こちらの記事も読まれています
離乳食時期別メニューと食べ進め方。そうめんを使ったアレンジレシピなど
そうめんの冷凍保存や解凍の仕方について
普段作っている離乳食に、そうめんを取り入れたいと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。赤ちゃんはいつからそうめんを食べ始めるのか、そうめんレシピやそうめんの冷凍保存についてご紹介します。
離乳食のそうめんはいつから?
赤ちゃんはいつからそうめんを食べ始めてよいのでしょうか。
そうめんは、離乳食初期から食べられるようです。そうめんには塩分が含まれているため、離乳食に取り入れる際は、茹で時間や塩抜き、大きさを工夫しましょう。
赤ちゃんに初めてそうめんを食べさせるときは、すりつぶしたり小さく切って調理し、離乳食用のスプーンで1さじすつ与えて、赤ちゃんの様子を見ながら量を増やしていくとよいようです。
離乳食にそうめんを取り入れるとき
赤ちゃんにそうめんを食べさせるときは、月齢に合わせて茹で時間を調節し、茹でたあとは水洗いして塩抜きをしましょう。
離乳食初期にそうめんを取り入れる場合は、食べやすいようにすりつぶしましょう。中期は舌でつぶせるくらい、後期はバナナくらいを目安にするとよいようです。
そうめんを使った離乳食レシピ
そうめんを取り入れた離乳食レシピをご紹介します。
【離乳食初期】ミルクとそうめんのおかゆ
- 小さく砕いたそうめんを茹でてすりつぶす。
- すりつぶしたそうめん大さじ1と、溶いた粉ミルク60㏄を鍋に入れる。
- 沸騰したら弱火にし、とろとろになるまで煮る。
- 皿に移し、きな粉少々を加えて混ぜる。
そうめんを使っておかゆを作ることができます。離乳食初期にそうめんを食べさせるときは少しずつ与えて、赤ちゃんが好んで食べてくれるか確認しながら進めましょう。
【離乳食中期】そうめんのトマトスープ
- そうめんを1㎝ほどに折って茹で、水で洗う。
- 鍋にそうめん15gと水大さじ4、粉末だしを入れて、しょうゆで味付けする。
- ここにすりつぶしたトマト10gを加えて、ひと煮立ちさせる。
トマト以外にも、離乳食中期に取り入れられるほうれん草や大根、かぼちゃなどをすりつぶして加えてもよさそうです。素材の味を楽しめるように味付けしましょう。
【離乳食後期】そうめん炒め
- そうめんを柔らかくなるまで茹でて水洗いし、短く切る。
- 玉ねぎ、にんじん、ピーマンを細い千切りにする。
- 油少々で玉ねぎ10g、にんじんとピーマン5gを炒め、そこにだし汁大さじ2を加えて炒める。
- ここにそうめん20gを入れて、混ぜてひと煮立ちさせる。
赤ちゃんが食べやすいように水溶き片栗粉でとろみをつけるのもひとつの方法です。離乳食の進みに合わせながら食材の大きさを調節しましょう。
【離乳食完了期】そうめんのおやき
- 食べやすい長さに折ったそうめん25gと水カップを耐熱容器に入れて、電子レンジで5分ほど加熱する。
- 電子レンジで加熱したそうめんを水洗いして、水気をきる。
- ひきわり納豆20g、片栗粉大さじ2、水大さじ1、そうめんをよく混ぜて形成する。
- 油をひいたフライパンで両面を焼く。
離乳食完了期が始まり、手づかみ食べをする場面が増えることもありますよね。赤ちゃんが食べやすいようにおやきの形を整えましょう。
【離乳食完了期】冷やしそうめん
- そうめんを食べやすい長さに折って柔らかくなるまで茹でて、水洗いして水気をきって皿に盛る。
- 薄焼き卵を作り、千切りにする。
- トマトを湯むきして種を取り、食べやすい大きさに切る。
- きゅうりを千切りにして、さっと茹でる。
- トマトときゅうりをそうめんの上にのせて、しょうゆ少々を加えただし汁大さじ3をそうめんにかける。
夏野菜を使った冷やしそうめんは、味だけでなく野菜の彩りも楽しめそうですね。赤ちゃんといっしょに大人もおいしく食べられるでしょう。
離乳食に使うそうめんの保存方法
そうめんの冷凍保存についてご紹介します。
- そうめんをフリーザーバッグに入れて細かく砕き、鍋で茹でる。
- 茹で終わったら水で洗って塩抜きし、水気を切る。
- 製氷皿にそうめんと少しの水を入れて、冷ましてから冷凍する。
- 調理するときは、電子レンジで解凍する。
離乳食初期にそうめんを使う場合は、そうめんをすりつぶしてから冷凍保存するとよいでしょう。
冷凍したそうめんを解凍するときは、使用する量だけ皿に移し、電子レンジで加熱するとよいようです。そうめんの状態を見ながら加熱時間を調節しましょう。
赤ちゃんの様子を見ながら離乳食を進めよう
赤ちゃんはいつからそうめんを食べられるのか、取り入れ方について悩むママもいるかもしれませんが、茹で時間や塩抜きなど調理方法を工夫すると離乳食初期から食べられるようです。
そうめんは冷凍保存できます。柔らかくなるまで茹でて、塩抜きをしてから冷凍保存しましょう。電子レンジで簡単に解凍できます。
赤ちゃんの様子を見ながら、そうめんを使ったおかゆやスープ、おやきなどいろいろな味を楽しめるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年8月1日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。