離乳食3週目の進め方。献立のスケジュールやレシピ、量の目安

離乳食3週目の進め方。献立のスケジュールやレシピ、量の目安

お粥や野菜、豆腐などのメニュー

2018.12.10

離乳食3週目に入ったとき、進め方や献立、食べる量の目安について知りたいと考える保護者もいるかもしれません。今回は、離乳食初期といえる3週目の進め方や1週間分の献立、おかゆや豆腐、野菜を使用した離乳食レシピ、食べない場合の対策など進め方のポイントなどを体験談をもとにご紹介します。

離乳食の3週目の進め方

離乳食初期でも始めて3週目になると、離乳食に慣れてきたり、食べる量などに変化がみられたりすることもあるかもしれません。一方で、この先はどのように進めていけばよいのか気になっている保護者は多いようです。

実際に離乳食初期の進め方で気になった体験談を聞いてみました。

「最初はお粥を裏ごししてペースト状にしたものを小さじ1ずつあげていました。少しずつ慣れてきたので、食材など次に何を足したらよいのか気になりました」(20代ママ)

「離乳食レシピを参考に、すりつぶしたお粥を小さじ1からあげ始めました。パクパクたくさん食べてくれるので、どれぐらいの量まであげてよいのか迷いました」(30代ママ)

「新しい食材や食品はどのように足していこうかと悩みました。ネットで離乳食レシピを見ながら気に入らなくて食べない場合はどうしようかなと考えたりしました」(30代ママ)

厚生労働省の資料によると、離乳食初期の開始時期はお粥などペースト状の食材を1日に1回1さじずつあげていき、子どもの様子を見ながら1さじずつ量を増やしていくとよいようです。

慣れてきたら大人のメニューでも使うじゃがいもやにんじんなどの野菜・果物を増やしていき、さらに豆腐や白身魚などの食材を使った離乳食レシピを追加していくとよいとされています。

離乳食初期の3週目は、赤ちゃんの食べ方をよく観察しながらレシピや食品・食材の種類を増やしていけるとよいかもしれません。

出典:「Ⅱ離乳編」 / 厚生労働省

離乳食3週目の献立とスケジュール

ほうれん草のペースト
iStock.com/kool99

離乳食3週目はどのようなスケジュールで離乳食を進めればよいのでしょうか。また、スケジュールにあわせた献立や離乳食レシピはどう考えればよいのでしょうか。ママたちに3週目のスケジュールと献立について聞いてみました。

「食べる量も小さじ1から少しずつ増え、お粥や野菜にも慣れてきたようです。3週目の進め方を離乳食レシピの本などで確認したら、たんぱく質を始めてもよいとされていたので、豆腐をペースト状にして電子レンジで少しあたためてあげてみました」(30代ママ)

「1食で食べられる量がとても少ないので、1週間でいろいろな野菜を摂れるるようにしたいと思いました。毎日飽きないように、じゃがいもやにんじんなど野菜を変えたり白身魚などの食材と組みあわせたりして取り入れていきました」(30代ママ)


離乳食3週目の献立には、豆腐や白身魚、しらす干しなどの食材にとろみをつけてあげるようにしたママもいるようです。また、じゃがいもなど野菜の種類を少しずつ増やし、果物やにんじんのすりおろしなどを取り入れたというママの声もありました。


食べたレシピや食品・食材を覚えておきたい場合は、離乳食のメニューや献立を日記にまとめると、離乳食だけでなく大人の食事も栄養バランスがとれるようになるかもしれません

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ほうれん草ペーストとお粥
にんじんと豆腐のトロトロ
りんごのピューレ

離乳食の進め方のポイント

3週目の離乳食の進め方のポイントについて、ママたちに聞いてみました。

離乳食の進め方のポイント

新しい食材は1さじずつ始める

「新しい食材を始めるときは小さじ1さじずつあげるようにしました。最初の頃は食べやすさとたんぱく質を気にして粉ミルクなどを混ぜてあげていました」(30代ママ)


「離乳食初期なので、初めての野菜を取り入れるときは1日1種類を1さじあげるようにしました。食事の後はしばらく赤ちゃんの様子を見るようにしていました」(40代ママ)

新しい食材を始めるときは、1さじずつあげるようにし、食べるときや食べた後の子どもの様子をよく見るようにしたという声がありました。

赤ちゃんが食べにくそうにしている食材は、慣れた食品や食材を足してみたり、とろみをつける、ペースト状にするなどの工夫で食べやすくなるかもしれません。

1週間を目安にバランスを考える

「赤ちゃんが1回の食事で食べられる量は少ないので、1日ではなく週単位でバランスを見た離乳食レシピを意識しました。1週間で食事のバランスがとれる献立を考えました」(30代ママ)

「同じ豆腐やにんじんでも、前日は食べてくれたのに次の日は嫌がって食べない日もありました。そういうときでもあまり焦らず、1週間のトータルでどれぐらい食べられたのかを考えるようにしました」(30代ママ)

離乳食初期の赤ちゃんは、1回に食べられる量が少ないこともあるので、1週間などまとまった期間で量や献立のバランスを考えるようにしたという意見がありました。大人の献立を1週間分考えるときに、赤ちゃんの献立も決めるようにしたという声もありました。

赤ちゃんの様子を見て進める

「離乳食を嫌がって食べない日は無理をせず休むようにしました。1日お休みするとすんなり食べてくれることもありました」(20代ママ)

赤ちゃんの機嫌やその日の体調を見て、進め方を変えていたママもいるようです。赤ちゃんが嫌がるときは無理をせずに一旦休むなど、赤ちゃんのペースや発達にあわせた進め方ができるとよいかもしれませんね。

離乳食3週目は赤ちゃんのペースにあわせよう

離乳食を食べる赤ちゃん
© polkadot - Fotolia

離乳食初期である3週目の進め方やレシピとして、お粥だけでなく、じゃがいもやにんじんなどの野菜や豆腐、白身魚など使う食品・食材を少しずつ増やしていくという声がありました。

離乳食を食べる量も赤ちゃんの様子や発達を見ながら増やすようにしたり、食べないときはレシピを工夫したり無理をさせないようにするなど、子どものペースにあわせた献立のスケジュールを考えられるとよいですね。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※本記事は2018年11月作成、2024年6月7日に内容を更新しています。

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