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【体験談】在宅ワークで保育園を利用。入園や就労証明書などを調査
在宅ワークでも保育園継続は可能?
子育てと両立しやすいと言われる在宅ワークですが、保育園を利用したいママやパパも多いのではないでしょうか。保育に入園できたかや保育園継続はできたか、就労証明書など必要な提出書類は何かなど、気になる点はおおいですよね。今回は在宅ワークをしているママの声を集めました。
在宅ワークと保育園
在宅ワークをしているママやパパの中には、子どもを保育園に預けて仕事に専念したい方もいるのではないでしょうか。会社勤めから在宅ワークに切り替えたい場合もありますよね。今回は在宅ワークをしているママたちに、保育園事情について話をききました。
【体験談】在宅ワークで保育園の利用エピソード
在宅ワークをしているママたちの中には、在宅で仕事を始めてから子どもが保育園に入園した場合もあれば、入園後に在宅ワークに切り替えた場合もあるようです。保育園の利用に関するエピソードをそれぞれ聞きました。
在宅ワーカーになってから入園したママ
30代ママ
30代ママ
子どもを認可外保育園に預けてアルバイトをしつつ、4月からの認可保育園に入園申し込みました。就労時間が足りず一次選考は落ちたので、就労時間を伸ばすために在宅ワークを始めました。私の住む自治体では自宅内就労は基本点数が低いのですが、1日の大半は外でアルバイトをしていたので自宅外就労と同じ扱いになりました。
保育の必要性を点数化し、入園審査の基準にしている自治体も多いかと思います。在宅ワークの点数の扱いなどは自治体によってさまざまです。自分は何点になるのかを申し込み書で確認したり、不明な点は窓口で相談できるとよさそうですね。
入園中に在宅ワークに切り替えたママ
30代ママ
第二子を妊娠したので在宅ワークに切り替えました。保育園を継続利用できるか心配で窓口に相談したところ、自治体が決めた就労基準時間を下回っていなければそのまま利用できると知り安心しました。
30代ママ
派遣の契約が切れたため在宅ワーカーになりました。フルタイムより少ない就労時間でしたが、夕方以降からの仕事も多かったので窓口に相談し、短時間ではなく通常保育でお願いしました。
今回のアンケートでは在宅ワークにだからと言って保育園が継続できなかったという声は聞かれませんでした。自治体によって利用基準は異なるため、予めホームページなどで確認しておくとよいでしょう。在宅での勤務時間を具体的に想定できると、保育時間を決めやすいかもしれませんね。
【体験談】在宅ワーカーだから必要だった提出書類
保育園の入園や保育園継続の申請をする場合、どのような書類を用意すればよいのでしょう。在宅ワークだからこそ必要だった書類は何かを聞きました。
就労証明書に類する書類
30代ママ
在宅ワークの場合「事業稼働申告書」を提出します。1週間で何日稼働するか、主な勤務時間はいつか、固定給なのか出来高制なのかなどの記載が必要です。勤務時間は日によって異なるため、窓口に相談しながら記入しました。
30代ママ
自営業や在宅ワーカーの人は「就労状況申告書」を役所に出します。仕事内容や勤務時間、日数などの他に、過去6カ月の支給額と勤務日数の記入が必要です。支給額や勤務日数が特に少ない月はその理由も書かなければなりません。保育園継続の申請では何かと気を遣います。
在宅ワークの場合、「就労証明書」の代わりに「事業稼働申告書」や「就労状況申告書」などを自分で記入し提出する自治体もあるようです。記入事項は自治体によって異なるため、ホームページで確認してもよいでしょう。保育園継続申請のたびに提出する場合もあるようなので、不明な点は早めに相談しておくと安心ですね。
就労を第三者が証明する書類
30代ママ
自分で記入する就労申告書の他に「開業届」「業務委託契約書」「確定申告書」など、どれか一つのコピーが必要でした。在宅ワークを始めたばかりで開業届も確定申告書も用意できず、契約書がもらえない場合の対応を聞くと、収入が振り込まれた通帳のコピーなどでも構わないとのことでした。在宅ワークは就労の証明が大変だなと感じました。
自治体によっては開業届や業務委託契約書、確定申告書などのコピーが必要になる場合もあるようです。特に開業届を提出しないまま在宅ワークをしていたり、タイミングによっては確定申告をまだしていない場合もありますよね。書面での契約書を交わすかどうかも仕事によって異なるかもしれません。必要書類について自治体などに事前に相談しておくと、後々スムーズに準備できそうですね。
保育園と在宅ワークの両立のポイント
在宅ワークをしながら子どもを保育園に預ける際、ママたちはどのようなことを意識したのでしょう。利用や継続に関して工夫したポイントを聞きました。
保育園との関係作り
30代ママ
在宅ワークは仕事量を自分で調整しやすい分、保育園側からすると私の就労実態が把握しにくかったようです。仕事の発注数や締め切りなどを伝えたところ、お互いよい関係を築けるようになりました。
30代ママ
基本的に短時間保育ですが、忙しいときは延長保育をお願いしています。その分仕事に打ち込めるので助かります。
子どもを安心して預けられるよう、保育園との関係性は常に良好でいたいですよね。仕事の実態を詳しく説明したり、仕事で忙しいときは延長保育が利用できるよう、園との関係作りを大切にしているママも多いようです。
提出書類の内容を把握
30代ママ
保育園継続に関する書類は、記入が終わったら毎回スマホで写真をとって保存しています。私の自治体では記入項目が多く時間がかかります。前回出した書類を参考に書けば時短になるので、仕事の時間が減らないよう意識しています。
提出書類を書くのに時間がかかりすぎると、仕事に影響がでてしまうかもしれません。「1日のスケジュール」や「1時間あたりの作業実績」など、調べたり考えないとすぐ出てこない項目がある場合、前回のコピーや写真データがあるとすぐに準備できそうですね。
在宅ワークしつつ保育園を利用するために
在宅ワークをしているママたちは、保育園を利用するためにさまざまな工夫をしているようです。就労証明や保育園継続のために必要な書類など、不明な点は早めに自治体に問い合わせておくとよいでしょう。在宅ワークと保育園を両立し、自分に合った働き方ができるとよいですね。
引っ越しを機に会社をやめて在宅ワークを始めました。長女が産まれてからは稼働時間を減らして仕事を続けましたが、次女を妊娠し出産間近になったころに長女の保育園を申し込みをしました。稼働時間が少なく点数も低かったのですが、妊娠により加算され無事に入園できました。