離乳食中期の赤ちゃんが食べるパンについて考えたとき、選び方やそのままあげてもよいのかなどが気になるママもいるかもしれません。今回は、離乳食中期の赤ちゃんに選んだパンや量など離乳食中期にパンをあげるときに意識したこと、冷凍食材を活用した離乳食中期のパンレシピについて、体験談を交えてお伝えします。
赤ちゃんの離乳食が進み中期になると、パンを取り入れたいと考えるママもいるのではないでしょうか。離乳食中期の赤ちゃんのママたちに、パンについて気になることを聞いてみました。
ママたちに聞くと、パンの選び方やあげ方などが気になるといった声が聞かれました。
厚生労働省の資料によると、離乳食中期の頃は食材を歯ぐきでつぶせるよう、赤ちゃんには肉団子やバナナ程度の固さのものを与えるとよいとされています。また、パンに関しては72.2%のママが離乳食中期の7カ月から8カ月頃に赤ちゃんに与えたことがあると回答しているようです。
実際に、離乳食中期の赤ちゃんにはどのようなパンを選べばよいのでしょう。
ママたちに、離乳食中期の赤ちゃんにどのようなパンを選んだのか聞いてみました。
離乳食中期に、白い食パンの柔らかい部分を選んでいるママがいるようです。ママのなかには、耳のついていないサンドイッチ用の食パンを使っているという声もありました。
離乳食中期に、添加物が少ないパンを選ぶのもよいかもしれません。他にも、パン屋さんで購入する際にお店の人に添加物が入っていないかどうか確認してから購入しているという声も聞かれました。
離乳食中期の赤ちゃんに、糖分や油分、塩分が少ないものを選んでいるママもいるようです。食パンの耳は多めに含まれていると栄養士さんから聞いたのを参考に、白い部分のみを使っているという声も聞かれました。
離乳食中期の赤ちゃんにパンをあげるときは、どのようなことを意識すればよいのでしょう。
離乳食中期の赤ちゃんにパンをあげるとき、1回あたりの量を意識しているママがいるようです。他にも、パンには塩分が含まれているので、離乳食中期の赤ちゃんが食べすぎないよう1食あたりの量を決めてあげているという声も聞かれました。
離乳食中期にあげるパンは、赤ちゃんが食べやすい形になるよう工夫するとよいかもしれません。粉ミルクで煮るほか、野菜でとった出汁といっしょに煮てからあげているというママの声もありました。
ママたちに聞いた、離乳食中期のパンレシピをご紹介します。
離乳食中期に、かぼちゃときな粉の入ったパン粥を作っているママがいるようです。かぼちゃなど野菜が入ったパン粥を作るときは、加熱して1食分ずつ冷凍保存しておいたものを使うなど、作り方を工夫すると時短で調理することもできそうですね。
離乳食中期の赤ちゃんに、パングラタンを作るのもよいかもしれません。パングラタンはクリームコーンの他にも、ノンオイルのツナや玉ねぎなどさまざまな食材でアレンジも利きやすいかもしれません。グラタンは熱いので赤ちゃんがやけどをしないよう、あらかじめ食事の15分程前に作っておくよう意識しているというママの声もありました。
離乳食中期に卵黄を食べられるようになった場合に、手づかみしやすいフレンチトーストを作っているママもいるようです。フレンチトーストを作ったママからは、余ったときに冷凍保存をしておけば、食べたいときに電子レンジで解凍できるので便利だという声も聞かれました。
離乳食中期の赤ちゃんにパンをあげる場合、ママたちは白い食パンや添加物の少ないものを選んでいるようです。1食あたりの量や、そのままの形ではなく赤ちゃんが食べやすくなるよう煮てからあげることを意識するとよいかもしれません。
冷凍保存の食材を活用したレシピも参考にしながら、離乳食中期にパンを取り入れられるとよいですね。
2019年06月06日