで、子どもの思わぬ一面が見られるかもしれません。

親子や家族がそろえば、お出かけも楽しめる

喜ぶ子ども
ANURAK PONGPATIMET/Shutterstock.com

休日の子連れお出かけというと、遠出をしたり、人気スポットに足を運んでおかなきゃいけないのかな?という考えが浮かんでしまうこともあります。でも実は、特別なプランを立てることより、何気ないお出かけを家族いっしょに楽しめることが重要なのかもしれません。

子どもといっしょにいろいろな場所や遊び場に足を運び、充実した親子の時間を過ごしていただけたらと思います。

2017.11.18

おでかけカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
あつまれ子どもたち!住宅展示場で遊んで学べる無料イベント開催!

仕事に育児に家事に忙しい毎日では、子どもといっしょに遊ぶ時間をなかなか作れないですよね。遠くのお出かけにも連れて行ってあげたいけれども余裕がなかったり、「本当はもっといろいろな体験をさせてあげたいのに…」と感じているママ・パパもいるかもしれません。 そんな悩みを抱えているママ・パパにおすすめしたいのが、ハウジングステージで開催している数々のイベント。 親子がいっしょに楽しむことができるイベントが盛りだくさんで、笑顔いっぱいの思い出が作れることでしょう。