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2018年03月01日

離乳食後期のとうもろこしの進め方は?手づかみレシピやアレンジの工夫

離乳食後期のとうもろこしの進め方は?手づかみレシピやアレンジの工夫

離乳食後期にとうもろこしを調理してあげようと考えたとき、形状や進め方の目安、子どもが食べやすい工夫などに悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省の資料を参考にしながら、ママたちに聞いた離乳食の手づかみレシピや工夫などをご紹介します。

離乳食後期の進め方

離乳食後期になると多くのママは初期、中期の経験から離乳食を作ることも食べさせることにも慣れてきた頃でしょう。しかし、この時期になると子どもの方も食べ物の好き嫌いによる少食や、集中して食べてくれない遊び食べが始まるなど新しい悩みが出てくることもあるようです。

基本的な離乳食後期の進め方について、厚生労働省の資料を参考に紹介していきます。

離乳食後期はいつから?

厚生労働省の資料によると、生後9カ月から11カ月頃が離乳食後期とされています。授乳やミルクがメインではなくなる子が増え、1日3回食に進めていくなど、大人に近い食生活が始まる時期といえるでしょう。

調理形態は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)がよいようです。

離乳食の量の目安

離乳食後期の1回あたりの食事量の目安は以下の量とされています。

穀類:全がゆ90g~、軟飯80g
野菜・果物:30g~40g
魚:15g
肉:15g
豆腐:45g
卵:全卵1/2個
乳製品:80g

子どもの離乳食で困ったこと、わからないこと

スプーン
Naresuan261/Shutterstock.com

離乳食で困ったこと

厚生労働省が出している資料の中には離乳食で困ったこととして、次のような内容が挙げられています。

食べるものの種類が偏っている / 28.5%

食べる量が少ない / 20.6%

食べるのをいやがる / 13.1%

作り方がわからない / 6.6%

(回答数:2722)

食べるものの種類が偏っていることや、食べる量が少ないことで困っている方が多いと出ています。離乳食後期は、1日3回食に進めていく時期でもありますが、どんな食材を食べさせてあげたらよいのか、好き嫌いのある子どもにどのように調理すれば食べてもらえるのかがわからなくて悩むというママの意見もありました。

離乳食でわからないこと

困ったことの次に、離乳食のことでわからないことについても厚生労働省が出している資料より紹介します。

食べる適量がわからない / 46.4%

食べさせてよいものがわからない / 15.6%

離乳の進め方がわからない / 14.9%

離乳食の作り方がわからない / 9.0%

(回答数:5223)

食べる適量がわからないと困っている方が一番多く、次に食べさせてよいものがわからないと悩んでいる方が多いようです。離乳食後期は、食欲に応じて離乳食の量を増やしていく時期だといわれていますが、噛む練習をしてもらいたいのに噛まずに飲み込んでしまう、手づかみ食べをしてもらいたいのにしてくれないなどのママの悩みが増える時期なのかもしれません。

とうもろこしは甘くて子どもが食べやすいようで、ママは離乳食に取り入れやすい食材でしょう。できるだけ皮が緑で新鮮でヒゲは茶色のものを選ぶと、よりおいしく離乳食に使うことができるようです。離乳食後期に、ママたちはとうもろこしを取り入れるためにどんな工夫をしているのでしょうか。

離乳食の後期のとうもろこしのアレンジレシピ

離乳食のとうもろこしレシピ
Natalia Mylova/Shutterstock.com

離乳食後期の頃に、ママたちはどのようにしてとうもろこしを調理していたのでしょうか。離乳食の手づかみしやすいレシピや工夫などを3つ聞いてみました。

とうもろこしと豆腐のスープ

「離乳食後期になり、よく噛んで食べる練習をしてもらいたいと考えていたのですが、食材をやわらかく調理し過ぎているのか、あまり噛まずに飲み込んでしまうので悩んでいました。そこで食感のあるとうもろこしを使って、噛んで食べる練習をしてもらおうと考え、とうもろこしを使ったレシピを作ってみることにしました。

茹でて粒状にしたとうもろこしと、食べやすい大きさに切った玉ねぎとにんじん、ほうれん草、水とベビーコンソメ、木綿豆腐と塩を少々を鍋に入れて煮たら、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。食感のあるとうもろこしを加えたことで、子どもに噛んで食べようとする様子が見られました。とうもろこしは茹でて粒状にしてからフリージングバックに入れて冷凍保存しておいて、いろいろな離乳食に使っていました」(30代ママ)

子どもは前歯が生えるにしたがって、前歯でかじりとって1口量を学習していくようです。舌と上あごでつぶせないものを歯ぐきの上でつぶすようになるので、食事中の子どもの様子を見ながら硬さを調節できるとよいでしょう。

厚生労働省の資料に乳歯が生え始める時期の平均についてはこのように書かれています。

・下の歯
 :男子8カ月(±1カ月)
 :女子9カ月(±1カ月)

・上の歯
 :男女10カ月(±1カ月)

とうもろこしの炊き込みご飯

「子どもは炭水化物があまり好きではなくおかずばかり食べてしまうので、主食と副菜のバランスが偏っていることを心配していました。

そこで、子どもの好きなとうもろこしを使った炊き込みご飯を作れば、ご飯もたくさん食べてくれるかもしれないと考え、とうもろこしの炊き込みご飯を作ってみました。とうもろこしは茹でてから包丁で粒状にそぎ落とし、軟飯とバターといっしょに混ぜ合わせます。

子どもは、喜んでたくさん食べてくれ、子どもの大好きなレシピになりました。お茶碗によそわず、おにぎりにすると手づかみ食べの練習にもなるのでよく作っていました」(30代ママ)

とうもろこしのおやき

「そろそろ手づかみ食べの練習をしてもらいたいと考えていましたが、スプーンで食べさせてもらうのを待っていて、自分からあまり離乳食に手を伸ばさないので、どうしたら手づかみ食べをしてくれるのか悩んでいました。そこで子どもが手づかみしたくなるような、手で持ちやすいレシピを作れば食べてくれるのかもしれないと考え、とうもろこしのおやきを作ってみることにしました。

とうもろこしは電子レンジで加熱してから実を包丁でそぎ落としてみじん切りにし、小麦粉と少量の水、ツナといっしょに混ぜて丸く成形し、フライパンにオリーブ油をひいてから両面を焼きます。手に持ちやすい形に成形したことで自分で食べたいという気持ちがでてきたようで、自分で口に運ぶ様子が見られました。甘みのあるとうもろこしのおやきに、子どもは進んで食べたがっていたようでした」(20代ママ)

厚生労働省の資料でも、手づかみ食べを重要としています。食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び口に入れるという目と手と口の協調運動により、スプーンやフォークを上手に使えるようになるようです。

離乳食後期にとうもろこしを取り入れてみよう

離乳食を食べる赤ちゃん
Top Photo Engineer/Shutterstock.com

離乳食後期になると、いろいろな食材を使って調理できるようになりますが、子どもの好き嫌いによる栄養バランスの偏りや、手づかみ食べによる悩みも出てくるようです。とうもろこしは甘みがあり子どもが好きな食材のようなので、ママは離乳食に取り入れやすいかもしれません。

ママたちの離乳食作りの工夫や手づかみしやすいレシピなどを参考にしながら、とうもろこしを離乳食に工夫して使えるとよいですね。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省

※記事内で使用している参照内容は、2018年2月28日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

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