住宅の断熱性能について知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、等級4などの等級とはどういったものなのかや、断熱材の厚みを考えるなどの断熱性能を上げるための工夫、地域区分の確認などの断熱性能のよい家をつくるときに意識したことを国土交通省の資料や体験談をもとにご紹介します。
家づくりを考えているママやパパは、断熱性能のよい家とはどういった家なのか気になっているかもしれません。一般的に断熱性能の高い家は、冬暖かく夏涼しいというイメージがあるかもしれませんが、「冬暖かく夏涼しい家」とはどのような家なのでしょう。
国土交通省の資料では、「断熱等性能等級」の「評価事項」に次のように記載されています。
国土交通省の資料によると、平成25年の見直しでは外壁や窓などの断熱性能に加え冷暖房、換気、給湯、照明設備の性能などを総合的に評価するようになったそうです。ここでは断熱性能の等級とはなどについての資料をご紹介します。
断熱性能の等級とはどのような基準のことなのでしょう。国土交通省の資料には
断熱性能の等級4は平成25年度の省エネ基準の見直しにより設定された等級のようです。等級4の基準について資料には
家づくりをするときに断熱性能を上げるためにはどのような工夫があるのでしょう。実際にママやパパが工夫したことを聞いてみました。
「私たちは外張り断熱用の断熱材にグラスウールを使うことにし、より断熱性能をあげるために厚みをどのくらいにしたらよいかを業者と相談しました。寒暖の差の大きな地域なので、業者の提案で床や屋根の断熱材を厚みのあるものにしてもらいました」(40代パパ)
断熱性能を上げるためには、施工業者と断熱材の厚みについて検討するとよいかもしれません。断熱材の厚みの他に、グラスウールのような繊維系断熱材と発泡プラスチック系断熱材のどちらを使うとよいかも相談したというパパの声もありました。
「断熱性能を上げるために窓の大きさや数、窓をつける方角などについても検討しました。部屋の位置や向きによって日当たりの程度も変わってくると思ったので、夏の日差しの角度などを確かめて決めました」(30代ママ)
窓の大きさや位置、数なども住宅の断熱性能に関係があるかもしれません。天窓を作ろうと考え、断熱性能を下げないように業者に大きさや角度を相談したというパパの声もありました。
「我が家では住宅を新築するときに断熱性能のよいサッシを使いたいと考え、業者に相談してみました。ペアガラスとトリプルガラスのどちらのサッシがよいか迷いましたが、三重になっている方かよいのではないかと思いトリプルガラスを選びました」(30代パパ)
サッシの種類もさまざまあるようですが、断熱性を考えて複層ガラスのサッシを選んだパパがいました。トリプルガラスはペアガラスなどより重いけれど、断熱の他に外からの音が聞こえにくいというよさもあると聞いて使うことにしたというママの声もありました。
断熱性能のよい家づくりをしようと考えたときに、どのようなことを意識するとよいのでしょう。ママやパパに気をつけたことを聞いてみました。
「省エネ住宅をつくる際、断熱性能に地域区分があると業者から説明されました。地域区分は1から8まであり、住宅の種類や断熱材の施工法、屋根や壁などの部位によって仕様基準が異なっているそうなので、業者の資料を夫婦で確認しました」(40代パパ)
断熱材の熱抵抗の基準は細かく決められており、木造、鉄筋コンクリートなどの住宅の種類などによっても条件が違ってくるようです。また、
「省エネ住宅をつくると税金の特例措置を受けることができると聞いたので、条件などを業者に確認しました。長期優良住宅の認定を受けることで、所得税の控除対象限度額が引き上げられ登録免許税が引き下げになりました」(30代ママ)
省エネルギー性や耐震性などの、長期優良住宅の条件を満たすことで受けられる税金の特例措置があるようです。国土交通省の資料の資料によると
家づくりをするときに断熱性能について考えるママやパパがいました。断熱性能の等級とは地域区分毎に設けられた外壁や日射熱に関する基準とされ、等級4は新築する場合の断熱性能の最上位の等級のようです。
断熱性能を上げるために断熱材の種類を選んだり厚みを検討したりして住みよい家づくりができるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年5月10日時点で作成した記事になります。
2019年05月14日
子どもが小さいうちのお出かけは、ベビーカーがあると便利ですよね。さまざまな機能やデザインのベビーカーがあり、選ぶのが楽しみな反面、どのように選んだらよいのか分からないというママ・パパも多いのではないでしょうか。今回はベビーカーを選ぶときのポイントや、ベビーカーに関連するお役立ちアイテムを紹介します。
東京都は、コロナ禍において子どもを産み育てる家庭を応援するために、10万円相当の育児用品や子育て支援サービスなどを提供する事業を開始した。実際にサービスの対象となるママ・プレママに意見を聞いた。また、制度の利用方法を調査した。
自己肯定感の高い子どもに育てたい。子どもを持つ保護者であればそのような想いを持っている人は多いはず。しかし、実際にはどのような子育てをしたら子どもの自己肯定感を上げることができるのか、よく分からないという声も耳にします。今回は、子どもの自己肯定感を上げるために良いとされている方法を紹介します。
政府による「子ども庁」の創設について報道がされた。保護者はこの報道に何を感じるのか。また、子ども庁に期待することは何か。実際に子どもを持つ保護者に話を聞いた。
家計簿をつけた方が良いのは分かるけれど、何から始めていいのか分からずなかなか手が出ない、と悩む方もいるかもしれません。今回は家計簿の基本的なつけ方や、ノートやアプリで管理する方法をご紹介します。
2021年3月21日、1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除された。緊急事態宣言中に我慢していた旅行やお出かけ・帰省を検討する人も増えそうだが、5月に控える大型連休についてはどのように考えているのだろうか。ニュースを受け、実際に子育てをしながら働くママ・パパの声を聞いた。
テレワーク化の加速に伴い、自然豊かな暮らしを求める人々が増えています。今回KIDSNAでは、都心まで1時間ほどでアクセスできるベッドタウン「千葉県佐倉市」に注目。都内で生活する親子が、佐倉市の暮らしを体験してきました。都内から佐倉市へ移住した方のインタビューもご紹介します。
千葉県佐倉市
PR
世の中の状況が変わり、暮らしや子育てに対する考え方が変化した方もいるのではないでしょうか。テレワークが広がり、自然が豊かな落ち着いた環境で生活したいと思うこともあるかもしれません。今回は、テレワークをきっかけに埼玉県へ移住した家族の物語を描いた10秒動画「#埼玉物語」や埼玉県の魅力についてご紹介します。
埼玉県庁
PR
家事や育児、仕事との両立で慌ただしい毎日を過ごす子育て世帯。授乳や離乳食作りに役立つ便利家電から、生活をより上質なものにするサブスクまで、今の暮らしをさらに豊かにするサービスやアイテムを紹介する記事を、KIDSNA編集部がセレクトしました。
子育て世帯の住まい選びの最初の分岐点は、賃貸か購入するか問題ではないでしょうか。また、戸建てやマンションなど物件選びに悩むこともあるかもしれません。今回は、購入と賃貸のそれぞれのよさや、物件別の住まい選びのポイントについてまとめました。
新型コロナウイルスの流行により、おうち時間が増えている昨今。子どもとの過ごし方がワンパターン化している家庭もあるかもしれません。今回は、自宅での学習方法や、子どもと楽しめる遊びのアイディア、親子で挑戦できる手作りおやつのレシピなど、おうち時間の過ごし方についてまとめました。
共働き夫婦はどのような生活を送っているのでしょうか。毎日限られた時間の中で、育児や家事をこなさなければならず、ストレスを感じることもあるかもしれません。ママやパパたちが抱えている悩みや、仕事と育児、家事をうまく両立させるためのコツについて、まとめました。