注文住宅を建てようと考えているママやパパは予算の立て方が気になっているかもしれません。今回の記事では、予算の決め方やオーバーしそうなときに削る部分、年収にあわせた返済のシミュレーション、住宅を購入するときに予算オーバーしないポイントなどを、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。
注文住宅を建てるときに予算をどのくらいにしようかと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。予算を考える上で気になっていることを聞いてみました。
「住宅の予算は何をポイントに決めればよいか気になっています。自分たちの希望する条件を提示して予算を決めると、購入金額がオーバーするのではないかと心配です」(30代ママ)
「住宅資金を借りて家を購入しようと考えていますが、年収にあう予算はどのくらいなのか知りたいと思います。返済しやすい予算の決め方を知りたいです」(40代パパ)
住宅を造るときに希望する住宅と予算との兼ねあいを考えるママやパパがいました。住宅資金を借りて購入する場合は、返済計画をしっかり立てると安心かもしれません。
実際に住宅を購入するときには、どのような決め方や流れで予算を考えるとよいのでしょう。
住宅を注文するときの予算の決め方はどのような流れになるのでしょう。ママやパパに聞いてみました。
「住宅メーカーと予算などを相談するときに、具体的な条件を決めておいた方がよいのではないかと思いました。注文住宅を造ることになったときに、初めに妻と家の大きさや間取り、設備などについてできるだけ細かく考えました」(40代パパ)
住宅の予算を決める前に、家の広さや間取りなど自分たちの希望を夫婦でしっかり考えるとよさそうです。水回りや部屋の数、欲しい設備などについて具体的に決めておくことで、その後の業者との予算の相談もしやすいかもしれません。
「注文住宅の間取りなどの希望がまとまったところで、住宅メーカーに予算の見積もりを出してもらいました。業者によって見積額に違いがあったので、納得できるまでよく説明を聞いてから業者を決めました」(30代ママ)
希望に沿った住宅を造るためには、数社に予算の見積もりを依頼するとよいかもしれません。住宅メーカーによって水回りの設備が割安になったり、造りつけの棚がサービス価格になったりすることもあるようです。
「予算の見積もりと並行して、年収や借入額から返済のシミュレーションをしてみました。年収から借り入れできる上限でローンを組むと返済が大変になるかもしれないので、ゆとりのある生活を想定してシミュレーションし、予算を考えました」(30代パパ)
住宅の注文や購入のためにローンを組む場合は、返済のシミュレーションをして予算や借入額を決めるとよいかもしれません。ゆとりのある予算の決め方をすることで、無理なくローンの返済をしようと考えたというママの声もありました。
造りたい住宅の希望条件と予算の見積もりを話しあうなかで予算がオーバーしそうになったときは、どのように対処するとよいのでしょう。実際にママやパパが行ったことを聞いてみました。
「住宅メーカーの見積もりでは予算オーバーになりそうだったので、希望したなかから削る部分はないか相談しました。キッチンやお風呂などの設備機器を標準タイプにすることで費用を削ることができるとわかり、予算オーバーせずに注文住宅を購入できました」(30代ママ)
優先させたい設備かどうかを長期的な目線で考えると、削る部分の判断がしやすいかもしれません。初めに乾燥室にもなる浴室を選んだけれど、予算がオーバーしないように普通の浴室にしたというママの声もありました。
「住宅を注文するときに外構部分までまとめて造ろうと考えていましたが、見積もりを出してもらったところ予算オーバーになることがわかりました。ブロック塀をやめて自分で木を植えて生垣を造ることにしたら、予算内で収まりました」(40代パパ)
予算オーバーすることがわかったときに、外構費用を削ることにしたパパがいました。住宅そのものはしっかり造りたいと考える場合は、塀やガレージなど後から工事ができる部分を削るとよさそうです。
「日常的に使うキッチンなどの水回りの設備は注文通りに設置してもらいたいと思い、間取りで変更できる部分はないかメーカーに相談しました。和室は費用がかかるので、洋室にして畳風のラグを敷くことを提案してもらい、予算オーバーしないで造ることができました」(40代パパ)
設備機器などで費用を削ることができない場合は、間取りを考え直すとよいかもしれません。壁やドアを少なくしたシンプルな間取りにすることで、あまり予算オーバーしなかったというママの声もありました。
予算オーバーしないで注文住宅を造りたいと考えたときに、どのようなことを意識するとよいのでしょう。予算内で住宅を購入するポイントを聞いてみました。
「住宅の工事中に注文した設備などで変更できる部分もあると業者から説明されました。予算オーバーしていないかを確認しながら、住宅に使うドアや壁紙などを適宜変更しました」(30代ママ)
注文住宅などを建てているときに、住宅に使う設備などを選んだり変更したりすることもあるようです。費用が心配な場合は、ときどき業者に確認するとよいかもしれません。他には、自分たちの希望によってある程度までは予算オーバーすることを見越して、あらかじめ幅をもたせて注文住宅の予算を設定したというパパの声もありました。
「住宅を造るときに、水道管の本管からの距離によってかかる工事費用が違うという話がありました。業者に住宅以外にかかる費用の概算も出してもらい、大幅に予算オーバーしないように気をつけました」(30代パパ)
注文住宅を購入するときには家そのものにかかる費用の他に、水道管やガス管の設置費などについても考えておくとよいかもしれません。パパのなかには土が粘土質だったため入れ替えが必要とわかり、全体の予算を確認したという声もありました。
住宅を注文するときや購入するときに、予算オーバーをしないように意識したママやパパがいました。予算の決め方で迷うときは、住宅に希望する条件や年収、返済のシミュレーションなどの兼ねあいを考えるとよいかもしれません。予算オーバーしないために、残したい部分と削る部分を夫婦でよく話しあって住宅を造ることができるとよいですね。
2019年04月02日
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