ミセス大森演じる作曲家いずみたくは「ビビビ婚」を5回…「あんぱん」のモデル・やなせたかしとの出会いと別れ

ミセス大森演じる作曲家いずみたくは「ビビビ婚」を5回…「あんぱん」のモデル・やなせたかしとの出会いと別れ

作詞やなせ作曲いずみの「手のひらを太陽に」誕生秘話

NHK朝ドラ「あんぱん」では、やなせたかしと作曲家・いずみたくとの出会いが描かれた。ライターの市岡ひかりさんは「自伝を読む限り、知り合うきっかけを作ったのは放送作家の永六輔だった。以後、どこか似ている二人は盟友と呼べるほどの深い関係になった」という――。 ※文中敬称略 ※8月7日以後のネタバレを含む可能性があります。

作曲家いずみたくの情熱的な人生

「いせたくやです! 芝居と音楽が大好きです!」――。

連続テレビ小説『あんぱん』8月4日放送回では、やなせたかしの盟友である、作曲家いずみたくがモデルの「いせたくや」が登場した。演じるのは、連続ドラマ初出演となるMrs. GREEN APPLEの大森元貴だ。


初回登場時は、学ラン姿が初々しい18歳の演劇学校生という設定だ。5日の放送回では、のど自慢大会に挑むメイコ(演・原菜乃華)に歌唱指導しつつ、流暢なピアノ演奏も披露した。

いずみたくは「見上げてごらん夜の星を」など数々の名曲を世に生み出した、稀代のヒットメーカーとして知られている。やなせたかしとは「手のひらを太陽に」のほか、アンパンマンミュージカルの劇中歌など300曲近くを共に制作。交流は30年以上に及んだ。亡くなる直前まで作曲を続け、冒頭の『あんぱん』の台詞通り、史実上の彼も演劇と音楽にその生涯をささげた。

自伝によると、「知り合って好きになった女性と、すぐ結婚してしまう」と言う性格の持ち主で、プライベートでは5回の結婚を経験。学生時代に年上の劇団員との恋に破れ、初めての失恋を経験した際には、躊躇ちゅうちょなく致死量の4倍の睡眠薬を口にするほど、恋にもまっすぐだったという。

そんないずみたくと、やなせたかしとの名コンビは、どのようにして生まれ、名曲「手のひらを太陽に」が誕生したのか。史実上の二人の本当の出会い、そして別れとは――。

詳細を見る

この記事を読んだあなたにおすすめ

画像

https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-250718-78991271

2025.08.16

ニュースカテゴリの記事

ママ友との付き合いは本当に必要?「孤独」は悪いことじゃない【藤本美貴×精神科医 藤野智哉】
子育てや教育のテーマを元に読者から集めた質問にゲストスピーカーと対話する動画記事コンテンツ。