パートの職務経歴書の書き方。自己PRや職種別のアピールポイント

パートの応募に職務経歴書は必要か

パートの職務経歴書の書き方。自己PRや職種別のアピールポイント

パートに応募するために職務経歴書を書くとき、自己PRや育児などで働いていなかった期間についてどのようなことを書けばよいか悩むこともあるでしょう。パートに応募するときに職務経歴書は必要か、職種別の記入するときのポイント、自己PRの書き方、記入するときに気をつけることを体験談を交えて紹介します。

パートに応募するときに職務経歴書は必要?

ママたちはパートに応募するときに職務経歴書を用意したのでしょうか。

30代ママ
30代ママ

職務経歴書を送るのは当たり前だと思っていたので、応募時に用意しました。

20代ママ
20代ママ

求人に履歴書と職務経歴書が必要と記載されていたので、急いで準備しました。手書きだと失敗したときに書き直すのが大変そうなので、パソコンで作りました。

30代ママ
30代ママ

フルタイムのパートで働きたいと思っていて、通常の就職活動と同じようにとらえていたため用意しました。

30代ママ
30代ママ

過去に同じ職種で働いていたので、そのときの業績や業務内容の詳細を、履歴書とは別にデータで見せた方がよいと思い、事前に用意していました。

パートの応募に職務経歴書が必要な場合は多いようです。事前に用意していると安心かもしれません。

職務経歴書は手書きでもよいようですが、パソコンで作成するという声が多かったです。

パートの職種別・職務経歴書に記入するときのポイント

職務経歴書の書き方のポイントを職種別にご紹介します。


事務

オフィス
iStock.com/xavierarnau

事務系の職種は事業内容や会社の規模によって仕事の内容に違いがあるため、事務職の経験があるときは企業概要を書きましょう。ルーチンワークが多い仕事なので、業務を速く正確にこなすために自分でどのような工夫をしたかアピールするとよいようです。

事務職の経験が浅い場合でも、手書きではなくパソコンを使って、見やすく分かりやすい応募書類を作成するとよいでしょう。


外食・サービス業

外食やサービス業は、採用担当者が「どのような店舗で働いていたか」をイメージがしやすいように店舗や担当業務内容、店舗の人数について分かりやすく書きましょう。

リピート客を増やすために工夫したことや、お客さまからの評価などをアピールポイントとして記入できるとよいですね。パソコンを使って在庫管理や予算実績管理などを行う場合もあるため、WordやExcelを使えることも強みとなるようです。


営業

営業の経験を記載するときは、扱っていた商品やサービス、新規や既存などの担当した顧客、営業実績などの項目をしっかり書くとよいでしょう。これらが書かれていることによって採用担当者が具体的な経験内容を理解しやすくなるようです。

数字やデータで示しにくい企画力や交渉力といった能力のエピソードも交えて、アピールポイントを書けるとよいかもしれません。

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職務経歴書の自己PRの書き方

ママたちに、職務経歴書の自己PRの書き方について聞いてみました。


前職で工夫したことを書く

20代ママ
20代ママ

応募先の職種の経験がなかったので、前職で工夫したことや、業務によってどのようなことを学んだかを書きました。できるだけ応募先でも共通する点を探しました。

応募先の会社が求めている人材とは異なる前職での実績や工夫したポイントなどは、アピールとしては不十分のようです。応募先の会社で求めている能力と、前職での経験の共通点を自己PRに記入するとよいですね。


働く姿が想像しやすいように工夫する

職務経歴書と履歴書
© nutria3000 - Fotolia
30代ママ
30代ママ

採用担当の方が『この人を採用したらこんな風に働いてくれるんだろうな』という想像がしやすいように、受ける仕事に活かせる経験や、どのようなことを心がけながら仕事をしていたのかなどを書きました。

応募先の会社で、どのような能力を持った人材を募集しているのかをしっかり考えて記入するとよいかもしれません。採用担当者が見やすいようにアピールポイントは2~3点にし、要点を押さえて簡潔に書きましょう。


自分の強みを考える

30代ママ
30代ママ

応募先の企業が求める人物像に近いということを自己PRに書きました。前職と応募先の職種が同じだったので、経験もアピールしました。

応募先に不要なスキルをアピールして「合わない」と思われてしまわないように、応募先の会社で活かせそうなことを記載したという声もありました。経験や実績をわかりやすく表現できるように工夫するとよいかもしれません。

職務経歴書の書き方で気をつけること

転職歴が多い場合や、育児で働いていない期間がある場合はどのようなことに気をつけて記入するとよいのでしょうか。ママたちに聞いてみました。


転職歴が多い場合

30代ママ
30代ママ

直近の仕事や同じ職種の仕事についての記載を充実させ、その他の仕事はあっさり触れる程度に書きました。

キャリアが多いときは、転職によってスキルアップしたことなどを記載するとよいでしょう。さまざまな仕事を経験した場合も、それぞれの共通点を探して一貫性をアピールできるとよいようです。


短期で働いた仕事がある場合

30代ママ
30代ママ

3カ月未満の短期で働いていた仕事に関しては書きませんでした。

短期で働いた仕事は職務経歴書には書かず、面接時に伝えたというママもいました。応募先の仕事に活かせる経験があったり、「いろいろな職種に携わりたかった」などの前向きな理由があれば短期の仕事でもアピールできるようです。


空白の期間がある場合

20代ママ
20代ママ

出産や育児で働いていない期間がありましたが、育児に専念していたことを書きました。

育児に専念していたときに、子育て経験から身についたことや得たことがあれば記載するとよいかもしれません。資格を取得したり、自主的に勉強していることがあればアピールできるポイントとなるでしょう。

パートに応募をするときは職務経歴書を用意しよう

パソコンを見るママと赤ちゃん
iStock.com/Yagi-Studio

職務経歴書は、手書き、パソコンどちらで作成しても問題ないですが、事務や営業、外食・サービス業などの職種別にアピールポイントを考えて記入するとよいようです。

自己PRは、応募先で働く姿を採用担当の方が想像できるようなエピソード、前職で工夫したこと、自分の強みを記入するとよいでしょう。

転職が多い場合や働いていない期間がある場合でも、前向きな理由や勉強していたことなどをアピールできるとよいですね。

2019年08月26日


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