離乳食のチャーハンはいつから?離乳食後期のチャーハンレシピ
チャーハンの冷凍保存方法について
離乳食にチャーハンを取り入れる時期や作り方が気になるママもいるかもしれません。今回は、離乳食のチャーハンはいつから取り入れたか、離乳食後期の進め方や困っていること、チャーハンのレシピと冷凍保存方法についてご紹介します。
離乳食のチャーハンはいつから?
ママたちは、離乳食にいつからチャーハンを与えたのでしょうか。
30代ママ
20代ママ
30代ママ
チャーハンは離乳食後期以降に作るママが多いようです。
離乳食後期の進め方
離乳食後期が始まる時期や、量の目安についてまとめました。
離乳食後期はいつから?
厚生労働省の資料によると、離乳食後期は生後9カ月から11カ月頃とされています。1日3回、歯ぐきでつぶせる固さのものを与え、食欲に応じて離乳食の量を増やしましょう。共食を通じて食の楽しい体験ができるように意識するとよいようです。
また、離乳食後期からは手づかみ食べを積極的にさせるように記載されています。食べ物を触り、固さや食感を体験するすることで、食べ物への関心や、自分の意志で食べようとする行動に繋がります。
離乳食の量の目安
離乳食後期の1回当たり量の目安は、厚生労働省の資料に下記のように記載されています。
穀類:全粥90g~軟飯80g
野菜果物:30g~40g
魚:15g
肉:15g
豆腐:45g
卵:全卵1/2個
乳製品:80g
献立を考えるときは、主食となる炭水化物、ビタミンやミネラルを含む野菜や果物類、魚や肉などのタンパク質源食品の3種類の栄養素を組み合わせるように心がけましょう。
子どもの離乳食で困ったこと
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べる量が少ない/21.8%
食べものの種類が偏っている/21.2%
食べさせるのが負担、大変/17.8%
食べるのをいやがる/15.9%
食べる量が多い/5.5%
作り方がわからない/5.3%
開始の時期がわからない/3.5%
(回答数:1240)
離乳食を食べる量や食材の種類の偏りなどが気になるママが多いようです。赤ちゃんが食べる量が少なかったり、食べるのをいやがったりすると、ママは食べさせるのを負担に感じてしまうかもしれません。
離乳食後期のチャーハンのレシピ
Koarakko/Shutterstock.com
離乳食後期のチャーハンのレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。
ニラと納豆のチャーハン
1. ニラを柔らかくなるまで茹で、みじん切りにする
2. フライパンで炒り卵を作る
3. 軟飯、納豆、ニラを加えて混ぜる
ニラは柔らかい葉先の部分を茹でて使うとよいですね。繊維が多いので、細かく切ると赤ちゃんが食べやすいでしょう。
ツナチャーハン
1. にんじん、ねぎ、ほうれん草をみじん切りにする
2. ツナに熱湯をかけて、油を抜く
3. フライパンにゴマ油を熱し、野菜とツナを炒める
4. ごはんと水を入れて、ごはんが柔らかくなったら火を止める
調味料を使わなくても、ツナとごま油の風味でおいしくできあがるようです。簡単に作れて野菜もたくさん摂れるうれしいレシピですね。
しらすチャーハン
1. にんじんとピーマンをみじん切りにする
2. 炊飯器にお米と多めの水、だしの素を入れる
3. 野菜を入れて炊飯する
4. 卵を溶いて、しらすを混ぜる
5. 炊きあがりに溶き卵を混ぜて、炊飯器の蓋を閉めて数分置く
炊飯器で簡単に作れるチャーハンのレシピです。軟飯の柔らかさになるように、水の量を調整しましょう。卵にしっかり火が通っているか確認してから、赤ちゃんに与えましょう。
鮭チャーハン
1. 鮭を茹でて、ほぐす
2. ブロッコリーを茹でて細かく刻む
3. フライパンで卵を炒める
4. 鮭、ブロッコリー、軟飯、昆布だしを入れて炒める
鮭の塩気が少ないときは、醤油を数滴加えて味付けするとよいかもしれません。ブロッコリーは電子レンジで加熱して柔らかくしてもよいようです。
チャーハンの冷凍保存方法
20代ママ
20代ママ
ラップや保存用密封袋を使ってチャーハンを冷凍保存するママがいました。解凍するときは、電子レンジで加熱するとよいでしょう。
離乳食後期にチャーハンを取り入れよう
チャーハンは、離乳食後期以降に取り入れるママが多いようです。しらすや鮭、ツナ、ニラや納豆などさまざまな食材を使ってアレンジできます。
ラップや保存用密封袋を使って冷凍保存できるので、たくさん作ってストックしてもよいかもしれません。離乳食後期に、赤ちゃんがチャーハンをおいしく食べられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年9月13日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年08月10日
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