「蒸し調理」がママと離乳食にパーフェクト!
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「蒸し調理」は美味しいだけでなく、栄養素を閉じ込めて加熱する体おもいの調理方法。今回ご紹介するBEABA(ベアバ)の「ベビークック」は「蒸し」から「ブレンド」を一台で担うフランス発の調理器具。管理栄養士でベビークックのユーザーでもある板垣先生にお話をうかがいました。
妊娠中、産後の食事で心がけたいこと
妊娠中のつわりや、産後の育児で自分の食事が適当になってしまいがち。特に気をつけるべきことはあるのでしょうか。
と話す板垣先生にさらに詳しく話を聞いてみました。
「蒸し調理」のメリットとは
栄養素の損失が少ない
蒸すという調理方法は、水溶性の栄養素を逃しにくいです。
茹でて加熱をすると、ビタミンCやビタミンB郡など水溶性の栄養素が、茹で汁に溶け出してしまうそう。
それに比べて蒸気で加熱をする「蒸し調理」は、栄養素が食材の中にとどまりやすく、同じ食材でも栄養の摂取量が変わってくるんです。
蒸し調理なら水溶性の栄養素を保つことができそうですね。
電子レンジとのちがいは?
電子レンジでの調理と蒸し調理は、どのような点が違うのでしょうか。
電子レンジは短時間で調理ができてすごく便利ですよね。でも、温まり方にムラが出てしまうことや、パサついてしまった経験、ありませんか?
電子レンジは一気に食材の温度を上げるので短時間で仕上がりますが、水分が逃げてしまいパサつきがち。素材のおいしさが引き出されにくいとも言えます。
蒸し調理は、徐々に温度を上げながらじっくり火を通すので、素材本来の甘み、旨みが引き出されます。しかも、食材の水分が保たれるので、しっとりふっくら仕上がるんです。
おいしさと栄養、両方の面で、蒸し調理が良いようです。
妊娠中、産後にも「蒸し調理」がおすすめ
ママに必要な栄養素
妊娠中のママに役立つ栄養素とは、どのようなものなのでしょうか。
先ほどお話した水溶性のビタミンCやビタミンB群などは、妊娠中のママにとって大切な栄養素です。
ビタミンCは一般的に美容にいいというイメージを持たれていますが、コラーゲンの生成を助けたり、免疫力アップにもつながると言われています。
妊娠中は気軽に薬を飲めないから、ビタミンCをうまく摂取して、風邪など体調管理には気をつけたいですね。
そして、ビタミンB群は、糖質やタンパク質、脂肪などの代謝をサポートし、エネルギーや体の材料をつくる役割があります。
妊娠後期は活動量が減ることで代謝が落ちやすいので、代謝を助けてくれるビタミンBの働きはとても大切だと言えます。
体内の水分量が増え、血流が悪くなるとむくみやすくなります。むくみの原因になる塩分の取りすぎにも注意です。
素材の甘みや旨み、美味しさを引き出す蒸し調理だと、余分な調味料を加えなくても十分美味しく食べられます。
赤ちゃんに必要な栄養
妊娠中は、赤ちゃんのための栄養素もしっかり摂取しましょう。
赤ちゃんの成長に欠かせない葉酸も、しっかり摂りたい栄養素のひとつです。
葉酸はビタミンB群の一種で、水に溶けやすい栄養素。
同じ量でも栄養素を多く摂れる蒸し調理は、妊娠初期のつわりや後期の食欲減退においても最適な調理方法ですね。
母乳育成のために体を冷やさないよう心がける
また、母乳育児とママの食事の関係について教えていただきました。
母乳は血液からつくられているので、体が温まると血行が良くなって母乳が出やすくなると言われています。
妊娠中や産後は、温かいスープや温野菜を積極的に食べましょう。
いつも体を冷やさないように心がけてくださいね。
温野菜も気軽に作れる調理器具は、妊娠中から産後にも大活躍しそうです。
ベビークック1台で、ふだんの料理も離乳食づくりも簡単
便利な5つの機能
離乳食づくりにも蒸し調理を取り入れることによって、食材の栄養素を逃さず、素材のおいしさを子どもにも感じてもらうことができますよね。そこで、ベビークックが便利だと板垣先生は言います。
蒸し調理には蒸し器が必要で、さらに離乳食となると、ブレンダーやすり鉢などが必要です。でも、いくつも調理器具があると出し入れや洗い物が大変で、ハードルが上がってしまいますよね。でもベビークックなら、離乳食づくりもこれ1台で済むんです。
ベビークックには、スチーム機能でできる「蒸す」「解凍」「あたため」と、ブレンド機能でできる「刻む」「混ぜる」の5つの機能が備わっており、ほかの調理器具を使わずに離乳食をつくれます。スチーム機能で栄養素を保ち、ブレンド機能で離乳食のかたさを調整することができます。
板垣先生のお子さんがまだ赤ちゃんのころ、離乳食用の食材を茹でているときにお子さんが泣き始めたのであやしていたら、茹でていたお鍋が焦げてしまった、というご経験があるそうです。
そんな忙しい離乳食の時期だからこそ、ベビークックを使ってみてはいかがでしょうか。
離乳食の期間は、1年ちょっと。『食べるって楽しいよ。幸せなことだよ』ということを知ってもらう期間でもあります。せっかくならママも赤ちゃんもこの時期を楽しめたらいいですよね。そうすることで子どもも食べるのが楽しくなって、食への興味や食べる意欲が育ち、その後の幼児食へもスムーズに進めると思います。
毎日の大人の料理にも大活躍
副菜づくりにもぴったり
ベビークックは、妊娠中や産後の離乳食だけでなく、そのあともずっと長く使えるのが魅力です。
ブロッコリーやきのこなど、冷蔵庫の中にあるもので味付けを考えずに蒸して、その日の気分で胡麻和えにしたり、オリーブオイルでマリネにしたり、かつおぶしとお醤油でシンプルに食べたりします。副菜のバリエーションがかなり広がりました。
ヘルシーな蒸し調理で副菜が気軽に作れるのはうれしいですね。
操作が簡単、洗い物が少なくてラク
操作が簡単なので、いつでも気軽に使えるのもうれしいポイント。スチーム機能で解凍もあたためもできるので、出番は多いですね。
そして、ブレンダーやフードプロセッサーは分解して洗うのが大変ですが、ベビークックはお手入れもとても楽です。洗い物が少ないのは助かります!
ベビークックは子どもの好き嫌い克服にも一役買ってくれます。
味付けでごまかすのではなく、素材の味を活かす形で楽しめるところがいいですよね。
ずっと使える「ベビークック」
妊娠中や産後は料理に時間をかけるのも大変ですが、ベビークックのように便利な調理器具があると、簡単に栄養満点なものが食べられます。油を使わないので体にやさしいし、素材そのものの味を楽しむことができます。
素材の味がおいしければ余計な調味料を使わないので、塩分やお砂糖もあまり必要ありません。体重管理にも良いのではないでしょうか。
子どもが成長してからもずっと使えるベビークック。1家に1台あれば、毎日の食事がますます楽しくなりそうですね。
「妊娠や出産が『こうすべき』と難しく考える必要はなく、ふだんの食事の際に、赤ちゃんやママに必要な栄養素を積極的に摂ることを心がけたいですね。そのためには、蒸すという調理法がとてもいいと思います。