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出産を機に専業主婦へ。世帯収入の目安はどのぐらいあればよいのか

出産を機に専業主婦へ。世帯収入の目安はどのぐらいあればよいのか

結婚や出産などをきっかけに、仕事をやめて専業主婦になることを検討する女性もいることでしょう。「家で過ごす時間が増えて家事や育児に専念できることは魅力的だけれど、収入のことを考えるとちょっと」など不安に思うこともあるのかもしれません。今回は、世帯収入の目安や専業主婦のメリット及びデメリットをご紹介します。

世帯収入から見る専業主婦の割合

仕事をやめて専業主婦になるかならないかを決める気になる部分は、世帯収入ではないでしょうか。夫の収入がどのくらいあれば専業主婦になれるのか、調べてみました。

専業主婦になる夫の年収の目安

1997年を境に、専業主婦世帯と共働き世帯の割合が逆転し、現在では共働き世帯の方が多く見られるようになってきました。

では、夫の収入がどれくらいならば、妻は専業主婦になることを考えるのでしょうか?
調査をまとめた結果、平均して、夫の年収が600万円以上であれば専業主婦を選ぶ、という方が多く見られました。夫の年収が600万円以上あるかどうかが専業主婦を検討するひとつの基準になるのかもしれません。

専業主婦世帯と共働き世代の推移/厚生労働省ホームページ

専業主婦のメリットとは?

結婚した女性が働くか専業主婦になるかの選択は、人生の岐路とも言えるほど大きな決断ではないでしょうか。専業主婦のメリットを見てみましょう。

子育てや夫のサポートに専念できる

子育てをする専業主婦
ANURAK PONGPATIMET/Shutterstock.com

専業主婦になると、一日の大半を自宅で過ごすことが多くなります。仕事をしていたときは、朝通勤して会社で日中を過ごし、夜帰宅するまで空いていなかった時間がすべて別のことに使えるようになります。そのため、掃除や洗濯、炊事といった家事だけでなく、子育てや夫のサポートに専念しやすい環境になることがメリットだと言えます。子どもの習い事の送り迎えや、学校の役員、行事の参加などに積極的に関わることが可能となるかもしれません。

夫の会社から配偶者手当や家族手当が受けられる場合がある

専業主婦になったときは、夫の会社に受けられる手当があるかどうか確認するようにしましょう。会社によっては、配偶者手当や家族手当を受けられる場合があります。申請してそれらの手当を受けることができれば、専業主婦の大きなメリットになると言えます。

夫の所得において配偶者控除が受けられる

専業主婦のいる家庭では、夫の所得から配偶者控除を受けることができます。夫の支払うべき税金が安くなるといったメリットが挙げられます。

専業主婦のデメリットとは?

反対に、専業主婦のデメリットは何でしょうか。

夫の失業、病気などに対応できるか不安

家庭を営むには生活費が必要ですが、家計を担う収入源が夫ひとりである場合、夫が倒れたときが心配ですよね。もしもに備えて貯蓄はしておくにしても、夫が失業した場合、再就職するまでどの程度の期間がかかるか分かりません。病気で倒れた場合は、保険に入っていたとしても、治療費などの心配もあります。そんなとき、自分も職に就いていて、倹約すればなんとか生活自体は回せる、といった環境だと安心かもしれません。

再就職したいときにすぐできるとは限らない

専業主婦を希望して家のことに専念していても、夫の病気や失業、あるいは自分の気持ちの変化などから再就職を希望する場合が出てくるかもしれません。しかし、再就職を希望しても必ずしもすぐできるとは限りません。自分の条件にあった求人がなかなか見つからなかったり、就きたい職業があっても技術的な面でのブランクなどの問題があったりと、就職までこぎつけられないケースも少なくないでしょう。

働き続けた主婦よりも将来の年金額が少なくなる

共働きを選択し、妻も就業していた場合、妻は夫とは別に厚生年金などに加入するので、自分で年金保険料を支払うことになります。そのため、働き続けた妻に比べると、専業主婦は将来受給される年金額少なくなる点がデメリットだと言えるでしょう。

世帯収入とライフスタイルのバランスが重要

収入バランス
ANURAK PONGPATIMET/Shutterstock.com

結婚後や出産後、妻が働きに出るのか専業主婦になるのかによって、自分や夫、子どもの生活も変わってきます。専業主婦を検討する場合、夫の収入を確認すると同時に、家族が求めるライフスタイルのバランスも見る必要があると言えるでしょう。

2017年10月19日

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