離乳食にぶりとかぶを活用しよう!簡単レシピを時期別に紹介

ぶりとかぶを離乳食に使うときのポイント

離乳食にぶりとかぶを活用しよう!簡単レシピを時期別に紹介

ぶりとかぶを使って離乳食を作りたいママもいるでしょう。ぶりとかぶはいつから離乳食に使えるのでしょうか。今回はぶりとかぶで作る離乳食の簡単レシピを時期別に紹介します。併せて、ぶりとかぶを離乳食に使うときのポイントについてもお伝えします。

ぶりとかぶはいつから離乳食に使える?

ぶりとかぶはいつから離乳食に使えるのかと悩むママもいるでしょう。ぶりとかぶをいつから離乳食に使ったのかをママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

離乳食完了期の時期に、ぶりの照り焼きを大人用に作り、たれのついていない部分をほぐして子どもに食べさせていました。

30代ママ
30代ママ

だいこんやにんじんなどの根菜といっしょにかぶを煮こんで薄味で調理し、離乳食中期で子どもに与えていました。

ぶりを離乳食完了期の1歳~1歳半から与えていたというママがいました。離乳食初期に白身魚から使い、白身魚に慣れてきたら少しずつ赤身魚を試すとよいようです。ぶりは離乳食後期の9~10カ月頃以降に与えるとよいかもしれません。

ぶりを茹でてやわらかくほぐし、子どもの様子をみながら少しずつ試してみましょう。

 

かぶはやわらかく茹でて裏ごしをすると離乳食初期から与えられる食材のようですが、離乳食中期の7〜8カ月頃から子どもに与えていたというママがいました。

ぶりとかぶをいっしょに使うのは離乳食後期からがよさそうです。ぶりもかぶも白い色なので、何色の食材と合わせても相性がよさそうですね。

出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省
離乳食はいつから?ぶりの離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食はいつから?ぶりの離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食はいつから?かぶの離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食はいつから?かぶの離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食にぶりとかぶを使うときのポイント

かぶ
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離乳食にぶりとかぶを使うときのポイントについてお伝えします。


ぶりの皮と骨、血合いを取り除く

離乳食にぶりを使うときは皮と骨をていねいに取り除きましょう。骨が残っていると子どもの喉や口の中を切ってしまうことがあるので注意が必要です。

ぶりを初めて食べた子どもが苦味を嫌がり口から出してしまったというママの声もありました。最初のうちはぶりの血合いも取り除くと、苦味などのクセが軽減され子どもが食べやすいかもしれません。


かぶの皮を厚めに剥く

かぶの実の外側は繊維が含まれており固い場合が多いようです。皮を厚めに剥いた方がやわらかい食感に仕上がるでしょう。

離乳食初期にかぶをペースト状にして与えるときや、離乳食完了期に小さめに切って与えるときも、かぶの皮を厚めに剥いて調理をすると子どもが食べやすいかもしれません。


かぶの葉の灰汁を抜く

かぶの葉は灰汁が強いので、葉を丁寧に洗ったあとお湯で軽く茹で、灰汁を抜いてから調理をするとよいでしょう。

かぶの葉は新鮮な部分を使うようにするとよさそうです。


離乳食の時期に合わせた固さに調理する

離乳食にぶりやかぶを使うときは、子どもが食べやすいよう時期別に調理してから与えましょう。

ぶりは離乳食後期から、かぶは離乳食中期から使える食材のようです。離乳食中期では舌でつぶせる固さに調理をしましょう。離乳食後期では歯茎でつぶせる固さ、離乳食完了期では歯茎で噛める固さに調理をするとよさそうです。


薄味に調理する

子どもにはぶりやかぶ本来の味を味わってもらいたいですよね。薄味に仕上げ、子どもの様子を見ながら少量ずつ調味料を加えていくとよいでしょう。

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【時期別】ぶりとかぶを使った離乳食の簡単レシピ

ぶりとかぶを使って簡単に作れる離乳食のレシピを時期別にご紹介します。

ぶりは皮と骨、血合いを取り除き、かぶは皮を剥いてから調理をしましょう。


【離乳食後期】ぶりとかぶのそぼろ

1. ぶりを茹でて細かくほぐし、かぶは5mm角程に切る

2. ブロッコリーを茹でて食べやすい大きさにほぐす

3. 鍋に牛乳と粉末スープを入れて煮る

4. 3に1と2を加え、かぶがやわらかくなるまで煮る

ぶりとかぶと牛乳で作る白いスープです。かぶはフォークが通るくらいのやわやかさに煮込むとよいでしょう。

仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけると口当たりがよくなるので、子どもが食べやすくなりそうですね。


【離乳食後期】ぶりとかぶのミルクスープ

かぶのスープ
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1. ぶりを茹でて細かくほぐし、かぶは5mm角程に切る

2. ブロッコリーを茹でて食べやすい大きさにほぐす

3. 鍋に牛乳と粉末スープを入れて煮る

4. 3に1と2を加え、かぶがやわらかくなるまで煮る

ぶりとかぶと牛乳で作る白いスープです。かぶはフォークが通るくらいのやわやかさに煮込むとよいでしょう。

仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけると口当たりがよくなるので、子どもが食べやすくなりそうですね。


【離乳食完了期】ぶりとかぶの煮つけ

1. ぶりを茹でて食べやすい大きさに切る

2. かぶを1cm角程に切り、ほうれん草は食べやすい大きさに切る

3. 鍋に多めの水を入れ、かぶを入れて煮る

4. 3にぶりとほうれん草を入れ、醤油と少量の砂糖を加えて煮汁がなくなるまで煮込む


子どもが食べやすいよう材料がやわらかくなるまで煮込みましょう。

いろいろな野菜を加えてアレンジができそうですね。


【離乳食完了期】ぶりとかぶの照り焼き

1. ぶりを食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶす

2. フライパンでぶりの両面を焼く

3. ぶりに焼き色がついたら弱火にして蓋をする

4. ぶりの中まで火が通ったら蓋を取り、薄く切ったかぶを3に加える

5. 醤油、酒、みりん、砂糖を混ぜ合わせて作ったタレを4に入れる

6. タレを全体に絡めながら煮詰める

調理前にぶりに少量の塩を振って10分程置いておくと、ぶりの臭みが取れて子どもが食べやすいかもしれません。

ぶりの中までしっかり火が通っているか確認しましょう。タレが焦げないよう仕上げは余熱で煮詰めるようにするとよいでしょう。

ぶりとかぶを離乳食に活用してレシピの幅を広げよう

離乳食を食べる子ども
tatsushi- stock.adobe.com

今回はぶりとかぶを使ったレシピをご紹介しました。ぶりとかぶをいっしょに使うのは離乳食後期以降がよさそうです。

ぶりとかぶは調味料の味が浸み込みやすい食材ですが、薄味を意識して子どもにぶりとかぶ本来の味を楽しんでもらえるとよいですね。

離乳食の時期別に調理方法をアレンジして、レシピを取り入れてみてはいかがでしょうか。


※記事内で使用している参照内容は、2019年11月28日時点で作成した記事になります。

 

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.11.20

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