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お米とさまざまな具材を組みあわせて作る炊き込みご飯を幼児食に作りたいと考えるママもいるかもしれません。おいしい炊き込みご飯を作り、子どもがよろこんでくれるとうれしいですよね。離乳食を卒業する1歳~1歳半頃から、小学校入学までの幼児期に食べられる炊き込みご飯を作るコツや年齢別の簡単レシピを紹介します。
幼児食に炊き込みご飯を作ろう
離乳食から幼児食に移行すると食べる量も増え、さまざまな食材や味つけを楽しめるようになるでしょう。炊き込みご飯はお米と野菜などの素材を組みあわせて作るメニューのため、栄養バランスを考えて幼児食に取り入れたいママも多いかもしれません。
炊き込みご飯は白いご飯とは違い具や調味料が入るため、仕上がりがべたついてしまう場合もあるようです。おいしい炊き込みご飯の作り方を知って子どもがよろこぶ幼児食を作れるとよいですね。
幼児食においしい炊き込みご飯を作るコツ
幼児食に炊き込みご飯を作るときにママたちはどのようなことを意識しているのでしょうか。
ご飯をふっくらと炊くために工夫する
30代ママ
30代ママ
炊き込みご飯を作るときは水の分量に気をつけています。炊飯器の炊き込みご飯用のメモリを確認して調味料を含めた水の量を計るようにしています。
1歳頃の子どもに与える場合は歯ぐきで噛めるやわらかさのほうがよいかもしれません。普通のご飯の固さを食べられるようになってからは、水の分量や調味料を入れるタイミングに気をつけるとよいでしょう。
塩や醤油以外に少量の酒を加えて炊飯すると炊き上がりがべたつきにくいようです。
子どもが食べやすい大きさに具材を切る
30代ママ
炊き込みご飯を作るときは具材を細かく切るようにしています。えのきを大きめに切ったときに子どもが飲み込みにくいことがあったため、具材の大きさに気をつけています。
30代ママ
子どもがしいたけやにんじんが苦手なのですが、細かく刻むと食べてくれるので炊き込みご飯に混ぜていました。
苦手な具材を細かく切って炊き込みご飯に混ぜると子どもが食べやすいというママの声がありました。大きめに具材を切ると炊飯したときに火が通らない場合もあるため、具材の大きさを考えて用意しましょう。
土鍋を使って炊く
30代ママ
炊き込みご飯を作るときは炊飯器ではなく、お米がふっくらと炊き上がる土鍋を使って炊いています。卓上のコンロに土鍋をのせて作るので、香りを楽しみながら炊き込みご飯を味わっています。
炊き込みご飯を作るときに土鍋を活用しているママの声がありました。土鍋で炊き込みご飯を炊くと火加減に気をつけながら焦げつきのものが簡単に作れておいしいというママもいました。
幼児食に作る炊き込みご飯の年齢別レシピ
幼児食に作る炊き込みご飯について、年齢別の簡単レシピを紹介します。
【1歳~1歳半】鮭と野菜の炊き込みご飯
1. 鮭の刺身を茹でて子どもが食べやすい大きさに切る
2. 茹でたにんじん、たまねぎを細かく刻む
3. 炊飯器に研いだお米、水、1、2、少量の醤油を入れて炊飯する
鮭の香ばしさとにんじんや玉ねぎの甘みを楽しめる炊き込みご飯のレシピです。鮭は刺身を使うと骨や皮を取り除く手間が省けるでしょう。
1歳から1歳半は離乳食の完了期にあたりますが、この時期に幼児食へ移行している子もいるようです。水の分量を考え、お米はやわらかめに炊いて歯ぐきで噛める固さにするとよいでしょう。
【1歳半~2歳】豚バラときのこの炊き込みご飯
1. 茹でた豚バラを1cm大に切る
2. えのき、ぶなしめじを子どもが子どもが食べやすい大きさに切る
3. 炊飯器に研いだお米、水、1、2、少量の醤油、みりん、酒を入れて炊飯する
豚肉の甘みとキノコの食感を楽しめるレシピです。離乳食の頃と比べて多くの食材や味つけを楽しめるようになる時期ですが、引き続き薄味を心がけた方がよいでしょう。
調味料に酒を加えるとご飯がふっくらと炊き上がるでしょう。
【3歳~5歳】ツナとコーンの洋風炊き込みご飯
1. 水煮缶のツナをほぐす
2. 炊飯器に研いだお米、水、1、ホール缶のコーンをスープごと入れ、少量のコンソメを加えて炊飯する
3歳未満の頃と比べて噛む力が強くなり、いろいろな食材や味を楽しめるようになるでしょう。
ホール缶のコーンをスープごと使って甘みのある洋風の炊き込みご飯を作ると、和風のものとは違った味を楽しめるかもしれません。水分が多いとご飯がべたついてしまうため、スープと水の分量を調整しましょう。
幼児食に作る炊き込みご飯の冷凍保存方法
幼児食に作る炊き込みご飯の冷凍保存方法をママたちに聞いてみました。
30代ママ
炊き込みご飯を冷凍するときはよく冷ましてから、子どもの食べやすい大きさのおにぎりにして冷凍しています。
30代ママ
炊き込みご飯を1食ずつ保存カップに入れて冷凍しています。保存期間がわかるように保存カップにマスキングテープを貼って冷凍した日付を記入しています。
幼児食の炊き込みご飯を冷凍する場合は早めに使い切るよう意識するとよいでしょう。密閉袋を利用するときは、菜箸で1食分ずつ等分して折り目をつけてから冷凍すると、使う分だけ折って取り出せて便利なようです。
おいしい炊き込みご飯を作って子どもがよろこぶ幼児食を用意しよう
今回は幼児食においしい炊き込みご飯を作るコツや冷凍保存方法、時期別のレシピについて体験談を交えて紹介しました。幼児食は大人の食事への準備期間でもあるため、子どもの進み具合にあわせて食材の固さや味つけを調整するとよいでしょう。
炊き込みご飯はさまざまな具材を組み合わせるメニューのため、子どもの好みに合わせて具材を考えてみるとよいでしょう。シャキシャキとしたれんこんややわらかなこんにゃくなどを使うと食感を楽しめる炊き込みご飯に仕上がるかもしれません。
おいしい炊き込みご飯を作って子どもがよろこぶ幼児食を作れるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2019年11月15日の記事作成時点のものです。
炊き込みご飯を作るときは、塩や醤油を始めに入れるのではなく、炊く直前に加えます。調味料を入れるタイミングを炊飯の直前にすると、ご飯がやわらかくなりすぎないということを本で読んだので気をつけるようにしました。