子育てサロンを利用するメリットと注意点。賢く使うために知っておくべきこと

子育てサロンを利用するメリットと注意点。賢く使うために知っておくべきこと

2017.07.26

産休ギリギリまで働くと、「どこでママ友だちを作ったらいいか分からない……」というママも多いのではないでしょうか。そんなときに活用したいのが子育てサロンです。子育てサロンってどのようなところなのか、利用するメリットを紹介します。

子育てサロンってどんなところ?

ひと言でいうと、地域に密着している子育て中の親子の交流の場です。

地域の自治体が主体となり、公民館や児童館など地域の集会所をかりて運営しています。「子育て広場」や「子育て支援センター」などという言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これらも子育てサロンにあたります。

利用方法・内容

何歳から利用できるの?

対象は、0歳~3歳のところが多いようです。(子育てサロンによって利用可能な年齢は異なります。)生後3か月くらいから利用し始めて、1歳になるまでに1度は利用した経験を持つママが多いようです。

兄弟であれば小学生も参加できるところもあるようですが、場所によって違うので確認が必要です。


どんなことができるの?

画像

基本的には、子どもといっしょに遊んだり、遊びに来ているママたちとおしゃべりしたり、育児についての情報交換や相談をすることも多いようです。

ほかにも、手遊びや絵本の読み聞かせ、わらべうたを教えているところもあれば、誕生日会や七夕、クリスマスなどの季節行事も行っているところなどその場所によってさまざまあるようです。

また、場所によっては、ベビーマッサージや親子ヨガ、リトミック、リズム遊びや乳幼児の救命・応急手当て、離乳食の進め方など専門家を招いて講座を行っているところも。スケジュールを調べて参加してみても良いかもしれませんね。


利用方法

基本は予約なしで自由に利用することができます。行ってみようかなと思ったときに気軽にいつでも行けるところも子育てサロンの良いところでもあります。

しかし、施設によっては、登録が必要な場合や利用人数が決められているところもあったり、予約制のプログラムやイベントを行っていると、乳児が遊べないこともあります。

開催予定は、自治体のホームページや地域の情報誌に載っていることが多いので、初めて参加する前には、曜日や時間など確認してから参加すると良いでしょう。


持ち物

荷物

おむつやおしりふきなど、子どもと出かけるときに必要なもの持っていくと良いでしょう。

子どもの動きやすい格好で、暑さや寒さに対応できるように上着も1枚あると役に立つかもしれません。

こちらの記事も読まれています

子育てサロンを利用するメリット

ママの不安や悩みを共有できる

同じ年代の子どもがいるお母さんが集まる場所なので、子育ての悩みや不安を話して共有できるところが良いと感じているママも多いようです。ママの仲間関係もできるので、のちのち子どもを預けたり、預かってもらったりできる可能性が広がることにもつながるでしょう。

スタッフも、子育て中のママや子育て経験のある先輩ママ、保育士など専門知識のある人が多い施設もあるようなので、相談したり、情報交換ができます。

ときには栄養士や看護師、保健師などの専門家を招いての講座や子育ての相談、健康相談を行うこともあるようで、具体的なママの疑問を解決することができるかもしれませんよ。


遊びの幅が広がる

家より広々としたところが多いので、遊具や絵本、おもちゃなども豊富にそろっているところも子育てサロンのメリットの1つです。

ほかの親子も遊びに来ているので、いっしょに遊んだり、お友だちの遊びを見てまねしたり、親子2人で遊ぶよりも遊びの幅が広がり、楽しく遊べるでしょう。


子どもにも仲間ができる

ほとんどが、幼稚園や保育園に入る前の未就園児が対象なので、同年代の子どもとふれ合うことができ、子どもが最初の友だちを作るきっかけにもなります。

ママにとってだけでなく、子どもにとってもお友だちと交流できる仲間作りの場になると思います。

楽しく利用するための注意点

安全管理はママの目でしっかりと

スタッフがいるからと任せっきりにするのではなく、子どもの行動をよく見てかかわりが必要なときは、ママが入るようにしましょう。

また、いろんな友だちが遊びに来ているので、おもちゃの取り合いになったり、自分のおもちゃを持って行った場合はいつの間にかどこかに紛れてしまったり、なくなってしまうことも……。

大事なおもちゃは持って行かないなどママが判断することも大切かもしれません。


体調を見て参加する

年齢の小さい子どもの集まる場になるので、「いつもと違って元気がない」「疲れているみたい」などのときは利用を控えたほうが良いでしょう。

子育てサロンを上手に利用しよう

画像

子育てサロンは、育児の情報交換をしたり、話せる仲間ができたり、子育てをしているママにとって心強い場所になると思います。そして、ママだけでなく、幼稚園や保育園に入る前の子どももお友だちといっしょに遊べて、そのなかで社会性を育むことにもつながっていくでしょう。

子育ての仲間の輪が広がる子育てサロンを利用してみませんか?

2017.07.26

趣味カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。