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離乳食後期のキウイを使った簡単アレンジレシピをご紹介
キウイはいつから食べられる?
離乳食後期のキウイの取り入れ方について知りたいと思っているママもいるかもしれません。キウイを使ったレシピのレパートリーを知りたいと思っているママもいるでしょう。今回は、キウイのレシピやおいしく食べる工夫、保存方法についてご紹介します。
離乳食のキウイはいつから?
キウイは、一年中手に入りやすく、ビタミンや食物繊維を豊富に含むフルーツです。
しかし、キウイアレルギーが心配で離乳食にいつから取り入れてよいか迷うママもいるでしょう。離乳食のキウイは後期から与えているママが多いようです。
離乳食にキウイを与えるときは、まずは熱を加えたものを与え、キウイを食べた赤ちゃんの唇や舌が赤くなっていないか確認しながら少量ずつ与えましょう。赤ちゃんが美味しく食べているようであれば様子を見ながら少しずつ生のキウイを与えます。
また、食物繊維が豊富に含まれているため食べすぎると便がゆるくなるため気をつけましょう。
離乳食後期の進め方
離乳食後期の時期と、食べる量の目安についてまとめました。
離乳食後期はいつから?
厚生労働省の資料によると、離乳食後期は生後9カ月から11カ月頃とされています。1日3回、歯ぐきでつぶせる固さのものを与え、食欲に応じて離乳食の量を増やしましょう。共食を通じて食の楽しい体験ができるように意識するとよいようです。
また、離乳食後期からは手づかみ食べを積極的にさせるように記載されています。食べ物を触り、固さや食感を体験するすることで、食べ物への関心や、自分の意志で食べようとする行動に繋がります。
離乳食の量の目安
離乳食後期の1回当たり量の目安は、厚生労働省の資料に下記のように記載されています。
穀類:全がゆ90g~軟飯80g
野菜果物:30g~40g
魚:15g
肉:15g
豆腐:45g
卵:全卵1/2個
乳製品:80g
子どもの離乳食で困ったこと
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べさせるのが負担、大変/17.8%
作り方がわからない/5.3%
開始の時期がわからない/3.5%
離乳食の食べさせ方や、作り方がわからないと思っているママもいるようです。
離乳食の後期のキウイのアレンジレシピ
キウイを離乳食後期に与えるとき、どのようにしたらよいのでしょうか。離乳食後期のキウイを使ったレシピの工夫やアレンジをご紹介します。
キウイのコンポート
- キウイを薄くスライスし、耐熱容器に入れる
- 砂糖を乗せ、電子レンジで6~7分加熱する
電子レンジを使ってできる簡単コンポートの完成です。砂糖の量はキウイの甘さによって調整しましょう。リンゴなど他のフルーツを加えても美味しそうですよね。大人も食べるときはレモン汁加えてもよいですね。
キウイのジャム
- キウイを子どもの口の大きさに合わせて角切りにする
- 砂糖をキウイにまぶして20分ほど置く
- 鍋に加え、時々アクを取りながら全体が透明になるまで煮る
砂糖の量はキウイの1/2ほどの量にすると甘いキウイジャムができるようですが、砂糖の量が気になるときは調整しましょう。また、煮る時間が長いほどキウイの形が崩れるため、好みに合わせて調整するとよいでしょう。
キウイグミ
- 水90mlに粉ゼラチン30gを入れる
- キウイはすりおろし、水50mlと砂糖を加え、鍋に入れる
- 火が通ったら1を加える
- 製氷皿などに入れ冷蔵庫で固める
グミの硬さはゼラチンの量で調整しましょう。離乳食後期の赤ちゃんが手づかみで食べるのに丁度よいですよね。
キウイのヨーグルトラッシー
- キウイを適当な大きさにカットする
- カットしたキウイ、ヨーグルト、牛乳、砂糖を加えミキサーで混ぜる
キウイの酸味が苦手な子どもも、ヨーグルトと合わせてラッシーにすれば飲んでくれるかもしれません。栄養素が豊富なキウイのヨーグルトラッシーを飲んでくれるとよいですね。
キウイの保存方法
キウイはどのように保存したらよいのでしょうか。
常温保存
常温保存すると、追熟が進むため、キウイがまだ少し硬いと感じるときは常温保存するとよさそうです。
まだ硬いけれど、早く美味しいキウイを食べたいときは、バナナやリンゴなどエチレンガスを出すフルーツの近くに置くと早く柔らかくなるそうです。
冷蔵保存
冷蔵保存すると、追熟が緩やかになり、常温保存よりも長く保存できるようです。購入時に食べごろを迎えているキウイは、野菜室で冷蔵保存をするとよいでしょう。
冷凍保存
カットしたキウイを冷凍保存してもよいでしょう。細かくカットしておけば、解凍を待たずに使うことができますよね。
離乳食後期にキウイを取り入れよう
キウイを与えるときは、今回ご紹介した、コンポート・ジャム・グミのように、まずは加熱してあるものを与えるとよいでしょう。赤ちゃんにアレルギー反応が出ていないことを確認し、様子を見ながら生のキウイを食べさせるようにしましょう。
赤ちゃんが楽しく食事ができるように、レシピを工夫してキウイを取り入れられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年8月30日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。