フリージング保存で離乳食作り。解凍の注意点や冷凍ストックの利点

フリージング保存で離乳食作り。解凍の注意点や冷凍ストックの利点

離乳食が始まると、慣れない作業に時間がかかったり、赤ちゃんをお世話しながらではスムーズに作れなかったりと、新しい悩みが増えるママもいるかもしれません。今回は、冷凍保存や解凍に便利なフリージンググッズ、食材ストックのメリットなどをご紹介します。

離乳食の保存について

離乳食作りの時短テクニックとして役に立つのが、食材や料理の冷凍保存でしょう。時間がある時に食材を下準備したり多めに料理を作ったりして、冷凍保存しておけば、必要なときに解凍・調理してすぐに食べさせることができます。食材のストックによって忙しいママの負担が減り、離乳食をスムーズに作れることが大きなメリットかもしれません。

解凍・調理においては、大人の食品を取り扱う場合と同じように十分注意しなければならないでしょう。冷凍した食品は、電子レンジを使った解凍や冷蔵庫のなかで低温解凍後、十分に再加熱するように気をつけましょう。また、使う量だけを解凍し、一度解凍したものはすぐに調理をしてなるべく使い切り、使えなかった場合も再冷凍しないほうがよいようです。

出典:赤ちゃんを守るために(離乳食や食材で気をつけたいこと)/農林水産省

離乳食の保存で役立つ道具

赤ちゃんが1回に食べる離乳食の量は少ないため、多めに作った料理を冷凍保存するママが多いようです。また、離乳食によく使う食材を分かりやすく保存しておくと、スムーズに調理が進むようです。ここでは、離乳食や食材の保存に役立つ道具をご紹介します。


小分けにされているフリージング容器

小分けのフリージング容器
iStock.com/belchonock

離乳食の保存容器として、ひとつの容器に料理を小分けで保存できるフリージング容器が便利です。ひとつずつ分離できるものなら、必要な分だけを解凍して食べることができるでしょう。コンパクトに収納できるので、いくつかを重ねて保存することもできますね。


色分けされているタッパー

色分けがされているタッパーなら、いくつか作った料理を分かりやすく保存することができそうです。主食となるおかゆとたんぱく質、野菜を色で分けて保存しておけば、各1色のタッパーを解凍してすぐに一食分食べさせることもできるでしょう。

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外出時にも役立つ保存容器

外出中に、離乳食の時間がやってくることもあるかもしれません。そんなときに便利な保存容器をご紹介します。


密封性の高いランチボックス

離乳食はどうしても汁気の多い料理が多いでしょう。そのような料理を持ち歩くときは、密封性の高いランチボックスが便利かもしれません。ロック箇所が多いタッパー式のお弁当箱や完全密封のランチボックスなら、水分の多い料理も安心して持ち歩けそうです。リュックに荷物を入れて移動するママにとっては、必須アイテムといえるかもしれません。


フードジャー(スープジャー)

フードジャーの離乳食
iStock.com/279photo

冬のお出かけ時におすすめなのがフードジャーでしょう。野菜たっぷりのスープを作ったときは、温めたスープをジャーに入れておけば、外出先でも温かくておいしいスープを食べられそうです。その他、うどんやおかゆなど冷めると食べづらくなってしまう料理を入れておくにもよいかもしれません。


一口サイズのフリーザー

製氷皿タイプのフリーザーにいくつかの料理を入れて冷凍保存し、レンジで解凍後に食べることができるのではないでしょうか。フタはスライド式なので移動も安心でしょう。一口サイズなので食べ残す可能性も低く、残したものを持ち帰らなければならないという心配も少なくなるかもしれません。

離乳食の保存容器を選ぶポイント

離乳食の保存容器を選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。


洗いやすさ

離乳食の保存容器は使う頻度が高く、油で調理した料理や細かく刻んだ食材などいろいろなものを保存することが多いでしょう。そのため、忙しいママにとって洗いやすく、ストレスなく片づけまでできるのが大事なポイントかもしれません。

溝や水が溜まりやい部分が多いと、その分洗うのも拭くのも時間がかかってしまいそうです。ます。できるだけパーツが分解できるものや汚れが溜まりにくいもの選ぶとよさそうです。また、小さい容器ばかり揃えると洗い物が増えるので、いくつかのサイズを上手に使い分けるのもポイントかもしれません。


耐久性

毎日使い続けているうちに、熱などでフタや容器がゆがんで完全に閉まらなくなったり、色や匂いが移ったりする場合があるかもしれません。ある程度耐久性の高いものを選ぶとよいのではないでしょうか。


温められるか

冷凍保存をするうえで、電子レンジでの使用ができるかどうかは大きなポイントでしょう。わざわざ他の耐熱容器に移して解凍するには手間がかかってしまうでしょう冷凍から解凍が一度でできる耐熱性の保存容器を選ぶと便利かもしれません。

冷凍保存を活用して離乳食づくりを

離乳食を食べる赤ちゃん
kai keisuke/Shutterstock.com

月齢を重ねるごとに1日の離乳食の回数も1回から3回までに増え、忙しいママにとって食材や料理のストックが大きな味方になってくれるでしょう。冷凍保存や解凍がスムーズにできる便利なフリージング容器を利用して、離乳食づくりを楽しみたいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2018年5月22日時点で作成した記事になります。

2018.05.24

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