おじさんだからと恥じる必要はない…うつ病克服のカウンセラーが推す「ぬいぐるみを抱いて寝る」スゴい効果

おじさんだからと恥じる必要はない…うつ病克服のカウンセラーが推す「ぬいぐるみを抱いて寝る」スゴい効果

心がすさんでいる時はどうすればいいのか。心理カウンセラーの矢場田つとむさんは「ぬいぐるみや毛布など、柔らかいものを体の前で抱いてみてほしい。心理学では『ライナスの毛布』として知られており、心を落ち着かせることができる」という――。 ※本稿は、矢場田つとむ『すごい自己受容』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

心の急速充電に必要な「自己受容」

すべてにおいての起点であり、最終結論でもあるのが、この自己受容です。

自己受容とは、自分がどんなにダメであっても、評価したり裁いたりせず、抱きしめてあげること。そして、ありのままの自分を、現在地として静かに受け入れること。

つらいとき、困ったとき、混乱してわけがわからなくなっているとき、ピンチのとき……まずは一度立ち止まり、自己受容をしてください。

何か行動を起こすとしても、まずは自己受容してからでも遅くはありません。立ち止まったら、傷ついた心を癒して、安心感の足場をつくり、心の充電をしていきましょう。このことさえ覚えてもらえれば、本稿の役割は8割がた済んだと言ってもいいかもしれません。

心の充電に必要な自己受容とは、実は「母性愛」のことです。

母性愛とは、「ここにいていいんだよ」「大丈夫だよ」と、存在そのものを丸ごと包み込み、結果や条件に関係なく寄り添って、安心感を与えてくれる無条件の愛です。

3歳の子どもが泣いている場面を想像してみてください。

「泣くんじゃない!」と怒ると、余計に泣きますが、ぎゅっと抱きしめて「ヨシヨシ、悲しかったね」と寄り添うと、早く泣きやみます。

「ヨシヨシ」と抱きしめられ、無条件の愛を受け取ることで、子どもは「泣いている自分も存在していいんだ」と安心し、エネルギーを回復させていきます。これが、心の急速充電になるのです。

「自分自身」が母の代わりになれる

しかし、大人になると、誰も無条件には「ヨシヨシ」してくれません。もう大人になってしまったし、お母さんが近くにいないかもしれません。

でも大丈夫です。お母さんの代わりに、あなたを優しく受け止めてくれる人がいます。誰でしょうか?

それは、あなたです。

あまり知られていないのですが、この無条件の愛はいつでも、いますぐにでも、自分に与えることができます。あなたがそうしたいと思ったときに、あなたを励まし、勇気づけ、癒すことができます。ここに、最高の味方がいたのです。

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