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抱っこの癖が気になるとき。断乳や夜泣きのときの寝かしつけなど
赤ちゃんとスキンシップをとるときの工夫
赤ちゃんの抱っこに関して、寝かしつけや断乳のときなど、抱っこをすると癖になってしまうのではと気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、赤ちゃんの抱っこ癖について、気になる場面、寝かしつけや夜泣き、断乳のときのすごし方、抱っこ癖がある赤ちゃんとの向き合い方を体験談を交えてご紹介します。
赤ちゃんの抱っこの癖が気になるシーン
赤ちゃんとふれ合いたいときや赤ちゃんが泣くとき、抱っこをしてあやしてあげたいと考えるパパやママもいるのではないでしょうか。一方で赤ちゃんをいつも抱っこしていると、抱き癖がつくのではないかと気になる方もいるかもしれません。ママたちに、赤ちゃんの抱っこ癖が気になるシーンを聞いてみました。
抱っこじゃないと寝ないとき
「赤ちゃんが夜泣きをするたびに抱っこをして寝かしつけています。抱っこをしないと寝てくれないことに困っています」(4カ月の赤ちゃんのママ)
赤ちゃんが抱っこでなければなかなか寝てくれないという悩みが聞かれました。お昼寝のときも抱っこじゃないと寝ないので、家事がなかなか進まなくて困っているというママの声がありました。
抱っこから降ろすと泣くとき
「抱っこをしていると機嫌がよいのですが、いざ家事をしようと思って赤ちゃんをおろすと大泣きします。また抱っこをすると泣き止みます」(6カ月の赤ちゃんのママ)
抱っこをしていると機嫌がよいのに、抱っこから降ろすと泣いてしまう赤ちゃんもいるようです。泣いている姿を見るとかわいそうになり、どうしても抱っこしている時間が長くなってしまうというママの声もありました。
常に抱っこを求めるとき
「家事をしているときに、ハイハイで後追いしてきては、両手を伸ばして抱っこしてほしいとアピールします。一日中抱っこをしていないといけなくなるので、少し大変です」(10カ月の赤ちゃんのママ)
「支援センターに行ったとき、おもちゃや遊具などで遊んでほしいと思っているのに、ずっと抱っこをせがむので、遊べずに帰ってきたこともあります」(11カ月の赤ちゃんのママ)
ママが抱っこできない場合は、パパや他の家族に抱っこしてほしいとアピールしていることがあり、抱っこ癖がついてしまったかなと感じたというママの声もありました。
断乳のときは抱っこした?
断乳や卒乳をしようと考えているママの中には、授乳の代わりに抱っこをすると抱き癖がつくのではないかと気になる方もいるようです。断乳するときの抱っこはどうしたのか、ママたちに聞いてみました。
「断乳をしたらやはり最初の2日間はたくさん泣いたので抱っこですごすことが多かったです。断乳3日目からは赤ちゃんの様子も落ち着き、日中もご機嫌に遊べる時間も増えてきました」(1歳2カ月の赤ちゃんのママ)
「卒乳するとき、赤ちゃんがおっぱいを思い出して泣いてしまったときは、おもちゃで気を紛らわせたりスキンシップを取るなどしてすごすようにしました」(1歳3カ月の赤ちゃんのママ)
断乳や卒乳をするときに、授乳の代わりに抱っこをすると抱っこの癖がついてしまうのではないかと心配したという声もありました。一方で、抱っこの癖はあまり気にせず断乳期間を乗り切ったというママもいました。赤ちゃんの様子を見ながら対応できるとよいかもしれません。
抱っこ以外の寝かしつけの工夫
抱っこでないと寝ない赤ちゃんもいるのではないでしょうか。赤ちゃんが寝ないとき、どのようにしていたかママたちに聞いてみました。
スキンシップをとる
「布団に入ったら、赤ちゃんの体をマッサージするようにしてスキンシップを取るようにしています。そのあとは添い寝でトントンしながら寝かしつけています」(10カ月の赤ちゃんのママ)
「寝かしつけのときは、子守唄を歌いながら赤ちゃんの体をさすってあげています。落ち着くようで、抱っこなしでも寝られるようになりました」(5カ月の赤ちゃんのママ)
赤ちゃんが寝ないとき、抱っこの代わりに赤ちゃんの体をさわってスキンシップをとったというママの声がありました。ママとふれ合うことで赤ちゃんも落ち着いて寝られるようになるのかもしれません。
入眠儀式を取り入れてみる
「赤ちゃんを寝かしつけるときに、ゆったりとしたテンポのオルゴールを流しました。毎日繰り返しているうちに、赤ちゃんもこの音が聞こえると静かになるようになりました」(4カ月の赤ちゃんのママ)
「布団の上で、赤ちゃん用の絵本の読みきかせをしています。初めは、なかなか寝てくれなかったのですが、毎日繰り返していると寝かしつけにかかる時間がだんだん短くなってきたように感じます」(10カ月の赤ちゃんのママ)
オルゴールや絵本を取り入れて寝かしつけをするなど、入眠儀式を取り入れているというママの声がありました。毎日繰り返すことで、赤ちゃんも眠りにつきやすくなったと感じるママもいるようです。赤ちゃんが気に入る入眠儀式を見つけられるとよいですね。
赤ちゃんとのスキンシップをとるときの工夫
抱っこ癖が気になるとき、赤ちゃんとどのようにすごすとよいのでしょうか。ママたちが実践したことを聞いてみました。
育児グッズを活用する
「抱っこだけだと腕も痛くなりますし、家事がなかなか進まないので、おんぶ紐を使っておんぶするようにしました」(10カ月の赤ちゃんのママ)
「抱っこしてと泣くときは、バウンサーに入れたり、メリーを動かしてみたりして、抱っこではないことに興味をもってくれたりするようにしました。音が鳴る手作りおもちゃなども作りました」(4カ月の赤ちゃんのママ)
おんぶ紐やバウンサー、メリーやおもちゃなど、育児グッズやアイテムを活用したというママもいました。ママ友などから情報収集をして、赤ちゃんがご機嫌にすごせるようなものを見つけられるとよいですね。
家族と協力する
「昼間、おじいちゃんとおばあちゃんに預け、赤ちゃんの気がまぎれるようにたくさん遊んでもらいました。疲れたのか夜はすんなりと寝ました」(1歳の赤ちゃんのママ)
ママ一人で抱っこをしていると大変なので、パパや周りの人と協力するのもよいかもしれませんね。いろいろな人に抱っこしてもらったり、遊んでもらったりすることは、赤ちゃんにとっても嬉しいことなのではないでしょうか。
いろいろな方法で赤ちゃんとスキンシップを
赤ちゃんを抱っこしたいけれども抱き癖が気になるというママたちは、家族と協力する、育児グッズを活用するなどしてすごしているようです。断乳をするときの抱っこや、寝かしつけや夜泣きするときの抱っこも、赤ちゃんの様子を見ながら対応してあげらるとよいかもしれません。
抱っこや抱っこ以外の方法も取り入れ、スキンシップをとりながら、赤ちゃんとの生活を楽しめるとよいですね。