高齢親の運転免許をどうするか…専門家が勧める「免許を更新するでも、返納するでもない」第3の選択肢

高齢親の運転免許をどうするか…専門家が勧める「免許を更新するでも、返納するでもない」第3の選択肢

高齢ドライバーによる事故が増えている。75歳からは免許更新時に「高齢者講習」「認知機能検査」を行うが、それでも不安は残る。自動車運転免許研究所所長の長信一さんは「ご本人やご家族が運転に不安を感じたら、チェック項目を見て話し合ってほしい。免許を更新、返納する以外の選択肢もある」という――。 ※本稿は、長信一『動画でまるわかり運転免許更新完全ガイド 認知機能検査・運転技能検査対応』(高橋書店)の一部を再編集したものです。

まずはより安全な「補償運転」を

年齢を重ねると身体の衰えに加え、不測の出来事に臨機応変に対応することが難しくなり、ご家族またはご自身が運転を続けていいかどうか迷うことがあるでしょう。運転免許は更新する・返納するという2択で語られがちですが、ひとりひとりの体と心に合わせて、柔軟に運転の環境を変えることは可能です。

より安全な運転のために警察庁が提言しているのが「補償運転」です。これは「なじみの場所だけ運転する」「雨の日や夜は運転しない」「ラジオや会話を控えて運転に集中する」といった、シニアの特性に合わせた運転方法です。駐車がしやすく運転しやすい小さな車に乗り換えたり、「サポートカー限定免許に切り替える」という方法もあります。

サポートカーは、最新の先進技術を利用して運転者の安全運転を支援する装置が搭載されています(ただし、これらの装置は今の車に後付けすることができません)。サポカー限定免許の申請は、運転免許の更新手続きと合わせて行います。年齢制限はありませんので、特に高齢運転者でなくても申請は可能です。

「サポートカー」には安全装置あり

ところが、2025年時点では、サポートカーの購入費用の負担が大きいこともあり、全国でのサポカー限定免許の申請者は非常に少ないのが課題です。サポートカーには2つの安全装置が搭載されています。

① 衝突被害軽減ブレーキ(対車両、対歩行者用)
車載レーダー等で、前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性がある場合には、運転者に対して警告し、さらに衝突の危険性が高い場合には、自動でブレーキが作動する機能。

② ペダル踏み間違い時加速抑制装置
発進時やごく低速での走行時にブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑え、加速を抑制する機能。

ただし、どちらも運転者が操作を行うことを前提とした運転支援なので、技術を過信せずに運転しましょう。

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