離乳食にカレイを取り入れよう。あんかけやスープなどの簡単レシピ
カレイはどんな魚?おいしいカレイの選び方
離乳食にカレイを使いたいと考えているママもいるでしょう。カレイはどのような魚なのでしょうか。今回は離乳食にカレイを使って作る、あんかけやスープなどの簡単レシピを時期別にご紹介します。併せて、おいしいカレイの選び方についてもお伝えします。
カレイはどのような魚?
カレイはどのような魚なのか知りたいママもいるでしょう。カレイはヒラメと見た目が似ているので、わかりにくいと感じるママもいるようです。
ヒラメとカレイの見分け方として、「左ヒラメの右カレイ」という言葉があります。魚の腹を手前にして置いたときに、カレイは顔が右を向くようです。
カレイはヒラメや鮭と同じ白身魚です。カレイは世界に100種類以上あるようで、地方により味や値段も変わるようです。
カレイは季節を問わずスーパーなどで手に入りやすい魚なので、煮つけやムニエルなどを味わったことのあるママがいるかもしれません。カレイを離乳食に使うとレシピの幅が広がるかもしれませんね。
離乳食にカレイはいつから使える?
離乳食でカレイを使いたいとき、いつから使えるのかと悩むママもいるでしょう。離乳食にカレイをいつから使っていたのかママたちに聞いてみました。
30代ママ
40代ママ
カレイをやわらかいペースト状にして離乳食初期から与えていたというママが複数いました。カレイは繊維がほぐれるまですりつぶして調理することで、生後5~6カ月頃の離乳食初期から使えるようです。
離乳食で初めて魚を食べさせたいと考えるときは、赤身魚や青魚より脂が少なく消化しやすいといわれる白身魚から与えるとよいかもしれませんね。
離乳食にカレイを使うときのポイント
離乳食にカレイを使うときのポイントについてお伝えします。
新鮮なカレイを選ぶ
子どもに新鮮でおいしいカレイを味わってもらいたいと考えているママもいるでしょう。
カレイは表面にツヤがあり、裏側が白いほど新鮮とされているようです。肉厚で弾力のあるカレイを選ぶとよいかもしれません。
骨と皮を取り除く
カレイを使う前に骨と皮をていねいに取り除きましょう。骨が残っていると子どもの喉や口の中を切ってしまうことがあるので注意が必要です。
加熱後の方がカレイの骨や皮をきれいに取り除きやすいかもしれません。
加熱しすぎない
カレイを茹でたり焼いたりして加熱しすぎると、ぱさついた食感になってしまうことがあるようです。子どもがカレイをおいしく味わえるよう、加熱する時間が長くなりすぎないよう注意しましょう。
電子レンジで加熱する場合も、カレイの状態を見ながら加熱時間を調整するとよさそうです。
時期別の形状に調理する
カレイを加熱したあと、子どもの食べやすい大きさにカレイを細かくほぐしましょう。離乳食初期や離乳食中期にはペースト状にしたり、すりつぶしてとろみをつけるとよいようです。
子どもの様子を見ながらカレイのほぐす大きさを調整し、子どもの食事をサポートできるよう進めていくとよいでしょう。
刺身の切り身を使う
離乳食にカレイの刺身の切り身を使うと、骨や皮を取り除く下ごしらえの手間も省けて調理時間を短縮できるかもしれません。
大人はカレイの刺身をそのまま味わい、子どもにはカレイの刺身を加熱調理して与えてもよいかもしれませんね。
【時期別】カレイを作った離乳食レシピ
カレイを作った離乳食の簡単レシピを時期別にご紹介します。
カレイの骨と皮を丁寧に取り除いてから調理しましょう。
【離乳食初期】カレイのミルク粥
- カレイを熱湯で茹でてなめらかにすり潰す
- 1に粉ミルクと少量の湯を加えてペースト状にのばす
- 10倍粥をすりつぶし2と混ぜ合わせる
粉ミルクを加えて作るまろやかな風味のお粥です。
カレイはなめらかにすり潰してとろみをつけると、子どもが食べやすいかもしれません。
【離乳食中期】カレイのトマトスープ
- じゃがいもを加熱してなめらかにすり潰す
- トマトの種を取り除き細かく刻む
- 鍋に水、1~2mm大程に刻んだカレイ、1と2を入れて煮込む
赤いトマトの色とカレイの白色のコントラストが鮮やかでおいしそうですね。
玉ねぎやにんじんなどいろいろな食材を使ってアレンジをたのしんでみましょう。
【離乳食後期】カレイのあんかけ
- カレイを熱湯で茹でて5mm大程にほぐす
- 玉ねぎとピーマンをみじん切りにし、だし汁でやわらかくなるまで煮る
- 2に1を加えさっと煮て、水溶き片栗粉でとろみをつける
卵を加えて卵あんかけにしてもおいしく味わえるでしょう。
軟飯にかけてあんかけごはんにすると、子どものご飯が進むかもしれませんね。
【離乳食完了期】カレイのムニエル
- 1cm角程に切ったカレイに小麦粉をまぶす
- 熱したフライパンにバターを入れ、1の両面に焼き色がつくまで焼く
手づかみ食べができるので、子どもが自分の手を使ってパクパク食べてくれるかもしれません。
子ども用に取り分けをしたあと調味料を加えて大人用に味を整え、親子いっしょに味わってもよいですね。
離乳食にカレイを活用してレシピの幅を広げよう
今回は、離乳食にカレイを使うときのポイントや時期別のレシピについてお伝えしました。白身魚のカレイは、離乳食初期から与えているママが多いようです。最初はスプーン1杯から食べさせるようにし、子どもの様子を見ながら進めていくとよいでしょう。
離乳食の時期別にカレイを使ってあんかけやムニエル、煮つけなどいろいろな料理を作ってみてはいかがでしょうか。子ども用に取り分けてから大人用に味を整えると、別に作る手間が省けて調理時間を短縮できるかもしれません。子どもも大人と同じメニューを味わうことで食の意欲が増すきっかけになるかもしれませんね。
離乳食にカレイを取り入れて離乳食のレシピの幅が広がるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年12月19日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2020年01月12日
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