豚肉のそぼろでおいしい離乳食を作ろう!アレンジレシピをご紹介

いつから使ったかや、おいしく作るポイント

豚肉のそぼろでおいしい離乳食を作ろう!アレンジレシピをご紹介

離乳食に豚肉のそぼろを使いたいとき、いつから与えられるかや冷凍などの保存方法について悩むママもいるかもしれません。豚ひき肉は、加熱時間が短くて済むので便利ですよね。そこで今回は、豚肉のそぼろをいつから使ったか、おいしく作るポイント、簡単アレンジレシピ、保存方法などをご紹介します。

豚肉のそぼろはいつから離乳食で使った?

離乳食に豚肉のそぼろを使いたいとき、いつから与えてよいのか悩むママもいるかもしれません。

実際に離乳食で豚肉のそぼろをいつから使ったかママたちに聞いてみました。

時間がないときにすぐに加熱できて便利だなと思ったので、離乳食後期に初めて、豚ひき肉を少しだけそぼろにして使いました。(30代ママ)

完了期に入ってから大人の料理からの取り分けが多くなったので、豚肉のそぼろなどの肉料理を食べる機会が増えてきました。(30代ママ)

子どもの成長によってそれぞれ個人差がありますが、一般的に離乳食後期~完了期頃から豚肉のそぼろを離乳食に取り入れるママが多いようです。

豚肉のそぼろをおいしく作るポイント

豚肉のそぼろをおいしく作るポイントをいくつかご紹介します。


下茹でする

沸騰したお湯
iStock.com/grandriver

豚肉のそぼろを作る際に、味がうまく染みなかったり、肉同士がくっついたり、冷めると脂っこく感じてしまうこともあるかもしれません。

臭みや余分な脂を抜いて、冷めてもおいしいパラパラのきれいなそぼろにするためには、下ごしらえとして豚ひき肉を熱湯で1分程下茹でしてアクを出し、ザルに上げて水切りしてから使うとよいようです。

お弁当用のおかずとしても使いやすそうですよね。


フライパンを使う

豚肉のそぼろを作るときは、鍋よりもフライパンの方が調味料などの汁気を飛ばしやすく調理しやすいようです。

豚ひき肉を下茹でして水切りしたあと、調味料を入れて中火~強火でかき混ぜながら煮詰め、少し汁気が残る程度にするとしっとりとおいしく仕上がるでしょう。


香味野菜を合わせる

長ねぎ、セロリ、にらなどの香味野菜と合わせると、豚ひき肉のクセを消しやすいようです。

香味野菜は料理の風味に変化を加えたいときに便利ですが、独特な苦みや香りがあるので、離乳食に使う際は子どもの様子を見ながら、加熱してごく少量から使ってみるとよいかもしれません。

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豚肉のそぼろを使った離乳食の簡単アレンジレシピ

離乳食後期~完了期に食べられる、豚肉のそぼろを使った簡単アレンジレシピをご紹介します。


豚肉のそぼろの3色丼

材料:

豚ひき肉20g、卵1個、青のり適量、砂糖小さじ1/2、しょう油小さじ1/2、ご飯1杯

作り方:

1. フライパンに油を入れ、豚ひき肉、砂糖、しょう油を入れ煮詰めて1度取り出す

2. ボウルで卵をかき混ぜてからフライパンで加熱し炒り卵を作る

3. 器にご飯を盛り、1. 2.と青のりをかけて完成

豚肉のそぼろの茶色、炒り卵の黄色、青のりの緑の3色の彩りは子どももよろこびそうですね。

青のりの他に、ほぐした紅鮭など赤色の食材を使ってもきれいでしょう。


豚肉のそぼろの麻婆豆腐

麻婆豆腐
iStock.com/daoleduc

材料:

豚ひき肉20g、にんじん1/3本、長ねぎ1/3本、豆腐1/2丁、しょう油大さじ1、みりん大さじ1、水溶き片栗粉適量

作り方:

1. フライパンに油を入れ、豚ひき肉、みじん切りにしたにんじん、長ねぎを炒める

2. にんじんがやわらかくなったら、豆腐、しょう油、みりんを加えて煮詰める

3. 水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成

豚肉や豆腐などのたんぱく質と野菜がいっしょにとれるおかずが1品あると助かりますよね。

完了期以降はお好みでケチャップや鶏ガラスープを加えても、味に深みが出ておいしいかもしれません。


豚肉のそぼろとグリンピースのおにぎり

材料:

豚ひき肉20g、グリンピース適量、みりん小さじ1/2、しょう油小さじ1/2、味噌小さじ1/2、ご飯1杯、焼きのり適量

作り方:

1. フライパンに油を入れ、豚ひき肉、グリンピース、みりん、しょう油、味噌を入れ煮詰める

2. 広げたご飯に1.をのせおにぎりを作る

3. 2.に食べやすくカットした焼きのりを巻いて完成

味噌風味の豚肉そぼろはご飯が進む味で、子どもも食べやすいかもしれません。

グリンピース以外に、キュウリやレタスなどの野菜を使っても合うでしょう。

豚肉のそぼろの冷蔵・冷凍保存方法

豚肉のそぼろを多く作りすぎたり、常備菜として作り置きしておきたい場合もあるでしょう。豚肉のそぼろの冷蔵・冷凍保存方法についてご紹介します。


冷蔵保存

数日で食べきれる場合は冷蔵保存でよいでしょう。

粗熱を取ってからできるだけ空気が入り込まないように、タッパーなどの密閉できる容器に入れて保存すると味が落ちにくいかもしれません。

汁気がなく味付けが濃い方が長く風味を保てる場合もあるようです。


冷凍保存

1週間以上など長期の保存をしたい場合は冷凍保存がよいでしょう。

粗熱を取ってから、できるだけ空気が入り込まないようにラップで小分けし、冷凍保存用バッグなどに入れて保存すると使いやすいかもしれません。

小分けせずにそのまま冷凍保存用バッグに入れる場合は、平らにして菜箸などで使う分ごとに型をつけておくと割って使いやすく、便利でしょう。

解凍する際は、使う分だけ前日から冷蔵庫に移しておくか、ラップをせずに電子レンジで温めるとよいようです。

離乳食に豚肉のそぼろを使ってみよう

離乳食を食べる赤ちゃんとママ
© yamasan - Fotolia

今回は、豚肉のそぼろについて体験談をまじえながら、いつから離乳食で使ったかや、おいしく作るポイント、簡単アレンジレシピ、冷蔵・冷凍方法などをご紹介しました。

豚肉のそぼろは常備菜として作り置きしておけば、時間がないときでもさまざまな食材や料理に手軽にトッピングして使えるので、離乳食やお弁当作りに便利でしょう。

離乳食のメニューに上手に豚肉のそぼろを取り入れて、子どもが積極的に食事を楽しめるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年8月7日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.08.21

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