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離乳食にピラフを作ろう。作り方のポイントやママたちが作ったレシピ
いつから食べられるかやアレンジの方法
離乳食にピラフを作りたいとき、いつからあげられるのかや赤ちゃんが食べやすいレシピを知りたいママもいるかもしれません。今回は、離乳食をピラフ風に作るレシピや作るときのポイント、ドリアやおやきにするなどピラフのアレンジレシピについてママたちの体験談を交えてお伝えします。
離乳食にピラフはいつから?
離乳食のピラフを赤ちゃんに食べさせてあげたいと考えたとき、いつからあげられるのか気になるママもいるのではないでしょうか。ピラフとは、生米をバターで炒めてから、具材といっしょにスープで炊き込んで調理した炊き込みご飯の一種のようです。
厚生労働省の資料によると、離乳食の進行に応じて食品の持つ味を生かし薄味に調理しながら、油も少量から使用して行くとよいとされているようです。離乳食後期になり軟飯が食べられるようになってきたら、少しずつピラフを取り入れて行くとよいかもしれません。実際にママたちは、離乳食のピラフをどのように作っているのでしょうか。
離乳食ピラフを作るときのポイント
ママたちに、離乳食としてピラフを作るときのポイントを聞いてみました。
具材のアレンジをする
「ピラフは鶏肉を入れたり海老を入れたりと具材のアレンジが利くので、さまざまな食材が味わえるようピラフに入れる材料をそのときによって変えています」(1歳児のママ)
子どもがさまざまな食材を味わえるよう、ピラフに入れる具材をアレンジしているママがいるようです。ピラフに入れる具材は、玉ねぎや鶏や豚のひき肉など、だしが出やすい食材を入れているというママの声もありました。月齢にあった食材でアレンジができれば、献立の幅も広がるかもしれません。
大人の分から取りわける
「味つけをする前に取りわけた離乳食用のピラフは小鍋に移し、野菜スープといっしょに水気がなくなるまで煮て、娘が食べやすい軟飯の固さに調節しています」(11カ月の赤ちゃんのママ)
野菜や肉などの食材に火が通ったとき、味をつける前に離乳食の分を取りわけているママもいるようです。離乳食完了期にピラフを作ったママからは、盛りつけて食べるときに大人は塩こしょうなどを好みでかけるようにしたという声も聞かれました。
冷凍保存を活用する
「冷凍保存している煮野菜をレンジで加熱し、軟飯とあわせてピラフ風の離乳食を作りました。手早く作れるので、大人の食事と同時進行で調理がしやすかったです」(10カ月の赤ちゃんのママ)
冷凍保存してある食材を利用して、効率よく調理しているママもいるようです。野菜をはじめさまざまな食材に火を通し小分けにして冷凍保存しておくことでアレンジが利くだけでなく、手軽にいろいろな食材を摂りやすくなるかもしれません。
離乳食ピラフ風のレシピ
ママたちに聞いた、ピラフ風の離乳食レシピを時期別にご紹介します。
後期
「鶏ひき肉ととうもろこし、パプリカを野菜スープで煮たものと軟飯を混ぜあわせたピラフ風の離乳食を作りました。具材を煮るときにとうもろこしの芯もいっしょに煮てみたところ、自然な甘みが増しておいしくできました」(11カ月の赤ちゃんのママ)
「皮をむいてすり下ろしたにんじんとノンオイルのツナを、ベビー用コンソメを入れたスープでご飯といっしょに水分を吸わせながら煮ると、にんじんピラフ風の完成です」(10カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食後期のピラフ風レシピとして、ママたちから軟飯にあらかじめ煮ておいた具材を混ぜあわせる作り方や、具材とご飯をスープで柔らかくなるまで煮込んで作る方法が聞かれました。他にも、具材とご飯を煮込むときに、野菜スープの代わりに牛乳や豆乳を使ったママもいるようです。
完了期
「フライパンに少量のバターを熱し、茹で野菜と軟飯、塩抜きしたしらすをあわせ軽く炒めます。醤油で味つけをして風味づけにカレー粉を混ぜあわせるとカレーピラフ風の完成です」(1歳児のママ)
完了期になり、少量のバターで具材と軟飯を炒めてピラフ風の離乳食を作っているママもいるようです。ピラフ風離乳食を炒めて作っているママからは、少量のバターで調理しても食材がフライパンにくっつきにくいよう、テフロン加工のフライパンを使うようにしているという声も聞かれました。
ピラフのアレンジレシピ
ピラフが余ったときや、子どもが食べやすいピラフのアレンジを知りたいママもいるかもしれません。ママたちに聞いた、ピラフのアレンジレシピをご紹介します。
ドリア
「ピラフに塩分控えめのホワイトソースと少量のチーズをかけて、オーブントースターで焼いたドリアを作りました。ホワイトソースとチーズをかけたことで口あたりが滑らかになったのか、娘も完食してくれました」(1歳児のママ)
ピラフにホワイトソースや溶けるタイプのチーズをかけて、ドリアを作っているママがいるようです。溶けるタイプのチーズの代わりに粉チーズをかけても、同様に作ることができたというママの声も聞かれました。
おやき
「ピラフに片栗粉を混ぜて、フライパンに手づかみしやすい大きさになるようスプーンで落として両面こんがりと焼くとおやきの完成です。片栗粉を入れすぎると冷めたときに固くなりやすかったので、入れる量に気をつけました」(1歳児のママ)
ピラフをアレンジしておやきを作っているママもいるようです。ピラフが余ったときにおやきを作って冷凍保存しておくことで、外出時の食事や忙しいときにも短時間の用意がしやすいかもしれません。他にも、ピラフのアレンジとして卵とあわせてライスオムレツにしたというママの声も聞かれました。
離乳食にピラフを作ろう
離乳食にピラフを作るとき、ママたちは具材をアレンジしたり冷凍保存した食材を使って効率よく作ったりとさまざまな工夫をしているようです。いつから離乳食としてピラフをあげればよいのかは、離乳食後期になり軟飯が食べられるようになってきたら少しずつ取り入れて行くとよいかもしれません。
ドリアやおやきを作るなどアレンジレシピも参考にしながら、子どもの喜ぶピラフ風離乳食を作ることができるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。