自慢話に「そうなんだ」も「相槌を打つ」のも逆効果…マウント人間がそそくさと帰っていく"最強の振る舞い"

自慢話に「そうなんだ」も「相槌を打つ」のも逆効果…マウント人間がそそくさと帰っていく"最強の振る舞い"

何かと上から目線で話しかけてくる人がいる。どうしたらいいのか。心理コーチとよかわさんは「マウントを取られやすい人には特徴がある。この世から理不尽な言葉をなくすことはできないが、ダメージを最小限に抑えられる“振る舞い”があるので試してほしい」という――。 ※本稿は、心理コーチとよかわ『マウント取る人 消す魔法』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

マウントをとられやすい人の特徴とは?

マウントを取るとき、人は手近な誰かをターゲットにしがちです。同僚、後輩、取引先、友人、家族などのなかから、自分と同じくらいか、少し下の人間をターゲットにするのが定番です。

露骨な言い方をすると、「見下しやすい人」をターゲットにするのです。

だって、メジャーリーガーの大谷翔平選手にわざわざマウントを取りにいく人はいませんよね? 元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンや、キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンが隣にいたとして、マウントを取ろうと思う人はまずいないでしょう。少なくとも、とよかわには恐れ多くて絶対に無理です。

つまり、人は自分より圧倒的に強い人間や上位にいる人間に対しては、そもそもそんな気持ちにはならないのです。だって、威嚇したって返り討ちにされることは目に見えていますからね。

では、どのような人がターゲットにされやすいのか? 性格や人柄でいうと、次の特徴にあてはまる人です。

  • 優しい
  • ボディーランゲージが多い
  • 相槌あいづちをよく打つ
  • リアクションが大きい

「つまり、聞き上手な人ってことやないの?」と思いましたよね? その通りです。

人の話に優しく耳を傾け、ていねいに反応してくれる聞き上手な人は、いい、悪いではなく、マウントを取られやすい傾向があります。優しさゆえに、「敵対してこない」と思われるからです。また、リアクションが大きいので、マウントの取りがいがあるのでしょう。

「自分、結構あてはまってるかもしれへん……」と思った人も、絶望することはありませんよ。マウントを取られにくくなる方法が、実はあります。

マウントを取られにくくする振る舞い方

簡単なことです。先に紹介した特徴と反対の振る舞いをすればいいのです。

具体的には、ボディーランゲージや相槌は少なめにして、リアクションも小さくすればいいのです。

マウントのターゲットにされやすいような人は、「人間とはみんな優しく、平和を望んでいる」と心から信じている、穏やかな考え方の持ち主がほとんどです。特に、なにか対策や努力をしなくても、人と人の問題は平和的に解決できると信じているため、無防備な状態で人と接しやすいのです。

そのような生き方にはとよかわも心から共感しますし、人とは本来優しいものであると信じています。しかし実際のところ、疲れていたり、人生がうまくいっていなかったりしてツンケンしている人間は思っている以上にいます。

そのような人は相手がどのように感じるかなどは気にせず、自分の一時的な欲求を満たすために平気で相手を傷つけてきます。

マウントを取られやすい人は、そのような現実を頭の片隅に置いたうえで、人との会話中に、あえて頷かなかったり、ボディーランゲージを取らなかったり、相手に共感している様子を見せない演出をすることで、マウント被害をある程度減らせます。

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https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-250321-77261413

2025.03.31

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