離乳食完了期の子どもは遊びながら食べたり、日によって食べむらがあるかもしれません。食事量が足りないと感じたり、食べすぎなのではと量について心配するママもいるでしょう。うどんやパンなどの穀類や、野菜、たんぱく質性食品の離乳食完了期の目安量と、子どもが食べないときの対応をご紹介します。
1歳~1歳半頃の子どもたちはどのように離乳食を食べているのでしょうか。離乳食完了期の食事の様子をママたちに聞いてみました。
離乳食完了期ごろの子どもは、遊び食いや偏食、むら食いをすることがあるようです。食べる量について心配をしているママもいました。離乳食完了期は一回の食事でどのくらいの量を目安にするとよいのでしょうか。
離乳食完了期にはどれくらいの量を食べたらよいのか迷うこともあるかもしれません。厚生労働省の資料を元に食材別の目安量をご紹介します。目安量のため、実際に与える量は子どもの成長に応じて調整しましょう。
離乳食完了期頃の子どもは、食材をうまく口に入れられず食べこぼす場合もあるので、器に少し多めによそうとよいでしょう。
穀類の一回あたりの食事の目安量は、軟飯で90グラム、普通飯で80グラムほどです。
米のほか、うどんやパンも穀類にあたるため、離乳食完了期には同じくらいの量を与えるとよさそうです。
野菜や果物の目安量は一回あたり40~50グラムです。野菜を30グラム与えたら、果物は10~20グラムにするなど、一回あたりの総量の目安となります。
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、みかん、りんごなどさまざまな野菜や果物を少しずつバランスよく与えましょう。
たんぱく質性食品の目安量は以下のとおりです。
・魚 15~20グラム
・肉 15~20グラム
・豆腐 50~55グラム
・卵 1/2~2/3個
・乳製品 100グラム
例えば牛乳やヨーグルトなどの乳製品を100グラム食べたら、一回あたりの食事に必要なたんぱく質の目安量は足りていることになります。魚を一口(5グラム程)しか食べなかった場合には、他のたんぱく質性食品で補うとよさそうです。
1歳~1歳半頃の離乳食完了期は、思うように食事量が増えていかなかったり、食事後も足りなさそうにしていることがあるかもしれません。離乳食完了期の量が足りないとき、ママたちはどのような工夫を取り入れて対応したのでしょうか。
子どもが食べやすいレシピを意識したというママがいました。スプーンに乗せたり、フォークに刺しやすかったり、手づかみしやすいごはんだと子どもはすすんで食べるかもしれません。パンを使ったロールサンドや、野菜の肉巻きなども食べやすそうです。
自分で食べることが楽しいと思うと、自然と食べる量が増えるかもしれませんね。
いろいろなことに興味を持ち始める離乳食完了期ごろの子どもは、食事中も別のことに意識が向いてしまうことがあるかもしれません。ごはんに集中できる環境を作ることで、子どもの食事量が増えたという声がありました。
離乳食完了期頃の子どもを育てるママは、子どもの食べる量が足りないのではと心配になることがあるかもしれません。反対にたくさん食べて、食べ足りなさそうにしている子どももいるでしょう。
食べないときは、おやつをおにぎりなどの食事系に変えてみるとよいかもしれません。食べたりないときは食べたいだけ与えてもよいそうですが、食後に便秘や下痢などの症状が出るときは食べすぎかもしれません。
この時期の子どもは食べむらがあることが多いため、子どものペースに合わせるとよさそうです。
離乳食完了期の子どもを育てるママは、遊びながら食べたり、偏食をしたり、食べむらがあったりする子どもの食事に悩むことがあるようです。食べる量について不安に思うこともあるかもしれません。
食材別の目安量を参考にして、子どもが食べやすいレシピを作ったり、食事に集中できる環境を意識するとよいでしょう。
工夫を取り入れても食べないことがあるかもしれません。子どもはお腹が空くと食べることがあったり、日によって食べる量に違いがあることもあるため、食事量が気になるときは子どものペースに合わせるとよさそうです。
食べる量を心配しすぎるよりも、食事を楽しむことを意識しましょう。
2019年10月30日
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