パートの面接での自己PRの仕方。履歴書に書いたことや面接で心がけたこと

仕事にブランクがあるとき

パートの面接での自己PRの仕方。履歴書に書いたことや面接で心がけたこと

パートで働きたいと考えたとき、履歴書や面接の自己PRをどのようにしたらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。この記事では、仕事にブランクを持つママや、販売業から事務職へなど未経験の職種に挑戦するときの自己PRの仕方について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

パートで働きたいときの自己PRはどうしている?

ママのなかには、パートで働きたいけれど自己PRをどのように書いたらよいのか悩んでいる方や、長いブランクがあって自分の強みがわからない方もいるかもしれません。

実際に、事務や接客業などのパートに応募する際自己PRの仕方について、ママたちに聞いてみました。

ママたちが履歴書の自己PR欄に書いたこと

書類を書く女性
leungchopan/Shutterstock.com

パートに応募するとき、ママたちはどのようなことを自己PRとして履歴書に書いたのでしょうか。ママたちの体験談をご紹介します。


過去の仕事経験

20代ママ
20代ママ

私は過去に接客経験があったので、お客さまとコミュニケーションをとるのが得意なことや、笑顔で人と接することができることを自己PRに取り入れ、応募する仕事に活かしたいと考えていることを書きました。

他にも、転職によってさまざまな仕事を経験したことを「多くの人と接することで広い視野が身についている」「一つの考えにとらわれず、柔軟な発想ができる」という強みとしてアピールしたママもいました。

過去の仕事経験は企業に具体的なエピソードを伝えやすく、職場でどのように役立てるかイメージしてもらいやすいかもしれませんね。


PTAや地域での活動

30代ママ
30代ママ

子育て中は、地域のママたちといっしょに子育てが楽しめる環境を作ろうと思い、月に2回、育児サークルを開催していました。その経験をパートの自己PRとして、ゼロから立ち上げて企画や運営をしてきたことを強みと考えていると書きました。

子育て期間中に経験したPTA活動や地域活動などを自己PRに取り入れたというママがいました。

他にも、専業主婦が長くブランクもあったけれど、PTA活動で何度かリーダーを務めたなかで、保護者のさまざまな意見をまとめた経験を強みとしたアピールしたママもいるようです。


特技や趣味

30代ママ
30代ママ

私は子どものころから家族の食事を用意することが仕事だったので、たくさんの人のための食事を手早く作ることが得意です。保育園の給食調理員のパートに応募するときの自己PRとして、決められた時間で大人数の食事を作れる特技があることを書きました。

子どもの頃からの特技を自己PRにしたというママもいるようです。自分が普段何気なくやっていることや趣味のなかにも、仕事につながることとしてアピールできることがあるかもしれません。


今後の意気込み

30代ママ
30代ママ

経験のない職種に応募するときの履歴書に、自己PRとして未経験職種ではあるが、ぜひこの会社で働きたいと考えていること、1日でも早く技術を身につけ、会社の役に立ちたいと考えている旨を記入して意気込みを伝えました。

応募する企業で働きたいと思う熱意や、スキルアップしたいという意欲など今後の意気込みを自己PRに書いているママがいました。仕事に役立つ資格取得にむけて現在勉強しているという旨を書いたママもいるようです。

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面接で自己PRを伝えるときのポイント

面接を受ける女性
Dean Drobot/Shutterstock.com

自己PRを面接で伝える場面で、ママたちはどのような点に気をつけているのでしょうか。


業種にからめて説明する

30代ママ
30代ママ

児童館のパートに応募しました。子どもと関わった経験をアピールしたいと思い、面接の自己PRでは、子どもたちに向けて読み聞かせや学校支援ボランティアを経験してきたことを伝えました。

応募するパート先の会社がどのような人材を求めているかをリサーチし、自己PRではその業種に関連する内容を伝えたというママがいました。

業種に関係する内容をアピールすることで、面接担当の方に即戦力として期待できるという印象を持ってもらえるかもしれませんね。


わかりやすくシンプルに伝える

40代ママ
40代ママ

自己PRを伝えるときは、結論から先に述べて、その根拠をあとに付け足すようにすると、相手にも伝わりやすいと感じています。面接での自己PRは、長すぎると間延びして何を伝えたかったのかわかりにくくなるので、1つに絞って話すことを心がけました。

限られた面接の時間のなかで、わかりやすくシンプルに伝えることを心がけたというママがいました。

話し方もわかりやすさにつながると考えて、相手が聞き取りやすいように発声や話すスピードにも気をつけ、事前に練習したというママもいるようです。


具体的なエピソードや数字を入れる

30代ママ
30代ママ

面接で自己PRをするときは、根拠となるエピソードや具体的な数字をいれて説明すると、伝わりやすいと感じます。ただ「パソコンが使えます。」と言うだけではなく、幼稚園のバザーで広報誌を作った、地域の総会資料作成を行ったなど、具体的な事柄を入れました。

自己PRをする内容には、根拠となる具体的なエピソードを入れているというママがいました。仕事経験のなかでの売り上げや従事した年数など、数字を提示できると、よりインパクトを与えられる自己PRになるかもしれません。

ママたちが履歴書に書いた自己PRの例文

実際にママたちが履歴書に書いた自己PRの例文を、シーン別でご紹介します。


他の業種で働く場合

「新しいことにチャレンジしたい気持ちが強く、子育て期間もパソコンに関連する資格や簿記2級取得に向けて勉強しています。事務の仕事は初めてですが、以前の販売業で培った笑顔とコミュニケーション力で、1日でも早く皆様のお役に立てればと思っています。」

未経験の職種に応募するとき、過去に得たスキルのなかで活かせるものを具体的に書いたママがいるようです。取得を目指している資格がある場合、資格名を具体的にあげると、即戦力として働きたいと考えている気持ちがより伝わりそうですね。


ブランクがある場合

「子育てと並行して地域でのボランティア活動、役員の仕事など、優先順位を決めて効率よく動くことを意識しながら毎日をすごしてまいりました。子育て期間の長いブランクはありますが、早くお役に立てるようがんばりたいと思います。」

ブランクをあまりマイナスととらえず、ブランク中の経験を活かした自己PRをしているママがいました。体験を仕事に結びつけて自己PRに書くことがポイントのようです。

自信をもって自己PRをしよう

スーツ姿の女性
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パートの履歴書を書くときや面接を受けるとき、自己PRを工夫しているママがいることがわかりました。

販売から事務職など未経験職種にチャレンジするときや、仕事に長くブランクがあるなどの場合でも家事や育児のスキルや応募する仕事への意気込み、子育て中に培ったコミュニケーション力などを自己PRとしているママもいるようです。

自身を改めて見つめなおし、自信をもって自己PRできるとよいですね。

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