「コミュ力が高い人」はサラッと使っている…「たしかに」でも「なるほど」でもない"最強の相槌フレーズ"

「コミュ力が高い人」はサラッと使っている…「たしかに」でも「なるほど」でもない"最強の相槌フレーズ"

相槌の打ち方がワンパターンになっていないだろうか。感性リサーチ代表の黒川伊保子さん解説の書籍『失言図鑑』によると「『たしかに』『なるほど』といった言葉は、使い方によって人を不快にさせてしまう。雑談時に活用できる便利な相槌フレーズを試してほしい」という――。 ※本稿は、失言研究所(編集)、黒川伊保子(解説)『よかれと思って言ったのに 実は人をモヤッとさせる 失言図鑑』(サンクチュアリ出版)の一部を再編集したものです。

共感を示したいとき

*失言かも:「たしかに」

相手の話を肯定し、「聞いてますよ」感も出せる便利な共感ワード。使いすぎてしまうとモヤモヤの元に。

あいづちを打つときに使いがちな「たしかに」。相手の話を肯定したうえで、しっかり聞いている感じも出すことができる便利なワードです。あいづちのほとんどが「たしかに」になっている人もいるほど。

しかし、あまりにも連続して使いすぎると、話の内容を理解しているか、していないかにかかわらず、「とりあえずうなずいている感」が出てしまいます。「え? ほんとにそう思ってる?」と相手をイラ立たせてしまうかも。

ご存じだとは思いますが、「たしかに(確かに)」とは、「確実に」の意味。話の中で、本当に「そのとおりだ!」と思うときだけ、アクセントとして使いましょう。目上の人に使う場合は、「たしかに」単体ではなく、「そうなんですね」「おっしゃるとおりですね」などの言葉を後ろに添えるといいですね。

〈言うならこっち〉

たしかに、そうなんですね

話を展開させたいとき

*失言かも:「それこそ」

この言葉を接続詞に、自分の話へと持っていく若い人が急増。「自分の話のほうが価値がある」と聞こえかねないワードです。

ここ数年、若い人たちの間で急に使われるようになった印象のある「それこそ」という言葉。相手の話を受け、「それこそ」を接続詞として自分のエピソードへと持っていく流れがよく見られますが、ちょっと待って! 「自分の話“こそ”が、このテーマにはふさわしい」と言っているようなもので、話を奪われたほうはモヤモヤしてしまうかも。もし、同じテーマで自分の話をしたくなったら、まずは「そうなんですね」で相手の話を受けとめるのがマナーというもの。自分のエピソードを披露するのはそれからにしましょう。

また、ここまで深く考えず、口ぐせのように使っている人もいるかもしれませんね。モヤモヤワードとして挙げられがちな「逆に」や「要は」などと同様、あまりいい印象ではない言葉なので、早いうちに直すことをおすすめします。

〈言うならこっち〉

そうなんですね。私もこの間……

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https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-240923-40613187

2025.03.29

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