おせち料理に海老や数の子を使うとき、どのくらいの期間保存できるのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、おせちが保存食といわれる由来や黒豆やローストビーフなどおせちにあわせた保存方法、保存容器などおせちを保存するときに意識したことを体験談を交えてご紹介します。
おせち料理を作るとき、海老のうま煮や数の子など普段は作らない料理がどのくらい保存できるのか気になるママもいるのではないでしょうか。保存期間を考えて作る順番を決めたいママもいるかもしれません。
使う食材や調理の仕方、保存方法によって同じおせち料理でも保存期間は変わってくるようですが、ママたちはどのようにおせち料理を保存していたのでしょう。
おせち料理は保存食といわれることもあるようです。地域よって由来はさまざまなようですが、おせちが保存食といわれる由来をご紹介します。
お正月は神様を家に迎えるとされることから、新年に台所を騒がせないようにという言い伝えがあるそうです。
そのため、お正月は台所で煮炊きをすることを極力控え、年が明ける前に塩や砂糖をたくさん使って保存しやすいおせち料理を作る習慣ができたといわれているようです。
普段家族の食事の準備をするママに、お正月の三が日は台所仕事を休んでもらいたいという由来もあるようです。1月3日頃まで保存しやすいように、酢のものや濃いめの味つけにしたおせち料理を作るようになったのかもしれませんね。
おせち料理を保存したいと考えたとき、保存の仕方には常温や冷蔵、冷凍などがあるようですが、おせちによって保存方法も変わってくるようです。おせち料理にあわせた保存方法をママたちに聞いてみました。
「汁気のある煮物は、暖房をつけたキッチンで保存すると傷んでしまうかもしれないと思いました。海老のうま煮は、蓋つきの保存容器に入れて冷蔵庫で保存しました」(20代ママ)
海老のうま煮を蓋つきの保存容器に入れて冷蔵保存したママもいるようです。冷蔵保存した海老のうま煮を温め直すときは、弱火でゆっくり火を通すと身が固くなりにくかったというママの声もありました。
「味つけした数の子は冷蔵庫で保存しました。漬け汁に浸しておくと、次に食べるときもパサパサせずにしっとりしていました」(30代ママ)
「数の子は、漬け汁に浸した状態で1週間程度冷凍保存しました。自然解凍すると食感が変わりにくく、おいしく食べられました」(20代ママ)
数の子を冷蔵庫や冷凍庫で保存したママもいるようです。数日で食べ切れる量は冷蔵、たくさんある場合は一部を冷凍するなどして保存する場所をわけるのもよいかもしれませんね。
「私のうちでは、黒豆を冷蔵庫で1週間程度保存しました。煮汁に浸して保存すると、シワがよりにくく、きれいな状態で保存できました」(30代ママ)
黒豆は煮汁に浸すとシワになりにくいようです。保存する場合は、砂糖の量が多くして保存したというママの声もありました。
「おせちにローストビーフを作ったとき、冷蔵庫で2日間程度保存しました。衛生面が気になったので、盛りつける量だけを取り出すように意識しました」(30代ママ)
「ローストビーフは一度にたくさんの量が作れるので、半量を冷蔵庫で保存し、半量を冷凍保存しました。冷凍したローストビーフもなるべく早めに食べ切るようにしました」(40代ママ)
ローストビーフは食べる量にあわせて冷蔵や冷凍保存したママもいるようです。ローストビーフを保存するときは、切り分けずブロックのまま保存し、食べる直前で薄切りにしていたというママの声もありました。
おせち料理をおいしい状態で保存したいとき、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。おせち料理を保存するときに、ママたちが意識したことを聞いてみました。
「酢のものやマリネは、お皿としても使える蓋つきの保存容器に入れました。冷蔵庫から取り出してそのまま食卓へ並べられるので、移し替える必要がなくて簡単でした」(20代ママ)
「数の子を冷凍保存するとき、ジッパーつきのフリーザーバッグを使いました。漬け汁を入れ、空気を抜くように封とすると、空気にふれにくい状態で冷凍保存できました」(30代ママ)
食器としても使いやすい保存容器を選んだり、空気を抜いて保存しやすいフリーザーバッグを使ったママもいるようです。保存容器への匂い移りが気になる場合、ホーロー素材の保存容器を使うと匂いが気にならなかったというママの声もありました。
保存容器ごと食卓に並べる際は、取り分け用の箸やスプーンがあると衛生的かもしれません。
「おせち料理を室内で保存するときは、温度の低い場所で保管するように意識しました。暖房がついている部屋では、おせちが傷んでしまうかもしれないと思い、漬物を保管している冷暗所におせちも保管しました」(40代ママ)
室内でおせちを保存するとき、温度の低い場所で保管したママもいるようです。常温保存もできる食材もありますが、日光のあたる場所や高温多湿になる場所は避けて保存した方がよいでしょう。
「海老のうま煮や煮物などを室内で保存するとき、衛生面が気になりました。食べるときにはよく加熱するよう意識しています」(30代ママ)
おせち料理が傷みにくいように、よく加熱するようにしたママもいるようです。保存容器から鍋に移して再加熱する他に、電子レンジで加熱したというママの声もありました。
おせち料理が保存食といわれる由来には、神様やママにまつわる由来があるようです。海老のうま煮や黒豆は涼しい室内や冷蔵庫で保存したり、数の子やローストビーフは冷蔵庫や冷凍庫で保存したりと工夫して保存したママもいました。
料理の特徴にあわせた保存容器を選び、おせち料理をおいしい状態で保存できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年12月25日時点で作成した記事になります。
2018年12月27日
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