産後、退院時の赤ちゃんの服は何を用意する?ママたちにきく、服の選び方

産後、退院時の赤ちゃんの服は何を用意する?ママたちにきく、服の選び方

出産準備で忘れず用意したいのが、産後退院するときの赤ちゃんの服でしょう。セレモニードレスと普段も着られる服、どちらにするか迷うママも多いかもしれません。ママたちが選んだ赤ちゃんの服とその理由を性別・誕生月と合わせてご紹介します。また、退院時のママの服についても聞いてみました。

入院中と退院時の赤ちゃんの服

入院中の新生児は病院の服で過ごす

誕生したばかりの赤ちゃんは、病院が用意してくれた服を着て過ごすことが多いようです。病院内は一定の室温に保たれているので季節による服の違いはないようでした。退院時には赤ちゃんの服が必要になるので用意しておきたいですね。


退院時はセレモニードレス

「私が生まれたときのセレモニードレスを母が大切に取っておいてくれ、子どもが生まれたら着せたいと思っていたので退院時に着せました」(女:11月生まれ、30代ママ)

「お宮参りでも着せたいと思っていたので、憧れだったセレモニードレスを購入して着せました」(男:1月生まれ、30代ママ)

「母が昔、私のために作ってくれた白のセレモニードレスを娘たちにも着せました」(女:5月生まれ、女:10月生まれ、女:4月生まれ、20代ママ)

退院時に、母から子どもへ受け継いだセレモニードレスを着せているママや、お宮参りや生後100日頃に行うお食い初めの儀式でも使えるので購入したというママも多いようです。

筆者の子どもの場合は、お宮参りを生後3カ月頃に遅らせたところ、ドレスが小さくなってしまいました。誕生後のイベントにも着せたい場合は、サイズ選びに注意が必要かもしれません。

新生児
iStock.com/Yagi-Studio

退院時は普段着としても使える服

「2人目の子どもが男の子だったので、おしゃれ普段着を選びました。ベロア素材で淡い水色のカバーオールです」(男:11月生まれ、30代ママ)

「暑い時期だったので、装飾の多いドレスは赤ちゃんが暑そうに感じたのと、病院から自宅まで車で5分の距離だったので普段着にしました。写真撮影のため、真っ白のフォーマルっぽい服を選びました」(男:5月生まれ、女:9月生まれ、30代ママ)

「せっかく購入するなら着る機会が多いほうがよいと思い、ツーウェイオールにしました。よそ行き仕様のものを着せて、真っ白いおくるみを使いました」(女:3月生まれ、女:5月生まれ、30代ママ)

赤ちゃんの性別や季節によってさまざまですが、赤ちゃんが気持ちよく過ごせる服を選んだママや、普段でも着られるものを考えて購入したママもいました。

セレモニードレスを選ばなかったママも、白や淡い色のカバーオールやツーウェイオールを選び、フォーマル感を出したようです。改まったイベントだけでなく、普段着として何度も着られるのが嬉しいですね。

退院時のママの服

授乳ができる服

「退院時の服は、授乳口のついた7分袖のワンピースに妊婦用タイツ、黒のスリッポンです。お宮参りにも着たいと思ったため購入しました」(20代ママ)

「授乳服兼用のマタニティロングワンピースとタイツ、コート、靴はペタンコのブーツでした」(30代ママ)

新生児の間は1日に何度も授乳をするので、前開きの服や授乳口のついた服が便利なようです。筆者は授乳服を多く用意する代わりに、授乳ストラップを購入しました。服を押さえなくても落ちてこず、両手が空くので便利でした。


お腹をしめつけない服

「ひざ丈のお出かけ用半袖ワンピースに、バレエシューズでした」(30代ママ)

「退院時にお腹周りのふくらみがどうなっているか分からなかったため、楽に着られるワンピースを用意しました」(30代ママ)

「用意していた妊娠前のジーンズがはけず、マタニティジーンズにスニーカー、前ボタンのチュニックで帰宅しました」(20代ママ)

ママの身体は、産後数日ではすぐに元通りというわけにいかないようです。お腹周りがゆったりとした服を選ぶとよさそうですね。


ローヒールやスニーカー

「産後2日目の朝、両足がぱんぱんに浮腫んでいて驚きました。退院時はスニーカーの紐を緩めて帰宅しました」(30代ママ) 

「産後、足首がないと感じるほど足が浮腫んだので、退院時はゆったり履けるサンダルで帰りました」(30代ママ)

産後に足がとても浮腫んだという人もいて、足元はきつすぎないものを選ぶママが多くいました。子どもを抱っこすることなども考えると安定感があり、歩きやすい靴がよいかもしれません。

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ママたちに聞いた退院時の話

「退院のとき、お世話になった看護師さんといっしょに写真を撮りました。子どもが大きくなったら『ここで産まれたんだよ』と写真を見せてあげたいです」(30代ママ)

「出産した病院では、退院時にフォーマルな服装で記念撮影をすることが恒例になっているようでしたので、マタニティー用ではないフォーマルな感じのワンピースを持って行きました」(30代ママ)

退院時の写真撮影をする方も多く、撮影することを意識して赤ちゃんや自分の服を選んだママと、赤ちゃんの服にはこだわったけれど、自分の服については特に気にしなかったというママがいました。


退院時に気をつけたこと

生まれたばかりの赤ちゃんは温度調節された病院からはじめて外に出ることになります。寒い時期には「暖かいおくるみを用意した」と話すママもいました。

筆者の子どもは12月に退院だったので、あらかじめ自宅を暖めておくよう親に頼み、移動中の車内では赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて寒くないように小さい毛布をかけて帰りました。雨風や気温など退院するときのお天気によって服選びも変わってくるかもしれません。

赤ちゃんと退院する日をイメージして服選び

新生児とママ
iStock.com/Mitsuo Tamaki

出産準備品を用意しているママたちは、どんなお産になるかドキドキの毎日ですね。退院して初めて赤ちゃんを自宅に迎える日、どんな服を着せるかパパと相談するのも楽しそうです。

退院時のママの服も産後の身体に合ったものを選んで、赤ちゃんとの新しい暮らしを気持ちよく始められるとよいですね。

2018.02.01

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