ひらめとトマトを使った離乳食の簡単レシピを時期別に紹介

ひらめとトマトを使った離乳食の簡単レシピを時期別に紹介

離乳食にひらめとトマトを使うポイント

2019.11.09

離乳食にひらめとトマトを使ったレシピについて知りたいママもいるでしょう。離乳食でひらめとトマトはいつから使えるのでしょうか。ひらめとトマトを離乳食に使うときのポイントと簡単レシピを時期別にご紹介します。

離乳食にひらめやトマトはいつから使える?

離乳食でひらめやトマトを活用したいとき、いつから使えるのかと悩むママもいるでしょう。

ひらめは繊維がほぐれるまですりつぶして調理することで、生後5~6カ月頃の離乳食初期から使えるようです。離乳食で初めて魚を食べさせたいと考えるとき、ほかの魚より脂が少なく消化しやすいといわれる白身魚から与えるというママの声が多くありました。

トマトも加熱したあととろとろに裏ごしして調理することで、離乳食初期から使える食材のようです。トマトはいろいろな食材と合わせられるので、トマトを活用するとレシピの幅が広がりそうですね。

ひらめもトマトも離乳食初期から使えるようなので、時期別に調理法を変えて離乳食に取り入れてみてはいかがでしょうか。ひらめの白にトマトの赤のコントラストもきれいなので赤ちゃんがよろこんで食べてくれそうですね。

出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省
離乳食はいつから?ひらめの離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食はいつから?ひらめの離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食はいつから?トマトの離乳食時期別の進め方とアイディア

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離乳食にひらめとトマトを使うときのポイント

離乳食にひらめとトマトを使うときのポイントについてお伝えします。


赤ちゃんが食べやすいように皮や骨、種を取り除く

ひらめ
iStock.com/y-studio

離乳食にひらめを使うときは皮と骨をていねいに取り除きましょう。骨が残っていると赤ちゃんの喉や口の中を切ってしまうことがあるので注意が必要です。

トマトを離乳食で使うときには、下ごしらえで皮と種を取り除きましょう。皮と種を取り除くことで、赤ちゃんもトマトを飲み込みやすくなるでしょう。トマトの皮は赤ちゃんの喉に張りついてしまう場合もあるようなので注意が必要です。

トマトのヘタの反対側に十字の切り込みを入れてトマトを熱湯に入れ、短時間加熱してトマトを冷水に移せば湯剥きができます。トマトの種はスプーンですくって取りましょう。


離乳食の時期に合わせた形状に調理する

離乳食でひらめやトマトを使うときは、赤ちゃんが食べやすいよう調理してから与えましょう。

離乳食初期ではのみこめる形状、離乳食中期では舌でつぶせる固さに調理をしましょう。離乳食後期では歯茎でつぶせる固さ、離乳食完了期では歯茎で噛める固さに調理をするとよさそうです。

ひらめには細かい繊維があるため、すりつぶすときは鉢でよくすりつぶすとよいでしょう。7~8カ月まではひらめにとろみづけをすると食べやすいようです。


ひらめを加熱しすぎない

加熱調理しすぎるとひらめがパサついてしまい、食感が悪くなってしまうこともあるようです。

電子レンジで加熱をする場合は、耐熱皿にひらめを入れたあと水を加えてラップをするとよさそうです。


トマトを加熱して使う

離乳食で初めてトマトを使うときには加熱調理をしてから与えるとよいでしょう。トマトを加熱すると甘味も強くなるので、まだすっぱい味が苦手な赤ちゃんでも食べやすくなるかもしれません。

赤ちゃんの様子を見て加熱したトマトの味に慣れてから、生で与えるとよさそうです。

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【時期別】ひらめとトマトを使った離乳食の簡単レシピ

ひらめとトマトの料理
FomaA - stock.adobe.com

ひらめとトマトを使って簡単に作れる離乳食のレシピを時期別にご紹介します。

ひらめの皮と骨やトマトの皮と種は、あらかじめていねいに取り除いてから調理をしましょう。


【離乳食初期】ひらめとトマトのペースト

1. 茹でたひらめをすりつぶす

2. 茹でたトマトをすりつぶし、裏ごしする

3. 1と2を混ぜ合わせる

 

ひらめもトマトもよくすりつぶすことで、離乳食初期から使えるようです。白身魚のデビューに作ってあげてはいかがでしょうか。

離乳食初期では、赤ちゃんの様子を見ながら1日1回1さじから進めていくとよいでしょう。


【離乳食中期】ひらめのトマト和え

1. 茹でたひらめを1~2mm程になるよう細かく刻む

2. 2~3m程に刻んだトマトと茹でてすりつぶしたにんじんに、だし汁を加えて煮る

3. 2に水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、1を混ぜ合わせる

離乳食中期になると、舌でつぶせる絹ごし豆腐程度の食感を楽しめるようになります。

水溶き片栗粉を加えてトロトロに調理するので、赤ちゃんが食べやすいかもしれません。


【離乳食後期】ひらめのトマトリゾット

1. トマトを5mm角程に切る

2. ひらめを茹でて5~8mm程にほぐす

3. 鍋に少量の油を敷き、細かく切った玉ねぎを炒める

4. 3に水とお粥を入れ、トマト、ひらめを加えて煮る 

5. ベビーコンソメと少量のケチャップを足して味を調える


離乳食後期では、食材をバナナ程度の固さに調理をすると歯茎で潰して食べられるようになるでしょう。

やわらかく茹でたほうれんそうを加えたり、仕上げに粉チーズなどをふりかけてもおいしそうですね。 


【離乳食完了期】ひらめとトマトのグラタン

1. ひらめを茹でて1cm程にほぐす

2. トマトを1cm角程に粗く刻む

3. みじん切りにした玉ねぎをやわらかくなるまで炒める

4. ひらめと玉ねぎを混ぜ合わせ耐熱容器に入れる

5. 4のうえにトマトを入れ、そのうえにチーズをのせる

6. 5をオーブントースターで2分程度加熱する

離乳食完了期になると、自分で食べたいという意欲が高まってくる赤ちゃんもいるでしょう。さまざまな食材を取り入れていろいろな味を知ってもらいたいですよね。

じゃがいもやにんじんを細かく切って加えるなど、赤ちゃんが楽しく食べられるようアレンジしてみましょう。

ひらめとトマトを使って離乳食を作ってみよう

離乳食を食べる赤ちゃんとママ
polkadot - stock.adobe.com

ひらめもトマトも離乳食初期から与えられる食材のようです。最初はペースト状に調理をするようにしましょう。

トマトとひらめの組み合わせは彩りがよいので、見た目にもおいしく仕上がりそうですね。赤ちゃんがトマトを食べることに慣れてきたら、市販の無塩トマトジュースやトマトピューレなども活用してみるとよいでしょう。

トマトもひらめも赤ちゃんの様子を見ながら時期別に調理方法を工夫してみましょう。ひらめとトマトを活用した離乳食を通して、赤ちゃんが食事に興味を持ってくれるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年11月26日時点で作成した記事になります。

 

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.11.09

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