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【離乳食初期】ブロッコリーの取り入れ方。下ごしらえや冷凍保存方法
離乳食初期の進め方について
離乳食初期にどのようにブロッコリーを取り入れたらよいか悩むママも多いのではないでしょうか。今回は、離乳食初期の進め方や離乳食で困ったこと、ブロッコリーの下ごしらえと保存方法、ブロッコリーのレシピについてご紹介します。
離乳食初期の進め方
離乳食初期のころは初めて離乳食を作るママが多いため、離乳食の量の目安などが分からず悩むこともあるかもしれません。
まずは離乳食の進め方についてご紹介します。
離乳食初期はいつから?
厚生労働省の資料によると、離乳食初期は生後5カ月から6カ月頃とされています。離乳食を飲み込むこと、舌ざわりや味に慣れることが主目的の時期であると言われています。
離乳食の量の目安
離乳食初期は目安の量は決まっておらず、なめらかにすりつぶした状態のおかゆから始めるように記載されています。慣れてきたら、すりつぶした野菜、豆や豆腐、白身魚や卵黄を試すとよいですね。
初期は、赤ちゃんの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。
子どもの離乳食で困ったこと
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
食べる量が少ない/21.8%
食べものの種類が偏っている/21.2%
食べさせるのが負担、大変/17.8%
乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%
食べるのをいやがる/15.9%
乳汁(母乳や人工乳)をよく飲み、離乳食がなかなか進まない/12.6%
作り方がわからない/5.3%
開始の時期がわからない/3.5%
(回答数:1240)
離乳食初期は食材をペースト状にしたものを与えることが基本となるため、離乳食を作るのが負担に感じるママも多いかもしれません。作り方や開始の時期が分からず悩むこともあるでしょう。
ブロッコリーの下ごしらえと冷凍保存方法
ブロッコリーの下ごしらえと冷凍保存の方法についてまとめました。
下ごしらえの方法
- ブロッコリーの房の部分の根元を切る
- 茎を薄く切る
- 鍋に水を入れて先に茎を入れて茹でる
- 1~2分たったら房の部分を茹でる
- 緑色が鮮やかになり、柔らかくなったら冷水に浸して冷ます
- 冷ましたらざるにあげて、水分を切る
鍋に3~4cmのお湯を入れ、強火のまま蓋をして茹でましょう。電子レンジを使用してブロッコリーを柔らかくする場合は、耐熱容器にみじん切りにしたブロッコリーと水を1対1の割合で入れ、ラップをかけて加熱するとよいようです。
冷凍保存
茹でたブロッコリーやペースト状にしたブロッコリーは一度にたくさん作り、保存用密封袋や製氷皿、ラップを使って冷凍保存すると便利でしょう。離乳食を作る手間も減らせるかもしれません。
冷凍していても長期間保存すると鮮度が落ちてしまうので、早めに使い切るとよいですね。
離乳食初期のブロッコリーのレシピ
離乳食初期のころは、ブロッコリーをどのようにして与えるとよいのでしょうか。ブロッコリーを使ったレシピをご紹介します。
ブロッコリーのペースト
- ブロッコリーの下ごしらえを済ませる
- ハンドブレンダーでペースト状にする
ブロッコリーをペースト状にするときはハンドブレンダーのほかにも、みじん切りにしてからすり鉢ですりつぶしたり、裏ごししてもよいようです。繊維が残らないように気をつけましょう。
ブロッコリーとかぼちゃのポタージュ
- ブロッコリーのペーストを作る
- 柔らかく茹でたかぼちゃをハンドブレンダーでペースト状にする
- 鍋にペーストと粉ミルク、水を入れて加熱する
- 全体が混ざるように軽くかき混ぜる
粉ミルクで伸ばしているポタージュなので、赤ちゃんが食べやすいメニューかもしれません。かぼちゃの代わりにじゃがいもで作ることもできます。
鍋を使わずに、耐熱皿に全ての材料を入れて電子レンジで加熱してもよいでしょう。
ブロッコリーの白和え
- ブロッコリーは下ごしらえを済ませて、ペースト状にする
- 豆腐を茹でてすりつぶす
- ブロッコリーと豆腐を合える
絹ごし豆腐を使用すると赤ちゃんが食べやすいようです。白和えには玉ねぎやにんじんなどの野菜、茹でてすりつぶした魚を入れてもよいですね。
ブロッコリーと白身魚のお粥
- 白身魚を茹でてほぐす
- すり鉢で細かくすりつぶす
- ブロッコリーの下ごしらえし、ペースト状にする
- 白身魚とブロッコリーとお粥を混ぜて、鍋でひと煮立ちさせる
魚と野菜、お粥がいっしょに食べられる、栄養バランスのよいメニューです。昆布だしを使って魚を茹でるとさらにおいしくできるでしょう。いつものお粥と風味が変わって赤ちゃんもたくさん食べてくれるかもしれませんね。
離乳食初期は様子をみながら進めていこう
離乳食初期は、下ごしらえを済ませたブロッコリーをハンドブレンダーなどでペースト状にし、ポタージュや白和え、お粥などのメニューが食べられそうです。
下ごしらえを済ませたブロッコリーやペースト状にしたブロッコリーは、保存用密封袋や製氷皿、ラップを使って冷凍保存すると便利でしょう。
赤ちゃんが離乳食に慣れるように、様子を見ながらゆっくり進められるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年7月30日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう