教育のまち、北海道安平町に迫る。自分に期待するチカラをぐんぐんと

教育のまち、北海道安平町に迫る。自分に期待するチカラをぐんぐんと

北海道安平町では、学校教育に加えて「町独自の教育手法」を用意。子どもに多くの「挑戦する経験」を与え、これからの不安定な時代を生き抜くために必要なチカラを育てている。今注目の安平町では、実際にどのような教育が行われているかを紹介する。

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北海道安平町とは

北海道安平町は、北海道の空の玄関口である「新千歳空港」から20分ほどに位置する、人口7,500名ほどの町。国内有数の馬産地として知られ、ディープインパクトやアーモンドアイが生まれた牧場のある「早来地区」と、国鉄最後の蒸気機関車(SL)が走り、今もSLファンから聖地として愛される「追分地区」があり、それぞれ独自の文化を有する町である。

安平町は、2018年から2020年にかけて日本ユニセフから「日本型子どもにやさしいまちモデル検証作業」の実施自治体に選ばれるなど、「子育て・教育」を第一優先政策としたまちづくりに取り組んでいる。
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安平町を代表する三つの教育

この安平町では子育て・教育に関する事業は多岐にわたるが、代表するのは「はやきた子ども園」「あびら教育プラン」「令和5年度に開校する早来地区の義務教育学校」の三つである。

(1)はやきた子ども園

はやきた子ども園は、全国に先駆がけて「学校法人との公私連携・幼保連携型認定こども園」となったこども園である。元々町立こども園だったが、教育の質の向上を目指して民営化。保育内容が一新されてからは、町外からも入園を希望する園児が増え、この園に通わせるために移住してくる家族がいるほどの人気だ。

はやきた子ども園では「教育の対象はトポス(場)である」という理念から、子どもたちが全力で遊べる場と環境を徹底的に作り込んでおり、さまざまな部分に挑戦の仕掛けが施されている。

例えば園庭には高さ3.5mの遊具があり、そこから飛び降りて遊ぶことができる。ただし、登るためにはボルタリングやロープに挑戦しなければならず、飛び降りるにも自分の気持ちと向きあわなければならない。

また、園庭には2頭の馬が飼育されていて、子どもたちは、自転車に乗るより先に馬に乗るという。まさに「馬の町の教育」の形を体現している。
さらに、園から徒歩5分の所に広大な森を持っており、そこではより一層、挑戦・探究しながら自由に遊んでいる。まさに「遊びを通じて、自分を育む」ことができるこども園となっている。
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(2)あびら教育プラン

安平町独自の社会教育の取り組みである「あびら教育プラン」。

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あびら教育プランは「学びから挑戦へ」を掲げ、3つの事業で構成されている。

一つ目の遊育事業では、「遊びを通じて、子どもの”好き”を増やすこと」を目的とする。
本物の山の中の「制限なく何でも自由に遊べる場所」を拠点としており、子どもたちは、自分たちの手で遊具を作ったり、様々なテーマのプロジェクトを行ったりする。

草刈りなど遊び場の管理は地元の大人がしており、地域コミュニティとの接点にもなっている。
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二つ目に、「視野を広げる」ことを目的とした教育を行うのが、教えない放課後教室「あびらぼ」。
宇宙やアート、ファッション、さらにはお金についてなど、普通に過ごしていたら考えないような世界に焦点を当てて学ぶことで、子どもたちの情報アンテナを変え、彼らに「おもしろフィルターを通して世界を見る」ように促している。

授業ではさまざまなテーマの世界を学んだあと、実際に自分たちでも挑戦してみる。例えばアート編の授業のあとには、スプレーアートを行ったり、ファッション編では自分たちでデザインしたTシャツをオンラインサイトで販売するなどしている。
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三つ目は、子どものやりたいを形にするプロジェクト学習「カイタク」。

子どもの多くの学びは机の上で完結してしまうが、カイタクでは子どもが考えたことを実際の社会で行うところまで伴走する。そこまでしないと、成功体験も失敗体験も積まないまま学びが終わってしまうからだ。
実際に取り組みを行うにはお金がかかるが、その資金調達イベントもカイタクで行っている。チャレンジャーは多くの町民の前で自分の想いを語り、資金援助を求める。多くの地域住民を巻き込むことで、町に子どもの挑戦を応援する文化も作っている。
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(3)早来地区義務教育学校

安平町の最後の代表的な教育事業は、令和5年に開校する早来地区の義務教育学校である。この学校建設には全国の先駆的な学校建設にアドバイザーとして関わる「教育環境研究所」をはじめ、北海道を代表するアトリエ系建築会社「アトリエブンク」やウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」が参画し、文部科学省が進める令和時代の新しい学校施設が完成する。
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義務教育学校2
義務教育学校とは、小学校6年間と中学校3年間を一緒にした9年間の学校で、前期課程(今までの小学1~6年生)の教室は通常の教室の約1.5~2倍の広さがあり、多様な授業スタイルに対応できるつくりになっている。

後期課程(今までの中学1~3年生)では教科センター方式(生徒が授業ごとに各教科の教室へ移動し、そこで授業を受ける方式)を採用し、より専門性の高い環境で学ぶことができる。また、黒板の替わりにホワイトボードを設置し、タブレット利用前提の教室空間の設計にするなど、学校としても教える先生自身としても、新たな授業と学び方に挑戦している。

育てたいのは「自分に期待するチカラ」

ここまで紹介した全ての事業に、安平町では「挑戦」の機会を含めている。そして、これらの教育を通じて、最終的に育てたいのは「自分に期待するチカラ」であるという。

VUCA時代と呼ばれ、未来が分からない時代だからこそ、「自分にはなんとかできる」という気持ちを持って、自ら状況を打破していける子どもを育てることが安平町の目標である。

これらは全て公教育のため、安平町民であれば利用できるというから驚きだ。町を挙げた令和時代の新しい教育まちづくりの試みに、今後も注目していきたい。

移住希望者向けオンラインツアー開催

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安平町では、教育移住を検討する方に向けたオンラインツアーを開催予定。
今回はこども園の説明がメインで、未就学児のいる家庭向けの内容だが、誰でも参加可能とのこと。ぜひ、参加してみては。

◎開催日時
2021年9月16日(木) 9:30〜11:40

◎開催場所
・オンライン参加:ZOOM
※参加お申し込み後、ZOOM ミーティングURLを送付

◎参加費
無料

◎こんな方にオススメ!
・移住を検討している
・自然豊かな環境で子育てしたいと考えている
・現状の子育てに不安や孤独を感じている
・地方における最先端の教育に興味がある

また、10月には現地ツアーも開催が予定されている。
ツアーの問い合わせは、北海道安平町役場 政策推進課へ。

北海道安平町役場 政策推進課
電話番号:0145-22-2751(平日 8:30〜17:15
mail:m-suishin@town.abira.lg.jp
オンラインツアーに参加する

2021年08月27日

アンケート

北海道安平町に関するアンケート

Q1. 北海道安平町の取り組みの中で、どれが魅力的だと感じましたか? (複数回答可) (複数回答可)
Q2. 移住についてのご意見をお聞かせください。
Q3. 子どもの教育について、自治体に求めたいサポートや支援、教育体制などがありましたら教えてください。 (任意)
Q4. 今回の記事を読んだ感想や安平町に関するご意見などお聞かせください(※全角500文字以内) (任意)
ご回答いただきありがとうございます!

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