ロレックスでもAppleWatchでもない…代々続く「本物の富裕層」が身に着けている"時計ブランドの名前"と意外な価格

ロレックスでもAppleWatchでもない…代々続く「本物の富裕層」が身に着けている"時計ブランドの名前"と意外な価格

「腕時計」に高級車1台分、なかには億を超える金額をかける人がいる。一体、なぜなのか。富裕層マーケティングに長年携わる西田理一郎さんは「一つは“リセールバリューの高さ”だ。中には店で購入した瞬間に資産価値が4倍になるような代物もある。しかし、富裕層が高級時計に大金を投じる背景には、それだけでは説明できない理由がある」という――。

「時刻の正確さ」ならカシオが勝ちだが…

スマートフォンは、正確無比である。電波時計よりも狂わない。世界中どこにいても現地時刻を自動で表示し、アラームも、タイマーも、ストップウォッチも完璧にこなす。しかもポケットに入っている。

ならば、なぜ人は腕に数百万円の機械を巻くのか。

「時刻を知る」という本質的機能だけを見れば、1000円の時計もパテックフィリップも等価である。いや、正確性だけなら電波ソーラーのカシオが勝つだろう。それでも高級時計市場は拡大を続け、2026年1月にはロレックスが6〜9%の価格改定を行った。デイトナやサブマリーナといった主要モデルが軒並み値上げされたにもかかわらず、正規店には行列が絶えない。

これは、一体どういうことなのか。

高級時計を買う人の心理

一般的に、ちょっといい高級時計を求める動機は、素朴で、人間の本能に根ざしている――「自分を良く見せたい」、これに勝る理由があるだろうか。

袖口から垣間見えるロレックス、「素敵な時計ですね」と称賛を受けた刹那の陶酔感、認めざるを得ない、我々は他者の視線を欲している。異性を惹きつけたいし、「この人物、只者ではない」という印象を与えたい、収入を言葉にするのは野暮だが、時計は沈黙のうちに雄弁に物語ってくれる。

そして何より、自己の昂揚感が得られる、朝、時計を腕に纏う、その重量感、輝き、「自分は前進している」という実感。誰の目に触れずとも自分自身は知っている、この高揚が姿勢を正し、不思議と成果にも結実する。

畢竟、高級時計とは「自己暗示の装置」として購入を検討する人が一定数存在する。

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