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幼児食の刺身やコンソメ、からあげなどはいつから?取り入れ始めた時期
幼児食を与えるときのポイント
刺身や生卵など離乳食では与えていなかったけれど幼児食ではいつから取り入れたらよいのだろう、と思うママもいるかもしれません。コンソメも大人と同じように与えてよいのか不安に思うママもいるかもしれませんよね。幼児食期の子どもを持つママたちはどのように食材を取り入れていたのか、体験談を交えてご紹介します。
幼児食とは
幼児食とは1歳半ごろから5歳ごろに食べる食事のことです。
子どもは、離乳食を卒業したらすぐに大人と同じものが食べられるわけではありません。歯が生えそろい始めてから徐々に幼児食へと移行し、大人と同じものを食べられるようにゆっくりと準備をします。
幼児食の時期は明確にいつからいつまでと決まっているわけではないため、子どもの成長に合わせて食材やメニューを決めるとよいでしょう。
幼児食のポイント
幼児食を与えるときはどのようなことをポイントにしたらよいのでしょう。
栄養バランス
幼児期の子どもは短い期間でとても成長しますよね。毎日の食事で主食・主菜・副菜・汁ものの栄養が偏っていないか、バランスがとれているかを確認しましょう。
からあげやウィンナーなどのお肉は大好きな子どもも多いでしょう。しかしこれらの食材は、脂質が多く子どもの内臓には負担がかかりやすい食材です。栄養バランスも偏るため食べすぎには注意が必要かもしれません。
薄味
大人がちょうどよいと思った味付けが、子どもにとっては濃すぎることもあるでしょう。幼児期のころから濃い味付けに慣れてしまうと、大人になってから薄味に戻すことが難しいかもしれません。
薄味で子どもの味覚を育てられるとよいですね。
食事のマナー
幼児食を卒業するころには、小学校の給食を意識しはじめるころかもしれません。幼児期のうちに食事のマナーを身に着けたいですね。
食事のマナーのほか、おいしい幼児食で食べることの楽しみを伝えられるとよいでしょう。
【体験談】幼児食の食材・メニュー
幼児食に与えていた食材やメニューについて、気をつけていたことも含めてママたちに聞いてみました。
刺身
4歳児ママ
11歳ママ
子どもがアレルギー体質だったので、刺身は与えていませんでした。
2歳児ママ
フライパンに油をひいて、少し片栗粉をつけて刺身を焼いてます。特にサーモンは頻繁に与えていて子どもも好きです。
刺身は骨がないため子どもにとって食べやすそうですが、消化しきれないこともあるようです。子どもが2歳半ごろから徐々に幼児食に取り入れてもよいようですが、子どもの体調がよいときに与えるようにしましょう。
心配なときは、軽く湯通しするなど加熱してから与えるとよいかもしれません。
コンソメ
10歳ママ
ベビー用のコンソメは少しずつ使っていました。薄味を意識しました。
2歳児ママ
1歳頃から大人用のコンソメを少量薄味で、野菜スープのときに使っています。
11歳ママ
3歳ごろまではベビーコンソメを使ってコンソメスープを作ったり、コーンスープを使っていました。
ベビー用コンソメを与えているママもいました。大人のコンソメを与えてもよいようですが、大人と同じ分量のコンソメを溶かすと幼児期の子どもにとって塩分が強すぎるようです。お湯を多めにして薄味を心がけましょう。
からあげ
10歳ママ
からあげは油を使わずオーブンで調理をしています。ヘルシーですし、1度にたくさん調理ができます。天板をセットしてボタンを押せばあとは自動でできあがるので便利です。
2歳児ママ
からあげを作るとき、脂身は避けました。
11歳ママ
からあげは大人用だと少しコショウが効いていて辛いこともあったようなので、食べやすいように甘いたれを作ってつけて食べていました。
子どもに人気のからあげですが脂質が多いため、脂身を落として作ったり、油を使わない方法で調理するなど工夫をしているというママの声がありました。味付けも幼児期の子どもが食べやすいように工夫するとよいようです。
そば
3歳児ママ
そばを初めて食べるときは少量だけ与えるようにしました。
4歳児ママ
そばは自分がアレルギー持ちのため、まだ怖くてあげていません。
そばをいつから与えてよいか悩むこともあるかもしれません。離乳食期よりも消化器官が発達してきた幼児期に少しずつ与えましょう。
コシの強いざるそばより麺の軟らかいかけそばから与えるとよいかもしれませんね。子どもの様子を確認しながら少しずつ与えるようにしましょう。
生卵
1歳児ママ
まだ消化器官が未熟で早いと思うので3歳頃までは与えないつもりです。
11歳ママ
長男がアレルギーだったので、怖くて次男にも幼児食のときは生卵はあげていませんでした。
3歳児ママ
3歳ですが、卵かけご飯が好きなのでよく食べています。卵1つでは多いかなと思うので溶いた卵を半分くらいご飯にかけています。
離乳食期には生卵を控えるママが多いようですが、幼児食でも生卵を与えるのは心配なママは多いようです。幼児食からは徐々に生卵を取り入れられるようですが、子どもの様子を確認しながら少しずつ与えるのがよいかもしれません。
いろいろな食材を使っておいしい幼児食を作ろう
幼児食ではどの食材を、いつから与えてよいか悩むママも多いかもしれません。
刺身や卵を生で食べることが心配なときは、一度加熱してから与えましょう。幼児食からは子どもが食べられそうであれば、少しずつ生ものを取り入れてもよいようです。
コンソメなどは薄味を心がけ、子どもの味覚が薄味に慣れるようにするとよいでしょう。
大人の食事への準備期間である幼児食期にいろいろな食材やメニューを取り入れ、おいしい幼児食を作れるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
3歳前までは、家であげるときは焙ってからあげていました。3歳頃からイクラやサーモンを解禁しました。