パートと子育ての両立をするための工夫。探すときの条件や面接対策など

志望動機の書き方と面接のポイント

パートと子育ての両立をするための工夫。探すときの条件や面接対策など

パートを始めたいと考えたとき、子育てや家事とパートを両立できるか不安に感じたり、志望動機をどのように書けばよいか悩むママもいるでしょう。子育て中にパートを探すときの条件、志望動機を書くときに気をつけること、面接時のポイント、両立するための工夫について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

子育て中のママがパートを探すときの条件

ママたちに、パートを探すときに重視した条件について聞きました。

30代ママ
30代ママ

小さい子どもがいるので、短時間勤務ができるところを探しました。

30代ママ
30代ママ

子どもが幼稚園から帰ってくるまでの時間内で探しました。

20代ママ
20代ママ

体を使う仕事だと疲れてしまって家事や子育てとの両立ができないと考えたので、デスクワークであることを重視しました。

30代ママ
30代ママ

子どもが大きくなったときに、正社員やフリーで働こうと思っているので、パート時代のキャリアが無駄にならないよう、子どもが大きくなっても続けられる職種を条件としました。

子育てや家事と両立しやすいことを条件に、パートを探すママが多いようです。今後のキャリアを考えるママは、仕事内容を選ぶ基準としてもよいかもしれません。

履歴書の志望動機を書くときに気をつけること

履歴書と職務経歴書
© nutria3000 - Fotolia

ママたちは、履歴書の志望動機を書くときに、どのような点に気をつけたのでしょうか。


子育てを強調しない

育児中のママは、子育てのことを考えて仕事を選ぶことが多いと思いますが、「育児中でも働きやすそうだから」などといった志望動機を正直に書くことは避けましょう。

自分の強みや前職の経験がどう活かせるのかなどを伝え、その上で子育ての事情を混ぜるとよいですね。


できることを具体的に書く

志望動機には、なぜその会社に勤めたいと思ったかを明確にし、入社したらどのような仕事がしたいかを具体的に書くとよいようです。資格がある、土日祝日の勤務ができるなど強みがある場合は志望動機に書いてアピールできます。


伝え方を工夫する

働きたい気持ちが伝わりやすいように工夫して志望動機を書くとよいでしょう。「家から近い」という理由で仕事を選ぶママも多いと思いますが、「家から通いやすい距離なので、長く勤めることができます」と書いた方が働きたい気持ちが強く伝わるかもしれません。

こちらの記事も読まれています

パートの面接時のポイント

パートの面接時のポイントをママの体験談を元にご紹介します。


子育てのことを伝える

30代ママ
30代ママ

保育園の都合があるので、面接時に勤務時間について伝えました。

保育園や幼稚園に通う小さな子どもがいるママは、働ける時間や残業について面接時にしっかり話しましょう。子どもが病気になったときは病児保育を利用するのか、仕事を休むのかなどについても事前に考えておくとよいですね。


質問の答えを準備する

30代ママ
30代ママ

聞かれそうな質問の答えを事前に考えておき、面接時にきちんと答えられるように準備しました。

パパに協力してもらい面接の練習をしたといママがいました。ただ受け答えをするのではなく、自分がやりたいことと会社の方針が本当にマッチしているかどうか擦り合わせるような感覚で話すように意識したという声もありました。


立ち振る舞いで好印象を与える

笑顔の女性
iStock.com/D76MasahiroIKEDA
30代ママ
30代ママ

滑舌よく、笑顔を心がけ、印象がよくなるように気をつけました。

そのほかにも、まず結論を伝えて簡潔に話すように意識したり、おどおどしないように気をつけたという声も集まりました。話し方や立ち振る舞いのほかにも、「遅刻をしない」「清潔感のある服装を心がける」なども気をつけましょう。

家事や育児とパートを両立するための工夫

家事や育児とパートを両立するためにしている工夫を、ママたちに聞きました。


完璧を目指さない

30代ママ
30代ママ

家事も子育も完璧を求めるとつらくなってしまうので、適度に息抜きをするようにしています。

家事で手を抜けるところは手を抜くようにしているというママがいました。時短できる家電などを活用したり、パパに手伝ってもらってもよいかもしれません。「すべき」「しなければならない」と自分に厳しくなりすぎないように気をつけたいですね。


効率よく家事をこなす

20代ママ
20代ママ

疲れたときは子どもの寝かしつけと同じタイミングで寝たいので、その時間には家事を終わらせます。そのために、家事を溜めないように気をつけています。

家事を効率よくこなす工夫をし、仕事と両立するママが複数いました。週末に主食やおかずの作り置きをして、仕事から帰ったときに食事の準備に時間をかけないようにするという声もありました。


ゆっくりできる時間を持つ

20代ママ
20代ママ

夜子どもが寝て、家事がひと段落したあとに、1人でゆっくりする時間を作るようにしています。音楽を聞いたり、ぼーっとしたりするのが息抜きになります。

パートが休みの日に、気のあうママ友とランチやお茶に行くママもいるようです。ゆっくりお風呂に入る、本を読む、買い物に行くなど、自分に合うリラックス方法を見つけられるとよいですね。

ライフスタイルに合ったパートをみつけて子育てと両立しよう

笑顔のママと赤ちゃん
© yamasan - Fotolia

子育て中のママたちがパートを探すときは、シフトの時間や職種などを重視することが多いようです。

働きたい気持ちが伝わりやすいように、自分の強みや働いたらどのような仕事がしたいかなどを志望動機に書きましょう。面接時に、子育ての事情や勤務時間、残業の有無などについてしっかり話すと安心して勤務できるかもしれません。

家事や育児に完璧を求めない、効率よく家事をする、自分の時間を持つなどの工夫をして、子育てとパートを両立できるとよいですね。

2019.09.07

仕事カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。