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味噌汁のレシピをご紹介
子どもが1歳になると、ママやパパといっしょに味噌汁を食べることもあるのではないでしょうか。なかには、子どもがよく食べるので、味噌汁のレパートリーを増やしたいと考えるママもいるでしょう。今回は、1歳の子どもに味噌汁を作るときに気になることや意識したこと、作り方、簡単レシピなどを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
1歳の子どもに味噌汁を作るときに気になること
子どもが1歳になると、食卓の定番料理である味噌汁を献立に取り入れたいと考えるママもいるでしょう。離乳食完了期以降は、大人の味噌汁から取り分けることも増えるかもしれません。
ママたちは、1歳の子どもに味噌汁を作るときにどのようなことが気になったのでしょうか。
20代ママ
20代ママ
一時期、味噌汁しか食べないことがあり、どのくらいの量なら食べさせてもよいのか気になりました。
20代ママ
我が家では味噌汁の具材がワンパターンになりがちなので、子どもでもおいしく食べられるレシピが知りたいです。
味噌を入れる量や、レシピを知りたいママがいました。子どもが味噌汁しか食べないという悩みを持つママは、与える量について気になることもあるようです。
1歳の子どもに味噌汁を作るときに意識したこと
ママたちはどのようなことに気をつけて、1歳の子どもに味噌汁を作っているのでしょうか。意識していることを聞きました。
味噌の濃さ
20代ママ
大人と子どもの分を合わせて大体800ml~900mlくらいのだしに対し、大さじ2杯くらいの味噌を入れて味付けし、濃くならないように意識しました。薄めに作った味噌汁を子ども用に取り分けてから、大人用に味噌を濃くしていました。
1歳の子どもに味噌汁を作るときは、味噌の濃さに気をつけましょう。大人用の味噌汁から取り分けることが多いママは、お椀に移してからお湯で薄めているようです。
1歳の前半は、まだ離乳食完了期なので、風味づけ程度に味噌を入れたというママもいました。
味噌汁の量
20代ママ
味噌汁の量を意識していました。子どもは味噌汁が好きで、おかわりしたがるのですが、味噌を少なくしたとしても、量を食べると塩分の摂りすぎになってしまうと思い、子ども用のお椀で2杯までと決めていました。
味噌の量だけでなく、子どもに与える味噌汁の量を意識するママがいました。赤ちゃんが味噌汁をたくさん食べたがるときは、ママが量を調整してあげるとよいかもしれません。
具材をやわらかく煮る
20代ママ
子どもが1歳のときは、具材をしっかり煮るようにしていました。1歳すぎた頃はまだ離乳食の時期なので、やわらかくなるように意識していました。
離乳食完了期は、歯ぐきでつぶして食べられる固さにするとよいようです。具材は、やわらかく煮るだけでなく、小さめに切ると子どもが食べやすいでしょう。
子どもに合わせてだしを選ぶ
30代ママ
赤ちゃん用のだしを使って味噌汁を作っていました。大人から取り分けるときは、まろやかな風味の昆布だしを取ることが多いです。
子どもの味噌汁を作るときに、だしに気をつけているママがいました。市販の顆粒だしは塩分が含まれている場合があるようですが、塩分や添加物を含まない赤ちゃん用のだしなら、安心して使えるでしょう。
無添加や減塩の味噌を選ぶ
20代ママ
子どもが味噌汁を食べるようになってからは、安心して食事ができるように無添加で減塩の味噌を選ぶようになりました。
小さな子どもが食べるものには、できるだけ食品添加物が入っていない食材を使いたいと考えるママがいました。塩分が気になる場合は、減塩味噌を選ぶとよいかもしれませんね。
味噌には原材料に酒粕や酒精が含まれるものもあるようです。1歳の子どもに与える味噌を選ぶときは、原材料を確認してアルコール分の含まれないものを選びましょう。
1歳の子どもに味噌汁を作るときのコツ
では次に、味噌汁を作るときに、知っておくと便利なコツについて聞いてみました。
味噌玉を用意しておく
40代ママ
どうしても幼児食作りは時間がかかってしまうので、時短のために即席お味噌汁を作れるよう、子どもが好きな具材を入れた味噌玉を作って冷凍していました。
味噌玉を作り、冷凍してストックしておくと、お湯を注ぐだけで簡単に即席の味噌汁が完成するため、共働き家庭や忙しいママやパパにも人気のアイディアのようです。味噌玉を作るようになって、料理が楽しくなったという声も聞かれました。
上澄みを活用する
30代ママ
味噌を溶いて火を止めたあと、しばらく置いておくとみそが沈殿するので、鍋の上のほうの透明な汁をスプーンですくって湯で薄めていました。
子どもに取り分けるとき、この上澄みを活用しているというママがいました。味噌汁の上澄みをうどんやだし巻き卵など、別のレシピに利用しているという声もあり、味付けとしても活躍するようです。
1歳の子どもに作る味噌汁のレシピ
1歳児向けの味噌汁の作り方をご紹介します。
小松菜としらすの味噌汁
1.小松菜を1cmほどの長さに切る
2.鍋にだし汁と小松菜を入れて煮る
3.小松菜がやわらかくなったらしらすを入れ、ひと煮たちさせる
4.味噌を溶き入れ、煮立つ前に火をとめる
しらすは塩抜きせずに入れてもよいようです。ただし、塩分が濃くなりすぎないように、いつもよりも味噌の量を少なめにするとよいでしょう。離乳食完了期をすぎた子どもの場合は、小松菜を大きめに切ってもよいかもしれません。
豆腐とキャベツの味噌汁
1.キャベツを5mm~1cm大ほどに切る
2.豆腐を1cm角ほどに切る
3.鍋にだし汁とキャベツ、豆腐を入れ、キャベツがやわらかくなるまで煮る
4.味噌を溶き入れる
5.溶き卵を回し入れ、卵に火が通ったら火をとめる
キャベツの代わりに白菜を使ってもよいようです。葉物野菜の固さが気になるときは、やわらかい内側の葉を使うと子どもが食べやすいかもしれません。
大根と油揚げと麩の味噌汁
1.鍋にお湯を沸かし、油揚げを茹でて油抜きをする
2.大根と油揚げを1cm角ほどに切る
3.別の鍋にだし汁と大根、油揚げ、麩を入れ、大根がやわらかくなるまで煮る
4.味噌を溶き入れ、煮立つ前に火を止める
油揚げは、大根のほかにも、玉ねぎやさつまいもなど、さまざまな野菜と合うでしょう。具だくさんの味噌汁にしてもおいしいかもしれません。色とりどりの麩を入れると、見た目もかわいらしくなりそうですね。
ねばねば納豆汁
1.豚こま肉は粗みじん、大根、にんじんはいちょう切り、長ねぎは小口切りにする
2.鍋にだし汁を沸かし、1を加えて5分ほど中火で煮る
3.味噌を溶き入れて、ひきわり納豆を混ぜずに加え火を止める
納豆はあわせやすく、栄養たっぷりで離乳食にもおすすめの食材のようです。味噌汁に入れるだけでとろみとコクが出て、子どもも食べやすいかもしれません。大根やにんじん、長ねぎといった野菜の代わりに、かぼちゃやほうれん草など、子どもが離乳食のころから食べなれた食材を入れてもよいでしょう。ねばねばな食感にするために、納豆ではなく、長芋やオクラを味噌汁の具材に入れたというママのアイディアもありました。
7種の彩り野菜味噌汁
1.大根、にんじん、ごぼうを5~8mm角に切る
2.小鍋に底から2cmくらいの水、粉末和風だし、1を入れて火にかける。
3.乾燥カットわかめを水で戻しておく
4.舞茸、豆もやし、三つ葉を5~8mm角に切り、鍋に加え、鍋が沸騰したら中火に近い弱火にして煮込む
5.わかめが戻ったら5~8mm角に切り、鍋に加える
6.具材が歯茎や前歯で簡単に噛めるくらいになったら、味噌を溶いて加える
冷蔵庫に残っている野菜をたくさん入れて、彩り豊かな味噌汁を作ってみてはいかがでしょう。具材が多い分、それぞれを子どもが食べやすい大きさに切って、簡単に噛めるくらいの固さまで煮ることがポイントかもしれません。
このように、1歳の子どもでもおいしく食べられる味噌汁レシピはたくさんあるようです。離乳食から食べなれた食材を使うことで子どもが食べやすくなったり、さまざまな食材を入れて見た目も鮮やかに、食べるのが楽しくなったりする味噌汁ができるのではないでしょうか。
ママたちのなかには、味噌汁に溶き卵を入れることで、おいしく食べられるようになったという方もいました。自分の子どもが好きな食材を入れてオリジナルレシピを作ってみてもよいかもしれません。
1歳の子どもに味噌汁を作ろう
1歳の子どもに味噌汁を作るときは、味噌の濃さを調整したり、具材をやわらかく煮るとよいようです。安心して食べられるように、味噌やだしに気をつけているママもいました。
味噌汁は、小松菜やキャベツ、大根などさまざまな野菜を入れて作ることができます。野菜といっしょに、しらすや豆腐、油揚げを組み合わせてもよいでしょう。
幼児食を作るのは、忙しいママやパパにとって大変なときもあるでしょう。ですが、途中まで大人用の料理といっしょに調理し、味付けをする前に取り分けると、ずっと時間が短縮できます。今回ご紹介したように、味噌汁を作るときもママたちのアイディアを参考にしながら、楽しい食卓づくりができるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2024年9月6日の記事作成時点のものです。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
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味噌をどのくらい入れたらよいのか気になりました。濃くならないように気をつけていますが、目安が分かりません。