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子育てがつらいのはいつまで?平均は〇歳。先輩ママたちのイライラ解決法
いろいろなことが重なると、つらいと感じることも多い子育て。何歳になったら楽になるのだろう?と考えるママも多いかもしれません。子どもは日々成長しています。子どもが自分でいろいろなことをでき始めたら子育てもグンと楽になるはずです。先輩ママに聞いたつらいときの原因や解決方法を紹介します。
子育てがつらいと感じるのはいつまで?
ママたちにアンケートした結果、子育てが楽になった平均年齢は6歳でした。どのようなときに、楽になった、つらかったと感じたのかママの声をまとめてみました。
コミュニケーションが取れるのが第一歩
アンケートでは半数近くが4歳~5歳で子育てのつらさが半減したと答えています。その大きな理由としては、ことばでのコミュニケーションが取れるようになった、ということでした。
また、自分で自分のことをやり始める時期でもあるので、食事、トイレ、お風呂など、にかかる手間が半減するといえるのではないでしょうか。
また成長とともに身体もしっかりとして、発熱や病気などの心配もなくなった、という声もありました。
どんな時につらいと感じたか
「子どもが熱性けいれんを持っていたので、熱を出すたびに救急病院へ行ったり、眠れない日がつづきました。 (30代 1児のママ)」
「夜泣きがひどかったので、ちゃんと休めませんでした。 (40代 2児のママ)」
「パパの子育てへの理解があまり得られず、孤独な気持ちになった。 (40代 1児のママ)」
さまざまな声がありましたが、忙しいうえにちゃんと睡眠をとることができない、という体力の限界でのつらさと、パパの理解がいまいち、という孤独感のつらさがほとんどでした。
筆者も2歳と4歳の子育て真っ最中ですが、子どもたちの体調管理はもちろん、自分の体調管理も怠らないように、と母にいつものように言われています。
ママはどうしても自分のことよりも、目の前の子どものことで頭がいっぱいになってしまいがちです。肉体的にも精神的にも疲労は確実に溜まっていくので、休める時は休みたいですね。
つらかった時の解消法
大変な子育ての時期、先輩ママたちはどのように切り抜けてきたのでしょうか。
共感してもらう
半数以上の人が、友人や家族に思いを話してスッキリした、という回答でした。人は共感してもらいたいのですね。
大変だったことを話して「分かる!!」と言われるだけで安堵感が生まれます。自分だけじゃなかった、と分かるだけで疲れが軽減する場合があります。だれかに話しを聞いてもらうのは効果的かもしれません。
1人で頑張りすぎない
ママはついつい全部を1人で抱え込みやすいもの。家族の手を借りるのは、自分が楽にだけではなく、家族に普段ママがどうして忙しいのかを理解してもらえるきっかけにもなります。
ほんの一部でもパパや子どもに手伝ってもらえたら、気持ちも楽になるかもしれませんね。
ベテランママたちの中では、自分の洗濯物は自分でたたんでしまう、というママも何人かいました。筆者の息子はまだ小さいので、そこまではできませんが、2歳の息子にはすでに自分のごみを捨てさせたり、コップやおむつを運ばせています。
「子育ては手をかけるのではなく、目をかける。たくさんやりすぎなくても、しっかりと見守ってあげれば良いのよ。」
筆者が1人目を出産したときの助産師さんのことばです。今でもとても励みになっています。
抱え込まないことが大切
苦手なことは手や知恵をかりる
家事子育てをする上で、それぞれが苦手なこと、面倒だと思うことがあると思います。しかし、逆に得意なこと、やっていても苦にならないこともあるかもしれません。それが何なのか、きちんと理解していれば、苦手なことには解決法が必ずあります。
無理やり、やらなくちゃいけないから……と抱え込みすぎるとかえってストレスになってしまうこともあるかもしれません。
筆者は整頓が苦手なので、家中の物の置き場所を家族で決めて、収納場所には何が入っているかのシールを貼りました。それにより、家の物が散らかることが少なくなりました。たまに手伝いに来てくれる母も、分かりやすいと好評です。
楽しい未来を考える
子育ては楽しいだけではありませんが、子どもは未来そのもの。どんな風に育っていくのだろう、と楽しみも夢もたくさん与えてくれます。
筆者はイヤイヤ期真っただ中の息子が些細なことで大泣きしているとき、その様子を動画に撮ったり、写真に撮ったりしています。そして成長したとき、本人に見せたらどんな顔をするのだろう、と密かな楽しみにしています。
また、子どもの好き嫌い、得意不得意を観察しながら、もしかしたらこういう仕事が向いているのかしら?と考えるのも楽しみの1つです。それを家族で話すと会話も弾みそうですね。
子どもは日々成長している
子どもは絶えず成長しています。今はつらいことやイライラすることも、過ぎてみればこんなこともあったなあ、と思える日が来るのだと思います。振り返ることができるタイミングはいつなのか、さまざまだとは思いますが、毎日必ず今日より明日の方ができることが増えているはずです。
ママはストレスをためすぎないように、人に話したり、うまく休める時間を作りながら、精神と身体のバランスを取りましょう。そして、子どもの成長をすこしでも笑顔で見守っていけると良いですね。