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1歳の子どもにジュースを与えるとき。頻度や気をつけること
ジュースを使ったおやつのレシピなど
1歳の子どもにジュースを与えるときに、気をつけるべきことを知りたいママもいるかもしれません。ほかのママたちがいつからジュースを与えたのか気になる場合もあるでしょう。今回の記事では、ジュースを与えた時期や頻度、与えるときに気をつけること、ジュースを使ったレシピについてご紹介します。
子どもにジュースを与えたのはいつから?
子どもが1歳になると、食べられるものが増え、ジュースを与えてもよいのかと気になるママもいるかもしれません。ママたちに、いつから子どもにジュースを与えたのか聞きました。
30代ママ
30代ママ
離乳食期に、薄めたジュースを数回与えたことがあります。義母から昔はよく果汁のジュースを飲ませていたと聞いたことがあります
20代ママ
子どもにジュースを飲ませたのは、離乳食完了期の1歳半をすぎてからです。離乳食期に甘いものをあげないようにしていたので、幼児食になってからにしました
子どもにジュースを与えた時期は、家庭によってさまざまなようです。ママたちからは、甘みや濃さが気になるという声が複数ありました。
参考:ジュースを栄養学的に見ると?
厚生労働省の資料によると、赤ちゃんの水分補給は母乳やミルクで行うよう記載されています。また、離乳開始前の赤ちゃんに果汁やイオン飲料などのジュースを与えることの栄養学的な意義は認められていないようです。そのため、離乳食がある程度進んで、母乳やミルク以外の栄養が摂れるようになった時期からジュースを取り入れるのがいいかもしれません。
かつては、離乳食を始める前から果汁などのジュースを赤ちゃんに飲ませていた時期もあるようです。実母や義母から果汁を飲ませるよういわれたことがあるママもいるのではないでしょうか。時代とともに、育児の方法も変化します。離乳食がある程度進むまでは、母乳やミルクで水分補給をしましょう。
1歳の子どもにジュースを与える頻度
子どもにジュースを毎日与えてもよいのか気になるママもいるかもしれません。先輩ママに、ジュースを与える頻度について聞きました。
月に数回から週1回程度
30代ママ
外出先に水筒を持っていくのを忘れたときにジュースを飲ませることがありました。多いときで週に1回程度です。歯医者さんにジュースは頻繁に飲ませないようにとアドバイスをもらったので、頻繁に与えないようにしていました
40代ママ
子どもが発熱して体調が悪く水分も取れないときに、果汁のジュースを薄めて飲ませることがあります。発熱で辛いときに果汁のジュースしか飲めない状況のときは、虫歯などに気をつけて飲ませています
1歳の子どもにジュースをあげないようにしているママがいました。ジュースを飲む頻度を、「月に1度おじいちゃんとおばあちゃんに会うときだけ」などと決めていると、特別感があり子どもがよろこぶかもしれませんね。また、風邪や発熱などの体調不良で水分が取れないときだけ、ジュースを与えているというママの声もありました。
週2~3回程度
20代ママ
おやつ代わりに野菜ジュースを飲ませることがあったので、週に2回ほどでした。虫歯が心配だったのであまり飲ませないようにしました
おやつの代わりにジュースを与えるママは多いようです。ジュースを与えるときは、赤ちゃん用の紙パックのジュースを1本だけにしているという声もありました。頻度と合わせて、量にも気をつけたいですね。
週4~5回程度
20代ママ
100パーセント果汁のジュースを、1日1回で週4~5回とほぼ毎日飲ませていました。おやつの代わりにしたり、外出時に飲ませたりしていますが、毎日飲むと虫歯や肥満につながると思い歯磨きなどに気をつけていました
おやつとしてジュースを与えるほかに、外出時に飲食店でジュースを与えるママもいるようです。毎日飲まないように、ママが頻度を減らす工夫をできるとよいかもしれません。
1歳児にジュースを与えるときに気をつけるポイント
ママたちが、1歳の子どもにジュースを与えるときに気をつけているポイントをご紹介します。
果汁100パーセントのジュースを選ぶ
30代ママ
果汁100パーセントの赤ちゃん用のものしか飲ませていませんでした。ジュースを選ぶときは体のことを考えて野菜ジュースを選ぶようにしています
初めてのジュースは、果汁100パーセントのジュースを薄めて与えたという声もありました。ジュースを選ぶときは、パッケージに書かれている原材料名や栄養成分表を確認してみるとよいかもしれませんね。
1度にたくさん与えないようにする
20代ママ
外食をしてジュースを飲むときは、飲みすぎないように赤ちゃん用の小さいコップに入れて量を調節していました
家でジュースを飲むときにも、紙パックや小さなコップから与えるという声がありました。子どもがジュースをもっと飲みたがるときもあるので、「今日はこれだけだよ」と最初に約束するというママもいました。
添加物の入っていないジュースを選ぶ
20代ママ
子ども用のジュースでも香料などの添加物が入っていることがあるので、できるだけ入っていないものを選んで飲ませていました
ジュースには、香料や保存料、着色料などの添加物が入っていることがあるようです。できるため果汁だけのジュースを選ぶように気をつけているママがいました。
ジュースを使った手作りおやつのおすすめレシピ
ジュースを飲むだけでなく、アレンジして手作りおやつとして取り入れたいと考えるママもいるかもしれません。ジュースを使ったおやつのおすすめレシピと、作り方のポイントについてご紹介します。
りんごゼリー
粉寒天とリンゴジュースを使って簡単にできるレシピです。粉寒天は、しっかり溶けていないとゼリーが固まりにくくなるため、沸騰してから数分加熱するとよいでしょう。栄養が気になる場合は、バナナやりんご、キウイなどの果物もいっしょに添えるといいかもしれません。
野菜ジュースゼリー
ゼラチンで作る野菜ジュースゼリーのレシピです。ゼラチンを使ったゼリーは、粉寒天よりも弾力があるようです。甘みの少ない野菜ジュースを使う場合は、1の工程で少量の砂糖を加えてもよいかもしれません。こちらも栄養素を追加したい場合は、バナナやリンゴなどを添えて子どもに食べさせてあげましょう。
1歳児にジュースを与えるときは頻度や量に気をつけよう
今回の記事では、ジュースを与えた時期や頻度、与えるときに気をつけること、ジュースを使ったレシピについてご紹介しました。
1歳の子どもにジュースを与える頻度は、家庭によってさまざまですが、子どもの体のことを考えて、毎日与えるママは少ないようです。
ジュースは、果汁100パーセントであることや、香料などの添加物が入っていないことを重視して選ぶとよいでしょう。頻度だけでなく1度にたくさん飲まないように気をつけながら、1歳の子どもにジュースを与えられるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適切な食材・調理法を選びましょう。
ジュースは1歳になる前に与えました。そのままだと濃いと思ったので、薄めて与えました