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節分の日に食べたい魚料理。イワシを使ったメニューや時短レシピ
節分の由来やヒイラギイワシの飾りの意味
節分にヒイラギや魚の頭を使って飾りつけた後、子どももおいしく食べることができる魚料理を作りたいと考えているママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、節分の由来や飾りつけ、節分のときに食べたい魚料理のレシピなどを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
節分の由来と飾りつけ
節分には豆まきをして鬼退治をしたり、恵方を向いて巻きずしを食べたりする家庭もあるようです。節分にはどのような由来があるのでしょう。また、魚やヒイラギなどを使う節分ならではの飾りつけにはどのような意味があるのでしょう。
由来
節分は各季節の始まりの日である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことで、季節をわけるという意味があるようです。特に立春の前の節分は、新年を迎えるために鬼を追い払う邪気払いとして、平安時代に宮中行事が行われるようになったとされています。宮中行事が豆まきという形で定着し、次第に庶民にも広まっていったようです。
魚やヒイラギの飾り
節分にはヒイラギの枝に魚のイワシの頭を刺して玄関の飾りにする地域や家庭もあるようです。この飾りはヒイラギイワシ(柊鰯)などと呼ばれ、玄関や門口に飾ることで鬼が家のなかに入れなくなると言われています。ヒイラギのとげが鬼の目を刺し、イワシを焼いた臭いと煙が鬼を追い払うためとされているようです。
節分のときに食べたい魚料理
節分の日にはイワシを使った魚料理を食べる家庭もあるようです。節分のときに作ったイワシの料理について、ママたちに聞いてみました。
イワシの蒲焼風
「節分の日の魚料理にイワシの蒲焼風を作りました。節分には鬼の嫌いなイワシを食べるとよいと聞いたので、子どもにも食べられるように頭を取って蒲焼風にしてみたところ、味つけが気に入ったようで、おいしそうに食べてくれました」(40代ママ)
魚の蒲焼は甘辛く味をつけるために、子どもにも食べやすい魚料理かもしれません。イワシの代わりにサンマを使ってもおいしい蒲焼風の料理を作ることができそうです。
イワシのつみれ汁
「節分には子どもにもイワシを食べてもらいたいと思い、つみれ汁にしてみました。頭や背骨などをとったイワシを、小骨が気にならないようによくすり潰し、子どもが食べやすいように一口サイズのつみれにしました」(30代ママ)
イワシの骨が気になるときは、子どもにも食べやすいようにすり潰して使うつみれもよいかもしれません。少量のイワシと長いもを混ぜて作れば、離乳食後期の子どもも食べることができそうです。臭いを取るために生姜を少し入れるなどの工夫をしたというママの声もありました。
イワシのロールフライ
「普段あまり食べない魚もフライにするとよく食べてくれるので、節分のときはイワシのロールフライを作りました。サクサクの衣が気に入ったのか、子どもが喜んで全部食べてくれました」(30代ママ)
頭を取って三枚におろしたイワシをロール状に巻くと、子どもが喜ぶ一口サイズの揚げ物になるかもしれません。イワシの他にサーモンのスライスなどを使ってもおいしくできそうです。
時短でできる節分の魚レシピ
節分にはイワシを使った魚料理を作りたいけれども、忙しくて時間がとれないと考えるママもママもいるかもしれません。時短で作れるイワシなどを使った魚料理レシピをご紹介します。
イワシ缶の豆腐ハンバーグ
「うちでは魚の缶詰を使って時短レシピを作ることがあります。節分には水分を絞った豆腐にイワシの缶詰を混ぜて、子どもの好きな豆腐ハンバーグを作りました。子どもが『いつもと違う味でおいしい』と言って食べてくれました」(40代ママ)
肉の代わりに魚の缶詰を使って豆腐ハンバーグを作ったママがいました。イワシなどの缶詰はやわらかくできているので、子どもにも食べやすいハンバーグが簡単に作れるかもしれません。サバなどの缶詰を使ってもおいしい豆腐ハンバーグになりそうです。
イワシの干物とチーズのはさみ焼き
「節分には子どもが好きなチーズを使って、イワシとチーズのはさみ焼きを作りました。イワシの干物を利用したところ、短時間で簡単に焼くことができ、子どももおいしそうに食べてくれました」(30代ママ)
魚の干物を使って作る料理は、下ごしらえもあまり必要ないために、時短でできる簡単なレシピのようです。子どもが食べるときに塩分が気になるので、チーズは塩分の少ないものを選んで作ったというママの声もありました。
小イワシの唐揚げ
「うちの子は小魚が好きなので、節分には小イワシを使って唐揚げを作りました。唐揚げ粉を少しまぶして揚げただけの時短レシピですが、子どもが気に入ってくれたので、節分がすぎてからもおやつにときどき作っています」(30代ママ)
小イワシの唐揚げは子どもがおやつ感覚で食べることができるレシピのようです。小イワシを使うことで魚の骨まで食べられてよいかもしれません。他に、唐揚げ粉などを使わずに素揚げをしただけでもおいしいおやつになったという声もありました。
節分の魚料理でママたちが工夫したこと
節分の日の魚料理を作るときに、どのような工夫をすると子どもに食べやすくなるのでしょう。ママたちに工夫したことを聞いてみました。
子どもの好きな味つけにする
「うちの子は甘い味の料理が好きなので、魚を料理するときは甘露煮にすることがよくあります。甘露煮にすることで骨まで食べられるようになりますし、味つけもしっかりしているのでご飯も進むようです」(40代ママ)
魚料理を作るときに子どもの好きな味つけにしようと意識しているママもいるようです。甘い味つけの甘辛煮やチーズを使った味つけも子どもには喜ばれるかもしれません。
見た目も工夫する
「節分の魚料理をテーブルに並べるときにヒイラギの飾りをお皿に乗せ、見た目もおいしそうに見えるように工夫しています。盛りつけを工夫するだけで、普段食べてくれない魚をたくさん食べてくれるようになることもあります」(30代ママ)
節分の魚料理を子どもが楽しく食べることができるように、見た目も工夫するとよいかもしれません。魚が好きじゃない子どものために、ハンバーグやつみれなど、形が見えないような料理を作るようにしたというママの声もありました。
節分に子どもが喜ぶ魚料理を作ろう
節分の日にはヒイラギの枝に魚の頭を飾り、子どもにも食べやすい魚料理を作って食べるというママがいました。イワシなどの臭いのある魚を使う場合は、味付けや見た目など子どもが食べやすいように工夫して作れるとよさそうです。節分には魚料理を食べて、家族団らんの時間をすごせるとよいですね。