好奇心を伸ばしてあげたい、4歳児の外遊びにおすすめの運動やおもちゃ

好奇心を伸ばしてあげたい、4歳児の外遊びにおすすめの運動やおもちゃ

2017.10.17

4歳児は3歳児に比べ、いろいろなことに挑戦するのが楽しくなってくるようです。「好奇心を伸ばしてあげたい。外遊びで思いっ切り運動をさせたい」というパパやママに、4歳児の男の子を持つ筆者の経験、先輩ママや幼稚園の先生に聞いた、おすすめの運動やおもちゃを紹介します。

4歳児はどんな時期?

運動の種類が豊富になる

全身を使った運動をすることで、左右のバランスが上手に取れるようになり、両足ジャンプやスキップができるようになる子も増えてくるようです。筆者の子どもも4歳になった頃「スキップできるようになったよ」と嬉しそうに見せてくれました。 


ひとり遊びから友だちと遊べるように

「今までは怖がって1人では遊べなかった遊具に、1人で挑戦するようになった」

「周りの子に興味を示すようになり、いつの間にかいっしょに遊んでいた」

4歳児になると幼稚園や保育園に通いだす子も多くなり、集団行動を覚え始める頃かもしれません。友だちと遊ぶことも増えていくことで、おもちゃの貸し借りができるようになるなど、相手を思いやる気持ちを持ち始めた子どもを見て、心の成長を実感するママも多いようです。

4歳児におすすめの運動と遊び

遊具を使った遊び

遊具で遊ぶ4歳の子ども
ziggy_mars/Shutterstock.com

「いままで大人に押してもらっていたブランコを、自分でこげるようになった」

「アスレチックネットを1人で高いところまで登れるようになった」

ブランコやアスレチックネットに加え、すべり台や鉄棒など、子どもが1人で遊べる遊具が増えていくのも、この時期のようです。大人といっしょにアスレチックなどに挑戦していくのも楽しいかもしれません。


片足ケンケン遊び

片足でバランスを取れるようになると、ケンケン跳びを続けてできるようになってくるようです。筆者の子どもは4歳になった現在、地面に大きい円を描き、その周りをケンケン跳びで一周するという遊びをして楽しんでいます。

リズムにのって行う「ケンケンパ」もこの頃からできるようになるようです。


鬼ごっこ遊び

ルールのある遊びを理解し始める子も多くなり、大人数で行う鬼ごっこなども楽しめるようになってくるようです。筆者の子どもも以前は、鬼ごっこをしている子の周りを走り回るだけでしたが、4歳児になった頃から遊び方を理解し、いっしょに遊べるようになりました。

幼稚園の先生に聞くと「子どもが鬼ごっこに慣れてきたら、ルールを変えたこおり鬼もおすすめの遊びになる」とのことでした。

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外遊びにおすすめのおもちゃ

先輩ママに聞いた、4歳児の屋外での運動や遊びに使っていたおもちゃをご紹介します。


子ども用キックスケーター

2輪タイプに比べ、3~4輪の子ども用キックスケーターは安定しているので、4歳児のママたちに人気のようです。
「幼稚園の外遊び遊具にキックスケーターがあり、友だちが遊んでいる姿を見て興味を持ったようです。4歳児になってからバランスがとれるようになり、スピードも出せるようになりました」
という体験談もありました。
サポーターやヘルメットの着用をし、近くで見守ってあげるようにしましょう。


シャボン玉


今までは大人が作ったシャボン玉を追いかけるだけだった子も、1人でも作れるようになってくるようです。筆者も子どもと、どっちが大きいシャボン玉が作れるか競争しながら遊んでいます。

手作りおもちゃとしてシャボン玉の道具をいっしょに作って遊ぶと、さらに楽しめそうですね。


ボール

4歳児になると全身を使ってボールを投げたり、蹴ったりできるようになってくるでしょう。最初は上手くコントロールできなくても「ボールを投げるコツをつかんだら急に投げるスピードが速くなってきた」と以前との違いを感じるママも多いようでした。

ボールの扱いに慣れてきたら、親子でキャッチボールを楽しめそうです。


縄跳び

縄跳びする子ども
Purino/Shutterstock.com

両足でジャンプができるようになると、縄跳びに興味を示す子もいるようです。タイミングを合わせて跳ぶことに慣れていないうちは、上手く跳べないかもしれませんが、パパとママが縄の両端を持ってあげて、子どもが跳び越えるだけでも楽しめそうです。

幼稚園でも大縄跳びで「郵便屋さん」遊びをして、タイミングよく連続して跳ぶことにつなげているようです。

他にもフライングディスクや凧揚げという意見もあり、自分でコントロールをしながら遊べるおもちゃも人気のようです。

「外遊び用おもちゃは、いつでも出して楽しめるように常に車に乗せている」というママが多いようでした。収納しやすく、かさばらないようなものを乗せておくとよさそうです。

外遊びで注意すること

思わぬケガに注意

4歳児は運動の種類が増えると、ケガをすることも多くなってくるようです。

「追いかけっこをしていたときに、足元の段差に気づかず転んでケガをしてしまった」「ペダルなし自転車で遊んでいるときに溝にはまって転んでしまった」という声もありましたので、目を離さないように気をつけてあげましょう。


他の子と比較しない

興味を持つ遊びや運動に個人差もあるようです。筆者も「お友だちができてるんだから、できるでしょ?」と遊びを押し付けてしまい、できなくて落ち込む子どもを見て、自分自身反省しました。

大人は遊びの提案をするだけにして、その子が楽しめる遊びをいっしょに見つけられるとよいでしょう。

外遊びで身体をたくさん動かそう

外遊びの子ども
T.TATSU/Shutterstock.com

4歳児になった頃から体の動かし方のバリエーションに加え、遊びのルールが理解できる子が増えたり、3歳児の頃に比べ、遊び道具を上手く使えるようになったりと、より遊びの幅が広がり、親子で楽しめることが増えていくようです。

全身を使う運動や遊び、おもちゃをうまく使って、外遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2017.10.17

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