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離乳食に肉じゃがを取り入れたい、肉じゃがのアレンジレシピが知りたいママもいるかもしれません。離乳食初期、中期、後期、完了期それぞれの時期に合わせた肉じゃがのレシピをご紹介します。ママたちから聞いた肉じゃがをおいしく作るための工夫、レンジや炊飯器で調理する方法も併せてお伝えします。
離乳食の肉じゃがはいつから?
肉じゃがはいつから離乳食に取り分けはできるのか?離乳食の肉じゃがレシピを知りたいママもいるのではないでしょうか。いつから肉じゃがを食べさせていたのか、大人の食事からとり分けるときに工夫していたことを聞いてみました。
離乳食初期や中期は材料のみ取り分け
30代ママ
離乳食初期、中期には赤ちゃんが食べられる食材を選んで取り分け、赤ちゃんの成長に合わせた調理をして離乳食を作っていたママもいるようです。
離乳食後期や完了期は味付けや材料の大きさを変える
30代ママ
大人の肉じゃがよりも味を薄くします。材料を煮る前に赤ちゃん用に取り分け、大人用のものとは別に小鍋で調理します。
離乳食後期、完了期には、月齢や赤ちゃんの成長に合わせて取り分けた食材を大人用とは別に味付けし、赤ちゃん用の肉じゃがを作っていたというママの声がありました。
肉じゃがは工夫次第で初期頃から離乳食に取り入れることができそうですね。
肉じゃがの材料
離乳食期の赤ちゃんはいつから肉じゃがに入っている食材を食べられるのでしょうか。
離乳食に肉じゃがの材料を使用するときに注意するポイント、食べられる時期を食材別に分けてご紹介します。
じゃがいも
じゃがいもは、離乳食初期頃から取り入れ始める方がいるようです。炭水化物が多く主食として使っていたというママの声もありました。離乳食初期、中期に肉じゃがを作るときは、ほくほくとして潰しやすい、きたあかりや男爵いも、手づかみ食べをはじめた時期からは、煮崩れしにくいメークインが調理しやすいかもしれません。
にんじん
にんじんは、離乳食初期頃から取り入れ始める方がいるようです。じゃがいもやにんじんなどの根菜類は、細かく切り茹でがちですが、離乳食用に柔らかくするときは、いちょう切りや半月切りにしてから茹でるとよいようです。
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玉ねぎ
玉ねぎは、離乳食初期頃から取り入れ始める方がいるようです。皮の部分に土がついていることがあるので、離乳食に玉ねぎを取り入れるときは、しっかり洗い調理しましょう。皮をむいて1枚目の部分は少し硬いので、2枚目以降が調理しやすいかもしれません。
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いんげん
いんげんは、。離乳食中期頃から取り入れ始める方がいるようです。柔らかく甘みもあり、赤ちゃんが好んで食べてくれたというママの声もありました。離乳食にいんげんを取り入れるときは、筋があれば取り除き、やわらかく煮てあげましょう。離乳後期頃からの手づかみ食べにも適しているようです。
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お肉
お肉は、離乳食中期頃から取り入れ始める方がいるようです。離乳食でお肉を取り入れるときは、脂質が少ない鶏ささみ肉からスタートし、お肉の食感や味に慣れてから、豚肉や牛肉にチャレンジしていくのがよさそうです。ひき肉を使う場合は、湯通しし余分な脂やアクを落してもよいでしょう。
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肉じゃがの材料を別々にみていくと、赤ちゃんの離乳食に向いている食材がたくさんありますね。離乳食が進んでいくと、食べられる食材も増え、味付けや調理方法を変えるだけで献立のバリエーションが豊富になっていきそうです。
大人ごはんからの肉じゃが取り分けレシピ
離乳食初期、中期、後期、完了期それぞれの時期に合わせ、肉じゃがに使う材料を離乳食用に取り分けてアレンジする方法、大人のごはんといっしょに調理できる赤ちゃん用の肉じゃがレシピをご紹介します。
【離乳食初期 5~6カ月】じゃがいものすりつぶし
1じゃがいもの皮を剥き、半月切りにして水にさらし、やわらかく茹でる
2熱いうちにすりつぶし、お湯を少しずつ加えなめらかにのばす
調理したものを別々に与えてもよいですし、10倍粥や温めた牛乳、調乳したミルクと合わせて離乳食にアレンジするのもよいでしょう。
【離乳食中期 7~8カ月】根菜のコロコロ煮
1じゃがいもの皮を剥き、3~4mm角程度に切り水にさらす
2にんじんの皮を剥き、3~4mm角程度に切る
3鍋にだし汁、野菜、塩少々を入れてやわらかく煮る
取り分けた野菜を柔らかく茹で、みじん切りや粗つぶしにし離乳食にアレンジしましょう。じゃがいもはそのままだとパサつき、赤ちゃんが食べにくいこともあるので、とろみをつけたり、汁気があるものと合わせて調理してあげるとよいかもしれません。
【カミカミ期 9~11カ月】鶏そぼろ肉じゃが
1じゃがいもの皮を剥き、5~8mm角程度に切り水にさらす
2にんじんの皮を剥き、5~8mm角程度に切る
3野菜をやわらかく茹でる
4フライパンに少量の油をひき、鶏ひき肉と野菜を炒める
5お湯(もしくはだし汁)、少量の砂糖、しょうゆを加え炒め煮にする
6水溶き片栗粉でとろみをつける
離乳食後期からは大人の肉じゃがとほとんど同じ食材を食べられるようになります。薄味を心がけ、材料をやらかく煮てあげましょう。離乳食後期の肉じゃがのお肉は脂質が少ない鶏ひき肉や赤身肉を細かく刻み加えるのがよいようです。
【離乳食完了期 1歳~1歳6カ月】牛肉じゃが
1野菜は食べやすい大きさに切り、じゃがいもは水に10分ほど浸しておく
2牛肉を食べやすい大きさに切る。脂身が多ければ取り除く
3鍋に少量の油をひき、野菜と牛肉を炒める
4水(もしくはだし汁)、少量の砂糖、しょうゆを加え軽く煮る
5牛肉に火が通ったら一度取り出し、野菜がやわらかくなるまで煮込む
6鍋に牛肉をもどし味をなじませる
完了期の肉じゃがは、材料の大きさや切り方にバリエーションを持たせ、手づかみ食べや上手に噛む練習をできるといいかもしれません。お肉は繊維を断ち切るように細かくしましょう。
手づかみ食べが進んだあとは、スプーンに乗る一口サイズに挑戦しましょう。汁物を添えると、パサつくおかずの口当たりがよくなり、たくさん食べてくれることもあるようです。
離乳食の肉じゃが時短アイディア
離乳食に肉じゃがを作るとき、野菜を茹でる時間や材料に味がしみ込むまでの時間を短くしたい、と思ったことがあるママもいるのではないでしょうか。離乳食の肉じゃが作りにマネしたくなる時短アイディアをママたちが教えてくれました。
炊飯器を使った肉じゃが
30代ママ
離乳食の肉じゃがを作るときは、切った野菜とだし汁を合わせ、炊飯器でやわらかくしてからフライパンで味つけだけします。
火を使わずに材料をやらかく煮込める炊飯器調理法は、野菜を茹でる時間が時短できますし、鍋を見守る時間や手間もなくなりますね。離乳食作りにいろいろと応用できそうです。
材料をレンジでやわらかくする
30代ママ
じゃがいも、にんじん、玉ねぎを細かく刻み、レンジで加熱しておくと、味がしみやすいです。
材料を切り、炒め煮する前に野菜をレンジでやわらかくしてから調理すると、味がしみ込みやすくなり、時短できるというママの声がありました。
毎日の離乳食作りがほんの少し楽になるよう、炊飯器やレンジを調理に取り入れるママたちのアイディアを参考にしてみてはいかがでしょうか。
離乳食に肉じゃがを取り入れよう
肉じゃがなど野菜を使った煮物は、離乳食に応用しやすいメニューです。離乳食期に大人と同じ味付けの肉じゃがをそのまま取り分けるのは、すこし難しいかもしれませんが、材料を切る段階で取り分け、アレンジして別の料理するものひとつの方法ではないでしょうか。
離乳食後期、完了期からは、味つけする前の段階で取り分け、食べやすい大きさやわらかさにし薄味で調理すれば、肉じゃがを献立に加えることもできるでしょう。家族と同じメニューをいっしょに食べることで食事の楽しさを伝えてあげられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年6月20日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
初期から肉じゃがの材料を切ったあとに野菜だけ取り分け、離乳食にアレンジしていました。じゃがいも、にんじん、玉ねぎをペースト状にしたものです。中期頃は少し食感が残るように調理していました。